梅雨も明けて夏本番、素足が気持ち良く、サンダル、下駄の季節になりました。
素足になるとちょっと気になるのが足・爪。フットケアを受ける方も増えてくる時期です。
先日ご来店された爪でお悩みの女性のお客様の爪のケアと靴選びについて、今回投稿したいと思います。
「この爪では病院で足を見せることができない、恥ずかしい。」とまずはご相談にご来店されました。
その時の爪はこんな感じです。
*これは2022年11月のフットケアと靴 No51.の投稿で紹介した、「爪甲鉤弯症」
履いて来られた靴のサイズチェックをすると、とても小さい靴を履いてらっしゃいました。
爪にも負担があったのだと思います。
早速フットケアのご予約をいただくと同時に、足を測って、靴のご注文もいただきました。
こちらがケア後の爪の状態です。
爪が短くなりましたが、綺麗な爪の色になり、「これで足を見せることができる」と喜んでらっしゃいました。
厚くなった爪は専用の機械、器具を使ってケアをします。
爪の状態によっては、ここまでできないこともありますが、綺麗に整えることにより爪の成長を促すことができます。
せっかく爪が綺麗になったので、次は履物の環境を変えることが大切です。
今回足長が短い靴をお履きだったので、きちんと爪先に余裕のある靴をお勧めしました。
写真のように爪先に余裕があると爪に負担をかけることはありません。
その上足趾が自由に使えるようになり、とても歩きやすくなります。
夏になると爪白癬(水虫)もよく見かけます。
足の正しいお手入れも大切ですが、その後の履物の環境もとても大切ですね。
健康な足つくりのためにも靴選びは大切です。
靴選びのお手伝いは是非シューフィッターにおまかせください。
今年も暑い夏になりそうですね。
「快適な靴と足」でお過ごしください。
マスターオブシューフィッティング&フスフレーゲマスター 藤井 恵
「これで足を見せることができる」という一言、ご本人にとって前向きの明るいことばですね。
このブログ多くの方にご覧頂きたいものです。
足・爪が綺麗になることで、心も体も元気にしてくれます。