2024年04月05日

正座がむずかしくなってきた 

写真はどんな場面でしょう?
手前にロープが張られて境界になっている。 観客が多くなるにしたがって、そのロープは少しづつ中央に移動し輪が小さくなり、緊張感はさらに高まり見つめている子どもの目は時間と共にギラギラになり笑いと共に一層真剣になっていく。
ここは大阪港、ビックな水槽を構える水族館・海遊館前の大広場でヨコには大型客船が停泊している。 ここではいつもイベントが開かれ何組ものグループがかたまりになって笑い声が絶えない。
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写真はストリートパフォーマンス(大道芸人・クラウン)を一心に見つめる光景で、映っている四倍ほどの観客で大きな輪になっています。 そこでは驚くことに子どもの多くはコンクリートの上で正座をしている。 一コマの芸が終わるまでの数十分、正座のままで大きな声を出しながら笑いこけている。 足の痛み?も忘れているようだ。

しかし働き盛りを過ぎたころ写真のような正座を続けることが無理になる人が多くなるようです。 こうして若い人と比べると「老化は足から」とはよく言ったものです。 老化は足・脚に限らず体の他の部位にも共通するようですが、足(脚)ほどの老化現象をみることは少ないようです。 
例えば正座以外にコンクリートの上を裸足で歩くことはできるでしょうか。 おそらく踵骨へのショックが強すぎ数メートルも無理でしょう。 時には膝にもショックを感じることがある。 さらに歩く歩幅もスピードも次第に小さくなりやすく、それに本人は満足できずにいるのが実情のようです。 

足の情報や靴の機能は多くなっているものの体はそれに追いついていきにくい。 靴のデザインや機能の欲求は極端に低下することはないだけに履き心地に満足を得ることははなかなか難しいものです。

年齢と共に履ける靴は少なくなったとよく言われる。 このようなことは洋服と比べ足もとの靴は特に面倒なところです。 しかし難しいながらも靴選びには時間をかける以外に手はなさそうです。 同時にアドバイスをするシューフィッターの情報が不可欠で非常に重要です。 それだけにアドバイスが理解できるよう本人のいっそうの学習が必要になります。 繰り返しになりますが、このようなことは「靴」だけと言ってもいい。

基本的な話ですが、自宅の玄関で靴ひも結びに時間をとれるよう心の落ち着きをはやく見つけること。 人生経験の長い割合にこの基本がもっとも難しいと言ってもよさそうです。 靴売り場の店頭で、このような基本を他人から言われると「さらに腹が立つ」と言われたことが何度もあるのです。 

シューフィッター 大木金次
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2024年04月01日

悪魔のトリセツ No.162

寒いながらも、日が長くなり、花のつぼみや木の芽もふくらんでいます。
お洋服も、軽い生地や明るい色のものに変わろうとしています。
さて、靴もそろそろ、雰囲気を変えたくなりますね。
歩きやすい靴は、爪先が大きい紐靴だとわかってはいるけれど、お洋服とバランスを取りにくいことはありませんか?
そんなとき、試しに紐を土踏まずにあたる部分で、ギュッと強く締めてみてください。
そうすると、土踏まずから踵にかけて足にタイトなラインになり、ほっそり見えませんか?
靴先の大きさが逆に生きてくるのです。

それだけではありません、靴紐を締めることは、歩きやすさにつながり、更に美しい姿勢につながります。美しい姿勢は、お洋服姿を美しく見せます。

お洋服は、「肩で着る」と言われます。
肩から落ちるお洋服のラインは、その本来のスタイルを狙いどおりに再現させます。
膝が曲がると上半身の姿勢も崩れ、せっかくのお洋服のラインが変わってしまいます。
靴の紐が緩いと、靴を逃がさないような、膝を曲げた歩き方になって、歩く姿勢が崩れてしまうからです。

とはいえ、出かける支度の時間が押してしまって、靴紐を締める時間がなくなってしまうこともありますよね。
そんなときは、信号待ちの時や、乗り物に乗った時など、立ち止まっているときに紐を締め直しましょう。
靴紐は、いつでも締め直すことができる、便利なアイテムなのです。


上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
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2024年03月25日

甲ストラップシューズ

靴を履くことによって起こるトラブルはいろいろあります。痛い、脱げる、タコ・魚の目ができる、外反母趾など様々です。ところでその原因は一体何でしょうか。
勿論足に合っていない靴を履くことがその原因ですが、そもそも足に合っていないとはどういうことか。
長年靴選びのお手伝いをしてきて分かったことがあります。それは足が靴の中で前に滑ることによってトラブルが起きるということです。
足が前に滑ることで趾がきつくなる、靴の足の皮膚がすれてタコ・魚の目ができる、足が前に行くので踵に隙間ができて靴ズレが起きるということなんです。

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紐靴は紐を締めるとそれが解消されますが、紐がないスリッポンやパンプスはどうしたらよいのでしょうか。
それは甲の部分にストラップがある靴を選ぶことでかなり解決します。ストラップがあれば足が前に滑ることを防いでくれます。パンプスを履くことによって起こるトラブルを防ぎたいならば是非甲ストラップの靴を選んでください。
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ところが多くの方は甲ストラップを嫌っています。そのため甲ストラップは売れません。だから店頭には少ないのです。これはシューフィッターとしてとても残念な現象です。
ところがこの春、甲ストラップの靴が増えています。実は足のことを考えてメーカーが増やしたわけではなく、ファッショントレンドとしてあるようなのです。売り場でも今まで以上に甲ストラップの靴を見ます。

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このようなデザイン性のあるストラップパンプスが増えています。

今まで関心のなかった方はぜひトレンドでもある甲ストラップの靴を履いてみてください。きっと履きやすさにびっくりしますよ。そして今後甲ストラップの靴に注目していただくと嬉しいです。

PS 4月14日(日) そごう横浜店でトークショーを行います。
   「知ってトクする、足に合った快適な靴の選び方」
自分で判断できる足に合った靴の選び方をお話いたします。また少しのズレを修正するパッドの使い方も取り上げます。ご都合が合えば是非ご参加ください(参加費無料、予約不要)
そごう横浜店地下1階 婦人靴売り場特設会場 13:00〜、15:00〜      各回20分


 最上級(マスター)シューフィッター&健康ウオーキング指導士 林 美樹
 









posted by ミッキー at 02:00| Comment(0) | フィッティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする