いつまでも元気に歩くために、常日頃から意識して運動されている方も多いと思います。
これから何か始めようかな、と思うなら、思い立ったが吉日です。
歩くこと自体が身体を鍛える入り口です。
特に意識するとよい場所は3つ、
お臍の下辺り、肩甲骨、お尻、です。
お臍の下を引っ込めるように意識すると、自然にお腹全体の筋肉を使います。
それは、自然な良い姿勢を保つ助けになり、歩くときに無理なく上半身を移動させることができるようになります。
お尻は、脚の始まりの場所です。
お尻から脚を強く蹴り出すと、思いの外パワフルに身体が前に送られます。
股関節をのびのび使えて、振りだした足の踵から着地しやすくなります。
肩甲骨は、腕の始まりの場所です。
背骨を挟んで平べったい骨が左右にあって、そこから肩や腕回りに、びっしり筋肉が付いているので、感覚的には背中の上の方、です。
腕を振るときは、胸を張って、背中の上の方を使って腕を引くようにすると、とても歩きやすくなりますよ。
お臍の下、お尻、背中、の順に意識して歩き始めると、いつもより元気に歩き出せるのではないでしょうか。
朝夕は肌寒くなり、ウォーキングにぴったりの季節になりました。
生き物たちの様子も、次の厳しい季節に備えて変化しています。
それらも楽しみながら、素敵なお散歩を楽しんでくださいね。
上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
永田 聖子