2017年06月28日

外反母趾になる理由2

前回の続きです。
革靴、ヒール靴を履かないのに何で外反母趾になるか、という考察です。
実は僕も左足のみ外反母趾なんです。はっきりしているのは、この状態は2007年ころから起きたということです。それまでは外反母趾でなかった。シューフィッターですから靴にはもちろん人一倍気をつけていますし男性ですからヒール靴も履きません(笑)ではなぜなったのか。

このような説があります。前回お知らせした江戸時代の人で外反母趾がいた!という話の中でどうやらその方は武士だったらしいのです。なぜ武士が外反母趾?
武士は太平の世といえども訓練はします。その中で居合抜きの訓練というのがあるそうです。それは片膝をついた状態から膝を伸ばし起き上がる、という動きを繰り返すとの事。アッと思いました。
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ほほえましい写真ですがこの男性の状態がまさに片膝をついている状態です。この後立ち上がるという行動が足の親指に悪影響をもたらすとの考察があるんです。

実は僕は2002年から婦人靴売り場の専門職になり毎日20人以上の接客をすることになりました。売り場では接客時に片膝をつく、という決まりがあるのでこの動きをずっと毎日続けてきたのです。
さらに体にゆがみがあるのでいつも左足をついてきたのです、その方が楽なので。
まさにこれは写真の状態、そして居合抜きの状態ではないでしょうか。

外反母趾になる素質があり(前回話しました)生活習慣でこのような動きを繰り返すと外反母趾になりやすい、という説は僕がそれによって外反母趾になったので信憑性があります。
ヒール靴だけが悪者ではない、今回見たミャンマーバガンの朝市の女性もビーチサンダルでそのような動きを繰り返してきたのかもしれませんね。これについて決定的な研究・資料があればぜひ教えてください。
今回の話はあくまで一つの説にすぎないのですが僕の中では有力な説です。

   上級シューフィッター   林 美樹
posted by ミッキー at 00:00| Comment(0) | 靴と足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月24日

修理における接着とは。

ブログを見ていただきありがとうございます。

先日、株式会社昴さん主催のセミナーに参加してきましたので
今回は...靴修理にはかかせない接着やボンドについて書かせていただきます。
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靴修理をしていなくても、基本となることなのでとても重要です。
資料を一部ご紹介していく流れになりますが、ご興味のある方は是非最後まで読んでください(笑)

靴の修理における接着とは
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接着とは2つの素材同士が接着しているのではなく、それぞれの素材に塗布した接着剤同士が結合することを接着といいます。あたりまえのようですが、このイメージをもつことで接着後の剥離時や接着不能な場合の原因追及に役立ってきます。

上記のイメージができたところで、3つの例から接着不良時の症状と解決策の検討方法をさぐっていきましょう。
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例1 素材Aに接着剤の残りがなく素材Bに接着剤が残っている。
読み進める前に何が原因か考えてみましょう!!

この場合は、素材Aへのボンドの接着が足りずに素材Bの接着剤にAのボンドがとられてしまっている状態です。
原因 素材Aの表面の汚れ・接着剤及びプライマーの選択ミス
素材Aへの接着力不足が疑われるので、素材Bの処理は変更せずに素材Aへの処理の変更を検討します。

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例2 素材Aに接着剤の残りがなく素材Bに接着剤と素材Aの表層が取られてしまっている。
原因 素材Aの材料強度不足
素材Aの表面がバフィング処理すみの場合は、表面の劣化が考えられます。バフィング処理を再度行ってから再接着を行います。布などの場合で強度不足の場合は、接着剤を染み込ませ素材の強度の向上を試みます。

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例3 素材Aにも素材Bにも接着剤が残っている。

原因 接着剤の乾燥不足・圧着不足
接着剤の乾燥が不十分な状態で、接着剤本来の接着力を発揮できていない状態です。
乾燥時間をさらにとることで接着力が増強していくことが期待できます。
熱活性や圧着が不十分な状態でも同じ症状が発生します。
接着不良と勘違いされることのある代表的な例です。

以上3例をご紹介いたしました。
簡単なことのようですが、この判断ができなければ靴修理の接着はうまくいかないことが多々あります。
なぜうまく接着できないんだろう??どこに原因があるんだろう??あきらめてしまうまえにしっかり考察していきましょう^^

まだまだ資料からご紹介したいことは沢山ありますが今回はこれぐらいで。
[No.34] シューフィッター 小縣 俊介


posted by シュンスケ at 14:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月20日

世界の靴『スペイン、ポルトガル編』

梅雨の時期ですがわりとお天気がいい日が多く、レインシューズの出番が待ち遠しいこの頃です。農作物のことを考えると雨が降ってほしいなと思います。

前回は『スペイン編』としてスペインのブランドの靴のお話を投稿しました。春にスペイン、ポルトガルに旅行に行かれた知り合いの方に、靴の写真をたくさんいただきました。特にスニーカーが多かったようで、素材や、デザインが面白い靴がありましたのでご紹介ます。

コルクのような素材と光沢素材のコンビネーション、ナチュラルなスニーカー
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太めのリボンがとてもかわいいスニーカー
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左右色違いのスニーカー バックとのコーディネイトもきれいです
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足首を見せて、柄のスリッポンタイプのスニーカーでとても軽快
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子ども靴はこんな感じでディスプレー
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たくさんの靴の写真を見ていると、スペイン、ポルトガルへ旅した気分になりました。

次回も世界の靴をテーマに投稿したいと思います。

上級シューフィッター&フースフレーガー 藤井 恵
posted by ベーター at 06:10| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする