2024年09月25日

地域医療との協働

ようやく季節外れの猛暑も収まり、外出も苦ではなくなってきました。秋の到来ですね。
タイミングよく岩手県奥州市水沢で以前から紹介している足育研究会の足ラブサロンが開催されたので、ゲストの相手役として水沢まで出かけてきました。ちょうど大谷翔平の50-50達成の日で、大谷選手の地元である水沢は盛り上がっていました。

サロン開催の場所は、これも以前このブログで紹介した「かんのシューズ」。マスターシューフィッターの管野さんのお店で僕も2019年の夏にお邪魔したことがあります。今回のゲストはもちろん店主の管野さんです。
管野さんはマスターシューフィッターの中でも特に優れたスキルを持っていて、フィッティングはもちろんオーダーインソールも制作しています。地元の方々にとってはとても頼りになるお店です。
今回は「かんのシューズ」と管野さんのスキルを全国の方に知ってもらいたいということで、実際に伺いお店から配信しました。足育研究会代表の高山先生のお店リポートもありわかりやすかったと好評でした。

管野さんの素晴らしさは、お店の素晴らしさだけでなく地域の医師やフットケアセラピストとの協力体制が万全なことです。今回管野さんと協働している医師やセラピストの方も大勢お店に来ていただき、お話を伺いました。地域の靴店と医師・セラピストと提携の理想の姿がここにありました。多くの靴店に参考になる内容でした。

医師の話で一番印象に残ったのが、老齢者にとって一番危険なのが「転倒」ということだそうです。そこから足を痛め外出しなくなり衰弱していく姿をとても多く見てきたとの事。そして転倒予防に一番効果があるのが正しい靴を履くこと!ときっぱりお話しされました。
「紐靴の場合しっかり締める」「安定した底の靴を選ぶ(フラット&フレア)」「滑りにくい靴にする」など基本中の基本ですが、多くの方はそれに気が付いていないともこと。これに関しては僕もいつも感じていることで、日本中にもっと広めないといけないと強く思いました。

協働で大事なのは高いスキルだけでなくお互いの理念が一致し、信頼関係があることということも今回強く感じました。岩手のメンバーは全員老齢の方が足で苦しんでほしくない!という気持ちをもって仕事をされています。見習いたいと思います。

管野さんもお力もあり、今回サロンには新聞2社、ラジオ1社取材に来られました。早速様子が新聞に掲載されました。
岩手新聞.jpg

今後も各地でお客さま・患者さまのために頑張っている靴足関係の方をもっともっと取り上げていきたいと思います。

 
 マスターオブシューフィッティング(最上級シューフィッター)、健康ウオーキング指導士 林 美樹

posted by ミッキー at 02:00| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「管野さんの素晴らしさは、お店の素晴らしさだけでなく地域の医師やフットケアセラピストとの協力体制が万全なことです」と記されています。
ほんとに大事なこと、すばらしいことですね。
Posted by 大木金次 at 2024年09月25日 09:16
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