寒い、寒いと言いつつもやっぱり春が近づいています。
「春になったら歩こうと思っています」という声を良く聴きます。
寒いので外に出たくない、出るのを躊躇うという方も多いですね。
運動不足になり、それが続くとやっぱり体調を崩す事が多くなります。
思い切って外に出てみると、いがいと気持ち良く歩ける場合も多々あります。
身体を動かすと、心が動きます。
「バーゲンが始まったから、ショピングに出かけたい」
心が動くと身体は動きだし、外出する事になります。
きっかけ作りは大切なようです。
最近、膝や腰・股関節などのトラブルで入院、手術を経て退院し来店される方が増えました。
「しゃがんではいけません」と指示を受けられている方がおられます。
紐が締められません。
そんな時には冬もサンダルをお勧めします。
そしてそのサンダルのベルトを止めやすいように紐をループ状にして付けます。
その輪を道具を使って引っかけます。
お客さまにも一緒に考えて頂きます。
一緒に考えるとお客さまも心が動き、靴の装着の事を真剣に考えてくださり足と靴への関心が益すようです。

お客さまと一緒に考える事は良い靴に出会う秘訣だと気づきました。

身体に関心を持って頂く為にいつもはあまりしない事、あまりしない姿勢をして頂きました。
壁に向かって腕を上げてもらいます。
鬼ごっこの鬼のような恰好です。
腕は上がるだろうか?
肩甲骨を動かしてみるのも良いですね。
足も踵立ちやつま先立ちをしてみる。
体操としてするのも勿論ですが、遊びながら動かした日を思い出すのも良い事だと思います。
春になったら、ドンドン外に出て行けるように足と靴の点検をしておきましょう
池川成子SF