ペーター3回目の投稿は「歯科とフットケア」についてのお話。
最近歯の調子が悪く歯科に通っている。原因は歯磨きの磨き残し。
それからは歯のケアを十分にするようになる。
歯科に通っていて思うことが、『フットケアと似ているところが多い』こと。
使用している機械、椅子、衛生面、など。
口の中と足の違いはあるけれど、細かい部分や硬いところのケアをするのは同じ。
でも歯科はほとんどの方が知っているけど、
「フットケア」まだまだ知られていないので今回は少し機材をご紹介。
まず使っている機械(回転式のモーター)は高回転(4万5千回転まで)出せ、
回転数を低速から高速までワンタッチで操作でき、速く・綺麗に仕事ができます。
音も同じように「ブ〜ン」という音でお客さんから「歯医者さんみたい」
とよく言われるほどです。
ハンドピース(持ち手の部分)からは消毒のスプレーが出て衛生的。
先のフレーザー(付け替えできるピン)は症状にあわせて付け替えて作業します。
ほかにニッパー(爪切り)、ゾンデ(爪の溝をきれいにしたり、
細かい作業をするときに使う)、クレド(ピーラーみたいに先に刃をつけて
厚くなった角質を削る)などまだまだ他にも色々な道具があります。
歯は食べ物をかんで細かくし体内へ。足は体の土台で体を移動したり、
バランスをとったりとどちらも大切な役目をしています。
でも歯は毎日磨くのに、足は見えない部分でなかなかケアを怠ります。
「毎日歯を磨くように足をケアしましょう」
(サルヴァトーレ・フェラガモ氏も言ってました。)
足が元気だと楽しく靴が履けて歩けるし、健康につながりますね。
『一度自分の足をチェックしてみては?』
次回は皮膚、たこ、魚の目についてお話します。お楽しみに!
シューフィッター 藤井 恵
2010年07月07日
2010年07月30日
子供の木型
先日、子供の木型を見に行ってきました。ドイツの木型を扱っているお店へ出向き、子供の足型についてお話を聞きました。最近の子供は体重が後ろがちで足指に体重が乗っかっていない「浮き指」という現象が起きているそうです。その「浮き指」を改善できるような靴はないかと靴の先進国であるドイツの考え方を伺うと、子供の成長を妨げないように、中敷きのサポートはなく踵のホールドだけはしっかりとした作りにしているとの事でした。
日本特有の草履(鼻緒)で指の力をつけるという考え方もありますが、最近では「浮き指」の他に「こんにゃく足」(足が成長と共に硬くならず柔らかいままで体重が支えきれない)という現象もできてており、足自体が弱っているようで鼻緒もきちんと履けるかも危うい状況になってきていると感じます。
子供の靴も大切ですが、それ以前に足を使うという運動(遊び)がなくなってきている環境の方が危機的状況ではないかと感じました。
シューフィッター 関 真里子
日本特有の草履(鼻緒)で指の力をつけるという考え方もありますが、最近では「浮き指」の他に「こんにゃく足」(足が成長と共に硬くならず柔らかいままで体重が支えきれない)という現象もできてており、足自体が弱っているようで鼻緒もきちんと履けるかも危うい状況になってきていると感じます。
子供の靴も大切ですが、それ以前に足を使うという運動(遊び)がなくなってきている環境の方が危機的状況ではないかと感じました。
シューフィッター 関 真里子
2010年08月03日
足に合う靴を探すって難しい
長い間お客様に合う靴をお探ししていますが、前回の投稿のような足をしている私は靴合わせにかなり苦労致します。
「古い木型」に載っているフットプリントの足は私の足で「開帳足」です。
パンプスを履くと胼胝も出来ます。
そこで、胼胝の出来にくい靴。歩いても疲れにくい靴を探します。
他の方に比べれば靴を見たり、試し履きをしたりという機会も多い筈ですが中々見つかりません。
特にパンプスは困りました。
このストラップの付いているタイプは一番履きやすいデザインです。
オーダーする時も既成の靴を買う時もストラップは必要となりました。
好みの靴を履く事も大切ですが、足に無理をさせ過ぎない靴を求める事も必要ですね。
昨日は21.0cmのお客様からのお問い合わせがありました。
小さい靴をお探しのお客様でヒールの高いものをお望みの方が多いように感じます。
ヒールがあると少し身長が高くなった感じに思われるようですが、全体のバランスを大きな鏡でご覧になって見る事も必要かと思います。
可愛い感じのスタイルも素敵だと思います。
足に負担を掛け過ぎず、素敵な雰囲気の靴を探したいと思います。
そのためにも日々、正しい履き方で足に合った靴を履きたいものです。
シューフィッター 池川成子
「古い木型」に載っているフットプリントの足は私の足で「開帳足」です。
パンプスを履くと胼胝も出来ます。
そこで、胼胝の出来にくい靴。歩いても疲れにくい靴を探します。
他の方に比べれば靴を見たり、試し履きをしたりという機会も多い筈ですが中々見つかりません。
特にパンプスは困りました。
このストラップの付いているタイプは一番履きやすいデザインです。
オーダーする時も既成の靴を買う時もストラップは必要となりました。
好みの靴を履く事も大切ですが、足に無理をさせ過ぎない靴を求める事も必要ですね。
昨日は21.0cmのお客様からのお問い合わせがありました。
小さい靴をお探しのお客様でヒールの高いものをお望みの方が多いように感じます。
ヒールがあると少し身長が高くなった感じに思われるようですが、全体のバランスを大きな鏡でご覧になって見る事も必要かと思います。
可愛い感じのスタイルも素敵だと思います。
足に負担を掛け過ぎず、素敵な雰囲気の靴を探したいと思います。
そのためにも日々、正しい履き方で足に合った靴を履きたいものです。
シューフィッター 池川成子