2018年01月09日

高齢者の足と靴 歩幅

厳しい、寒さが続いていますが、いかがお過ごしですか。
今年もよろしくお願い致します。

寒いので、家で過ごすことが多くなりがちですね。
でも、雨が降っていない時は、外に出てみてください。
私は、毎年、1月3日にウォーキングに出かけています。(6キロ程度)
気持ち良い、一年のスタートになりますので、是非、お試しください。
お友達、ご家族と一緒に歩くのが良いですね。

色々なことに「格差」という言葉がでてきます。
歩行についても「格差」が出てきているように思います。
「しっかり歩く方」「全く、歩かない方」
その積み重ねは、身体の変化として現れます。

歩幅1.JPG

外出時に横断歩道を渡る際、白い部分をまたいでみてください。
幅45cmあります。
ご自身の歩幅の確認です。
ご自身の足の長さと白い部分の45cmで、50cm以上の歩幅の確保はできますね。
認知症の兆候のある方は、50cmより歩幅が狭いようです。

もし、歩幅が狭い場合。
必ず、靴の確認をしてください。
・サイズが合ってるか
・ピッタリとフィットしているか
・靴底がすり減っていないか

冬場は、厚い靴下を履き、紐やマジック、ファスナーも緩くしている方が増えます。
その、履きにくい状態の靴を履くことで、歩幅は広がらず、すり足になってしまう場合が多いのです。

寒いので、厚い靴下が必需品になりますが、血行を悪くする原因にもなります。
ぜひ、身体の中から温かくなる方法を見つけましょう。
靴下が厚くなれば、靴のサイズの確認もし、冬用の靴も用意してください。
とても寒い日が、やってくるようです。
足から、温かくなるように、工夫して過ごしましょう。

シューフィッター 池川成子
posted by k-burogu at 23:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月05日

子どもの猿まね・・・靴ひも結び

縮小済み.jpg 顔をマークする.jpg

子どもはよく猿まねをすると語り、「猿まね」は知能の高さを現しているとも言われている。 動物園などで猿の集団をみることがあるが、猿が人のまねをすることはなかなかないようである。 反対に人のほうが猿のまねをすることを「猿まね」といっているようである。

上記の写真は公園に建つ銅像です〔大阪 靭(うつぼ)公園〕 靴ひもを親が結んでいるところですが、折よく子どもが通りかかり撮ったもの。 鋭い観察眼でこどもは成長していく。 すぐに真似てしまうのが子どものすばらしいところです。  
DSC04786.jpg 縮小済み.jpg

上の写真はお姉ちゃんでしょうか、さらに注意深く見ている。 
この頃小学校に入ってもひも結びの苦手な子供が多くなっているようです。 履いている靴もひもの付いていないものが多くなり手先の器用さなど話題にもなっていないようだ。
 

ひも付きの靴が少ない要因は、着脱に時間がかかるからということのようですが、ひもなしでもあまり変わらないという話がある。 靴を脱ぐとき、次に履くことを考え、ひもを十分にゆるめておくことで早く履ける。 ていねいに靴を脱ぎ、履くことを想像して靴ひもを緩めておくということを親は教えるべきです。 玄関では抜いだ履きものはトウ(つま先側)を前にして左右を揃えておくことが昔から習慣になっている。 子どもには後あとまでの段取りができるように習慣づけたいものです。

親は自らひも靴を履き、最初は写真のように、子どもの靴ひもを結んであげることが大事なことです。 そうすると結ぶ手つきを見て覚え「猿まね」をしていくのです。 賢い子どもに育てたいものです。
できれば写真のような銅像が各地に置かれることを希望したい。    
シューフィッター【大木 金次】
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2018年01月01日

悪魔のトリセツ No.87 始まりの場所のはなし

みなさま、明けましておめでとうございます。

旧年中は、このブログをお読みいただいたり、ご感想を頂戴したりと、ありがとうございました。とても励みになりました。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、今回は、一年の始りの日にちなんで、「始まりの場所」、の話です。
「始まりの場所」とは、シューフィッティングに関して、「かかと」のことです。 足と脚をつなぐところであり、靴と足をつなぐところ、それが、「かかと」です。
パンプスも、スニーカーも、西洋スタイルの履き物のフィッティングは、「かかとはじまり」です。

フィッティングでは、まず踵の位置をセットしてから、爪先の余裕分(捨て寸)を見ます。
カウンターのないミュールでさえ、見えないけれどその場所に本来あるはずのカウンターをイメージして、足を置きます。

靴にはもう一ヶ所、大切なフィッティングの目安の場所があります。
ボールと呼ばれる、足の甲と足ゆびのつなぎ目部分、背伸びして立つときの、足ゆびの一番後ろ付近の、接地している場所、です。
ほとんどのタイプの靴も、ここが曲がるように作られています。

踵、ボール、爪先の余裕分、その靴の部分と足の部分とが合うと、靴は身体の一部のように、身体の言うことを聞くようになります。

中でも特に、靴のかかとは、靴の底と身体の「かかと」をつなぐところです。
ここがずれてしまうと靴が遅れて着いてきたり、足が靴のなかでブレてしまい、それを補おうとして身体の他の部分が力んでしまい、疲れやすさの一因となります。

さあ、新年です。心機一転、紐靴でお出掛けの時には、「かかと、とんとん」して、紐をしっかり締めて、かかと着地で歩きましょう。
歩くときの着地でも、かかとは「始まりの場所」なのです。

上級シューフィッター 永田聖子
posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする