先日やっと手作りのブーツが完成した。
これを作るまでは結構大変な苦労がある。
手作りのブーツができるまでを数回に分けてご紹介します。
まずは『デザインを決めてパターンをおこすまで』
デザインが決まったらまずはラスト(靴型/木型)にデザインを書きます。
それを透明の素材に書き写していきます。
透明の素材を切り抜き、製図をしていきます。
今回は短靴のラスト(靴型/木型)を使用したので
足首から上はパターンで作成していきます。
製図ができたらカットして、重なる部分等に切り込みを入れ
出来上がり!!
まずはこれでテストシューズを使ってそれからパターン修正をします。
シューフィッター&フスフレーガー 藤井 恵
2012年02月04日
2012年04月28日
ブーツ作成 4
いよいよつり込みです。
靴のつり込みはまずは後ろのカウンター(踵芯)を入れて、
ラスト(靴型/木型)につり込んでいきます。
今回は短靴と違いショートブーツなのでつり込みはちょっと難しかった。
まずは中底を厚手の一枚革(ヌメ革)で作ります。
靴の中でヒールを少し上げるのでコルクでヒールを作ります。
それをラスト(靴型/木型)につけます。
カウンター芯(踵芯)は後ろにファスナーをつけるので半分に切ります。
水をボールに張ってカウンター芯(踵芯)を10分程つけます。
後ろにカウンター芯(踵芯)を入れてつり込んでいきます。
後ろがつり込めたら今度は先芯(靴の前の先の芯)を貼ってつり込みます。
これでつり込み完了!
今度は底付けです。
シューフィッター&フスフレーガー 藤井 恵
靴のつり込みはまずは後ろのカウンター(踵芯)を入れて、
ラスト(靴型/木型)につり込んでいきます。
今回は短靴と違いショートブーツなのでつり込みはちょっと難しかった。
まずは中底を厚手の一枚革(ヌメ革)で作ります。
靴の中でヒールを少し上げるのでコルクでヒールを作ります。
それをラスト(靴型/木型)につけます。
カウンター芯(踵芯)は後ろにファスナーをつけるので半分に切ります。
水をボールに張ってカウンター芯(踵芯)を10分程つけます。
後ろにカウンター芯(踵芯)を入れてつり込んでいきます。
後ろがつり込めたら今度は先芯(靴の前の先の芯)を貼ってつり込みます。
これでつり込み完了!
今度は底付けです。
シューフィッター&フスフレーガー 藤井 恵
2012年06月01日
ブーツ作成 5
いよいよブーツの本底作成
靴の中で15mmのヒールアップをしているので本底の厚みは10mm
まずはつり込みが終わったアッパーにピース
(底とアッパーの間に挟むテープ状のもの)を
長さをはかってつけていきます。
次にアッパーの底面の隙間をクッション材を使って埋めていきます。
(グッドイヤーなどはコルクを使うこともあります。
コルクが履いていくうちに足の形になっていきより履きやすくするためです。)
今回はマルチホームというクッション材でかかと部分は2枚使いました。
クッション材を段差のないようにきれいに厚みを整えます。
次は本底をつけていきます。
今回は間に軽いEVAという素材を使用しました。
5mmのEVAを2枚使いつけた後グラインダーで
底面のバランスを整えました。
EVAを接着するときは下処理として「プライマー」という溶剤を使い
乾かし、本底用のボンドを塗り15分ほど乾かし貼り合わせます。
(「プライマー」を使うことでより接着力を強化くします)
次にゴム底をつけます。
今回は少しアクセントをつけるためベージュの色を使いました。
周りをカッットし、端をきれいにグラインダーで仕上げます。
ラスト(木型)を抜いて
ほぼ90%完成です。
次回はベルト作成と製作時のハプニングなどを投稿します。
シューフィッター&フスフレーガー 藤井 恵
靴の中で15mmのヒールアップをしているので本底の厚みは10mm
まずはつり込みが終わったアッパーにピース
(底とアッパーの間に挟むテープ状のもの)を
長さをはかってつけていきます。
次にアッパーの底面の隙間をクッション材を使って埋めていきます。
(グッドイヤーなどはコルクを使うこともあります。
コルクが履いていくうちに足の形になっていきより履きやすくするためです。)
今回はマルチホームというクッション材でかかと部分は2枚使いました。
クッション材を段差のないようにきれいに厚みを整えます。
次は本底をつけていきます。
今回は間に軽いEVAという素材を使用しました。
5mmのEVAを2枚使いつけた後グラインダーで
底面のバランスを整えました。
EVAを接着するときは下処理として「プライマー」という溶剤を使い
乾かし、本底用のボンドを塗り15分ほど乾かし貼り合わせます。
(「プライマー」を使うことでより接着力を強化くします)
次にゴム底をつけます。
今回は少しアクセントをつけるためベージュの色を使いました。
周りをカッットし、端をきれいにグラインダーで仕上げます。
ラスト(木型)を抜いて
ほぼ90%完成です。
次回はベルト作成と製作時のハプニングなどを投稿します。
シューフィッター&フスフレーガー 藤井 恵