2017年09月10日

高齢者の足と靴 運動機能解剖学と接客

急に朝夕涼しくなりましたが、夏の疲れが出る頃です。

8月末、シューフッィッター補修講座を受講しました。
講師は、新潟医療福祉大学の阿部薫先生です。
靴を販売する際に必要なことは、たくさんあり、勉強は限りなく続く感じです。
難しい内容ですが、分かりやすく、楽しく学べる人気の講座で、お部屋は満席でした。

解剖学と聴くと、本当に難しい気がします。
足の骨の名前など、一生懸命に覚えたのですが、足だけではなく身体の各部位の名前も覚えることが必要だと思いました。
足は、身体の土台になっていますので、足の状況は身体へ大きく影響します。

昔は、裸足になる事もたまにあり、土の上に立つこともありました。
また、随分前は、草履・下駄なので足裏にあたる部分は平らな木や布の上でした。
現在人の地面は靴の中です。
足裏の中敷のカーブやパットの使用は、歩き心地に大きく作用します。
高齢の方は、なお影響が大きいと思います。
また、スポーツをされる方も大きく影響しますね。
中敷で調整する時の事も、具体的に教えて頂きました。
本当に、難しい内容です。
講座は、楽しい!
販売の際も、お客様に「難しい」という印象を与えるのではなく、「楽しさ」の提供をしたいと思いました。
苦痛を伴いながら、歩く辛さから、快適な歩行のできる「楽しさ」をお伝えしたいと思いました。

身体が繋がっていつことは、頭ではわかっていますが、実際に触ったり、見たりする事で、より鮮明に感じられます。
学んだ事が、接客時に役立つように、復習が必要です。
「頑張ろう!」
と思える補修講座でした。
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シューフィッター 池川成子



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2017年09月05日

靴選びはシューフィッターと共に

9月に入り靴専門店やデパートの靴売り場は秋物の展開に入っています。 靴はいつも季節の変わり目に購入するという人は「今年はどんな靴にしようかな?」と考えている人も多いことでしょう。

そこでシューフィッターと相談をしながら靴探しをして頂きたいという提案です。
入店後、最初にシューフィッターをおりますか?と声をかけてみましょう。 話をしてしまうと「買わなければわるいな」という心配が多くの方にあるようですが、もっと気楽に指名してみましょう。 もちろん相談や足の計測は無料です。 大きな声では言えませんが「聞くだけでもいいですか?」小声でささやいてみましょう。 おそらくOKのサインが出るでしょう。

それでは、なぜ自分の靴選びにシューフィッターのアドバイスが大事なのでしょうか?
靴に同じフィット感の履き心地はないといわれますが、それはデザインや靴型、素材、製法などが巧みに絡み合っているのが靴だからです。 
中には新商品として今までにない構造や仕組みを考案したものが出ますが、シューフィッターでもアドバイスに苦労することがあります。 そのため新商品は店頭ですべて履いてみて履き心地を確認しています。 顧客の要望に応えるための試し履きなのです。 靴の感触はすべて違い、シューフィッターはその違いを熟知してアドバイスをしているのです。 靴は見ただけでは解りにくい商品と言えます。

靴のサイズは足のサイズを記しているものが多いのですが、すべてが目安サイズになっております。   
それでも足を計測するのは、足囲も足幅も踵回りのフィッティングも重要になるからです。 またサイズだけではなく足の特徴を知る上で足の観察は避けては通れません。 足の計測は短時間ですがとても大事なことです。

シューフィッターはお客様目線にたっています。 それは次の内容から察することができます。
『シューフィッターとは、お客様の健康管理の一翼を担うとの自覚に立って、足に関する基礎知識と靴合わせの技能を習得し、足の疾病予防の観点から正しく合った靴を販売するシューフィッティングの専門家のことです』と記しています。(足と靴と健康協議会〔FHA〕 http://fha.gr.jp/ から )

上記にあるようにお客様の健康管理を担うという自覚をシューフィッターは持ち合わせています。 自分の足は意外にも自分では解りにくいものです。 アドバイスを得ながらゆっくり靴選びをして頂きたいと願っています。
[シューフィッターに関連する内容は今年の1月5日にも投稿しています・・http://shoefitter.seesaa.net/article/444651960.html]
シューフィッター〘大木金次〙
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2017年09月01日

悪魔のトリセツ No.79 その靴がはける日がやって来るまで

残暑は続きますが、お店の雰囲気はすっかり秋。
靴も、新鮮です。
履いてみたい靴と出会うかもしれません。

その前に、身体はその靴を履く状態に仕上がってますか?
「ヒールなんて、無理だわ」
なんて言う前に、ヒールが履ける身体に仕上げておきましょう。

ハイヒールは、慣れるとそれはそれは頼もしい、歩きやすいフットギアですが、体幹がしっかり鍛えられて、身体が思うように動かせてこそ、です。

体幹を鍛えるのは簡単です。
@気合いを入れて生活するときと、身体を休めるときのメリハリをつけること。
Aいつも良い姿勢を保つこと。
B食べ物のバランスとタイミングに気を配ること。

どれも、特別なことではありません。
思い出したときで良いので、姿勢を正しましょう。続けるうちに、少しずつ体幹が鍛えられ、良い姿勢を保つことが苦にならなくなっていくことを実感できるようになります。

疲れが抜けないまま生活していると、ついつい休みながら動こうとします。それでは体幹が使えません。
動くときは気合いを入れて!
休むときは、のびのび、脱力しましょう。限られた時間で、身体の疲れを取るコツをつかんでください。

身体を造る、動かす、保全をするなど、食べ物には生きていく上で重要な要素があります。私たちの身体は絶妙です。一食辺りの取り合わせのバランスが取れなくても、一日辺り、一週間辺りでも、ちゃんとつじつまを合わせてくれます。
そのペースは個人差の大きいものなので、身体の声をよく聴いてあげてください。
美味しい物は心の栄養ですが、甘いもの、刺激物、お酒、時には煙草。どれも、いつも取り続けると、その値打ちがなくなります。

そして、ハイヒールを、一日当たり短い時間、何度も履くこと。
身体に覚えてもらうことは、ハイヒールを履きこなすコツです。

ハイヒールを履けるようになるのは、その場限りの、特別なことではなく、生き方そのものです。けれど、大したことではありません。日常を少しだけ、ゆっくり慌てず、変えてみてください。

上級シューフィッター 永田聖子
posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする