2011年05月05日

骨格(足)の話はなかなか理解が得られにくい

DSC05101.jpg

足裏のゆび(第二趾・第三趾)のつけねにタコがあり歩くと痛い? どうしたら楽になるでしょうか。という質問を受けることが多い。  そのためこの頃は事前にレジュメの中にこのような悩みと改善方法を入れ説明をしている。   しかし話の終了後数名の方に足を計測し触診と靴のアドバイスをしているが、そのな中で先ほど説明をした足裏のタコについての質問が再度出てくるのです。 そのようなことから解ることですが、骨格の話は一度の説明ぐらいではなかなか納得は得られにくいということです。

足裏のタコについては横アーチやつま先の捕地力の低下、そして靴のサイズが大きすぎるなどを説明しているが、私の説明が大雑把なのか?話のテンポが速すぎるのか? いろいろと反省をすることは多い。 足の骨格図を全員の方に渡しているものの、始めて目にする人が多いのです。  

足の上からでは骨格は見えないことは当然なことですが、最初から難しい(めんどう)ととる人も大変多い。 そのようなことから帰宅後、骨格図をトイレのドア後ろに張り付けて頂きたいと提案をしている。 小学生の子どもであれば三日間ぐらいで覚えてしまうはずと伝えている。 このような地道なことが将来の靴社会に役に立つのではないかと期待をしているのです。  足と靴は個人レベルで話をしていくことが大切なようである。 シューフィッター 【大木 金次】  
posted by シューフィッター at 00:00| Comment(0) | 足の解剖学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月25日

ロボカップ2011・・・二足歩行

035.jpg009.jpg
今年のロボカップは先日終了したが、その主はどうやら高校生が多くなり次に大学生、中学生。 メーカーの担当者は以前より少ないようでますます低年齢化の方向にあるようだ。
サッカー競技やレスキュー、そして日常生活を行う自律移動型ロボットの競技会ですが、二足歩行のロボットのシェアはまだまだ少ない?  
その要因を乏しい知識ながらさぐってみると、平らな床にも関わらず倒れやすいことでしょう?  ただ倒れたロボットがうまく起き上がれるようになったことは前進である。 数年前にはそれすらも大変なことだった。 しかし手が補助に回らないとまだ立つのは難しい?

013.jpg
それでは次にどうして転びやすいのか?  これも素人ながらの発想ですが、足を司る神経回路が未熟なのではないか?  人でさえも片足で立ち、その後歩くためには相当な期間を要する。 ロボットは目からの情報を頼りにしており、足からの情報が未熟?なのではないだろうか?  動物の多くはそれぞれの器官が独自に動くよう神経が残っている。 

このような話になると動物の世界に入ってしまうが、ロボットの研究はどこまでも人間の研究にいきつく。 人の足はあまりにも良くできすぎている。  困ったことですが、この頃の若者は転びやすい人が多くなっている。  運動能力や空間認識力の向上より目からの情報が優先されているからではないか。 足先だけではなく手先の器用さも低下している。 どうもロボットに似ている?のですが、その内 人はロボットに追い抜かれてしまうかもしれない。 開発力旺盛なロボットの中で、反対に人の足ゆび(第五趾)の関節が二つという現象が現れ進化(老化)の方向に向かっている。  ロボットに抜かれる時代がくる? 変な話である。 余りにも「?」が多すぎ恐縮でした。  シューフィッター 【大木 金次】   
posted by シューフィッター at 00:00| Comment(0) | 足の解剖学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月30日

歩きぐせが靴の音に

カラカラカラ〜と引きずる音で歩きぐせが解るというのはすばらしい。  踵が落ち着くサンダルを履いてほしいと期待するNoriko先生。 
そのような記事がブログ「Noriko式ウォーキングスクール http://ameblo.jp/bjwalking/page-8.html#main 」今月7 月9 日に出ているのでぜひご覧をいただきたい。 踵回りにストラップのないサンダルに警鐘を鳴らしているが、ミュールなどを含め足に安定させるのは非常に難しく、現実は気軽に履かれるはきものほど簡単なフィッティングで購入されてしまう。  その上この頃はヒールの高いサンダルを多く見受けるようになった。 ソール全体も厚みがあり地面の感覚も読みづらいものです。 

Noriko先生はカラカラ歩きから骨盤が旋回していると語っているが、要と言われる骨盤の見直しは大変重要なことです。  シューフィッターも足をよくみているが腰回りを理解することは大切なこと。 ウォーキングスクールの先生方と懇意になり教授頂いたらどうでしょうか。  これからは多くの知識を得て靴をフィッティングする度量の大きさが必要になるでしょう。  歩き方に自信のない人はウォーキングスクールの門をたたいてみることも大事なことです。

靴の販売時に歩く音を検証するすることはシューフィッターとしては欠かせないポイントです。 シューフィッター 【大木 金次】
posted by シューフィッター at 00:00| Comment(0) | 足の解剖学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする