暑い日が続いています。35℃を超える日の連続ですが、以前は35℃ってほとんどなかったと記憶しています。それを考えると本当に危険な暑さが続いているということですね。
その暑い(熱い?)中、以前からご紹介している足の駆け込み寺「足育研究会」の設立9周年の総会に参加してきました。
代表の高山かおる先生のお話から始まり、子供も足の話や薬局での爪切りの話など面白い内容の講演てんこ盛りで、暑い中来てよかったと思いました。
その中でメイン講演の伊奈中央病院の山口梨沙先生の話がとても勉強になったので少し内容をご紹介いたします。
タイトルは「足のトラブルは靴で治せます」
すごいタイトルですが、現場で長く靴のフィッティングを行ってきた僕はものすごく腑に落ちました。以前にも触れましたが皮膚のトラブルはほとんど足に合っていない靴を履いていることが原因と言えるでしょう。
山口先生は多くの臨床の写真を提示して、靴を替える前と替えた後でいかに足の状態がよくなったかを説明していただけました。
あと先生曰く「足のトラブルは予防するに限る」
足のサインに気づく、スキンケアをしっかり行う(洗う)、靴を正しく履く、足の運動・ストレッチを行う。
やはり一つのことだけをやっていれば大丈夫、というわけではないようです。
先生の病院ではシューフィッターや義肢装具士、整形靴マイスターがチームを組んで患者さんを診ているとの事。必ずフィードバックも行い次に生かすという姿勢も素晴らしいと思いました。
一番印象に残った言葉は「靴は医療道具と考えてほしい」という言葉でした。今オーダーインソールが流行しているが、インソールと靴はセットです!と、はっきりお話しされました。「眼鏡をレンズとフレームを別々に買わないでしょう。それと一緒です」
なるほど、わかりやすい例えです。靴と眼鏡は選び方は同じ、とよく言われます。眼鏡を適当に買う人はいないと思います。靴もぜひ細心の注意を払って選んでほしいですね。
山口先生の勤務されている伊那中央病院は長野県にあります。近くにお住まいの方で足の悩みを抱えている方はぜひ診てもらってください。
靴のことをこれほど知っている医師は全国でもあまりいないと思いますよ。
マスターオブシューフィッティング(最上級シューフィッター)、健康ウオーキング指導士 林 美樹
下記のどの項目も大変参考になりました。
「足のトラブルは予防するに限る」
足のサインに気づく、スキンケアをしっかり行う(洗う)、靴を正しく履く、足の運動・ストレッチを行う。
今後啓発として多くの方に話をしてまいります。
>大木さま
コメントありがとうございます。足は目から一番離れているのであまり注意が払われない箇所です。いつも足を見て変化に気が付くことが大事だと気づかされました。
>シューフィッター林さん
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>>大木さま
>
>コメントありがとうございます。足は目から一番離れているのであまり注意が払われない箇所です。いつも足を見て変化に気が付くことが大事だと気づかされました。
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