2020年12月10日

高齢者の足と靴

今年最後の投稿になります。
転倒される方が多く、お話をよく聴きます。
転倒予防の運動・体操することもお勧めです。
筋力を付け、軽やかに動ける練習は大切です。
靴も大きなチェックポイントです。
咄嗟の時、合わない靴で大きな怪我になることがあります。
注意してくださいね。

ノルディック・ウォーク講座では、足と靴のお話しを続けています。
その時も転倒された方がやはり数名おられます。
家族が転けた場合もあり、場所も怪我の状態も様々です。
後遺症が出ることもあるので、要注意です。

足にあった靴を履くことは、怪我を最小限にする一つなのですが、靴購入店でアドバイスを受けている方が少ない現状です。
できればシューフィッター在中のお店で、アドバイスを受けて購入したいです。
そうは思うのですが、近隣にシューフィッターのいるお店が見当たりません。
電車を利用したり、車で走ればお店もあるのですが、高齢者が一人で行くには、難しい状況なのです。
その声を聞きながら、ご自身でもできることをお伝えします。

今日は、中敷に少しパットを入れてみました。
写真のものです。
IMG_0349.JPG
一つは、コルクで作ったもので、販売時に使う時があります。
もう一つは、100円ショップで買ってきたものです。
お試しから始めますので、まずは安価なものでご説明します。
入れることで足に悪い影響がないよう注意して説明します。
お医者様のアドバイスを受けつつ、自分で出来ることは、試して頂くと足や膝の変化に気付かれるようです。
「ちょっとしたこと」「考えても見なかったこと」発見してくださいます。

徐々にでは、ありますが、受講者の履く靴に変化が出てきます。
足にピッタリ合った靴、紐をしっかり締めて会場に来られるようになりました。
同じことを繰り返しつつ、丁寧に歩くようにアドバイスを続けます。

先月投稿の私の足の怪我も順調に回復しました。
骨折でしたが、痛みも腫れも少なく通常歩行に戻ることができました。
とは言え、転倒予防をお話ししているのに恥ずかしい出来事です。
反省しています。
足に合った靴を履いて、コロナ禍も、元気に乗り切れるように頑張りましょう。
今年もお読みいただき、ありがとうございました。



シューフィッター  池川成子




posted by k-burogu at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月05日

クツひもをむすんでみたいな〜  

DSC04786.jpg 文化.jpg

子どもは純真です。 見ている子ども(写真)は「クツひもはどうむすぶのかな」と思っているに違いありません。 子どもはちょっと首を傾け真剣です。 ややもすると銅像ではなく実際にひも結びをしているように見えているのかもしれない。
よく見るとその子どもはブーツを履いているが、サイズがちょっと大きめのようで歩きにくそうです。
もっと詮索すると、この子どもはひもの付いた靴を履いた経験がないのかもしれません・・・そこで何をしているのかな?と不思議がっている、と思いたいほどです。

家を出るとき親は子どもの靴を履かせ、靴ひもを結んで頂きたい。 長い子どもの人生から見ると、靴ひもを結んであげる時間はほんの瞬間です。 靴の履き方や靴ひもを結ぶ手つきなど、子どもは見よう見まねですぐに覚えるものです。 日本人は以前から手先が器用だと言われ、豊かなモノ作りにも反映されています。 器用の始まりが箸を操る手つきやひも結びにあると思っています。 しかし結ぶものが最近少なくなってきました。 最後に残った結びが靴ひも結びのようです。  

DSC01489 文化.JPG

昔のことを思い出すと小学校のグランドに二宮金次郎の銅像がありました。 ワラジを履いた銅像で、出かけるときの始まりはひもを結ぶことでした。 ところが最近、二宮金次郎の銅像が少なくなってきました。 ただ立っているものの、その銅像に足の部分がセメントで覆いかぶせられ見えないものが多くあります。  履きものの関心度が低いと思わざるをえません。

写真の銅像はほんとによくできていますね。 
膝をついてひもをしっかり結んでいます。 その様子を履かせてもらっている子どももキッチリと見ている。 このような光景を子どもは覚え、親になってからも子どもの靴ひも結びを面倒と思わなくなるでしょう。 

靴ひもはキッチリ結びましょう。
さらによい靴生活をするためにこのような銅像(日常行われている光景)が全国にほしいものです。
[銅像は大阪市 靭(うつぼ)公園にて]
シューフィッター 大木金次   
posted by シューフィッター at 00:00| Comment(0) | はきものと社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月01日

悪魔のトリセツ No.122  ハイヒールに教えてもらった「芯」

 みなさん、こんにちは。
  2020年最後の「悪魔のトリセツ」です。
  今年もお読み下さったり、コメントを頂いたり、ありがとうございました。


 いつもなら、クリスマスや忘年会の予定が楽しみな時期のはずでしたが、今年は少し違う様相です。 
 みなさんはいかがお過ごしでしょうか。 

 
 私はハイヒールの出番がめっきり減ってしまいました。 
 その要因のひとつは、自転車を愛用し始めた事です。 
 去年の暮れから、生活の軸がハウスキーピングにシフトし、移動は徒歩より自転車を多用するようになりました。 
 自転車の利点は、徒歩と比べ、スピード感が絶大なのです。 

 ハイヒールを着けて歩くことができる距離も、かなり短くなりました。 
 それでも、足が環境を忘れてしまわないよう、短距離でもハイヒールで歩くよう心がけています。 

 ハイヒールを着けて歩くと、背筋がすっきり伸びて、お腹に自然と力が入ります。 
 紐靴で歩くときも、その感覚を身体が覚えていて、気分良く歩けます。 
 それは、身体に「芯」ができる感覚です。 
 しっかり「芯」を保つと、腰や首への負担が減るように思います。 
 ハイヒールに教えられた、「芯」です。 


 さて、今年は初めての事ばかりの1年で、まさに、ネズミのようにくるくる、とても速く過ぎました。 
 来年は、じっくりゆっくり、余裕の持てる年になる事を期待しています。 
 そして、みなさまの、ご健康とご多幸をお祈りしています。 

 上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ     永田 聖子
posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする