今日本で一番足に詳しく治療をしてくれると評判の、下北沢病院の菊池守先生を中心とした足についての学びの場を提供している団体です。
足と靴の専門家が定期的にセミナーを行っていて、多くの方が学んでいます。
僕も以前から足の番人のことは知ってはいたのですが、セミナーには出たことがありませんでした。今回４年ぶりのリアルセミナーが下北沢で開催され僕も参加してきました。
足の番人ホームページ https://www.foot-project.net/
タイトルは「足の番人たちよ、足のトラブルを見抜こう！写真で学ぶ安全なフットケア」
講師は菊池守先生。
トラブル足の写真のオンパレードでびっくりする情報満載でした。一度では理解が追い付かないので再受講したいと思いました。
その中で今回は多くの方が経験する足のむくみと足のつり、に関してお伝えしたいと思います。
むくみというのは指で押すと指のあとがつく状態を言います。80％は原因がわからないとの事。
原因の一つとして下肢静脈瘤があげられます。血液の逆流を防ぐ静脈の弁が壊れるとこの状態になります。
むくみの防止としては寝るときに足を上げて寝る事。５センチくらいのかさ上げでよいそうです。寝返りを打つことを想定し、かかとの部分だけ上げるのではなく、足がつく部分全体を上げることがポイントです。
また脚を締める弾性ストッキングを着用するときは、脚が一番細くなっている朝一番に装着するのがコツとの事。
足のつりの原因は冷え、脱水、カルシュウム・マグネシュウム不足、疲労があげられます。むくみとの関係も深く、日中よく足がむくむ人は朝方良くつるようです。足のつりに効果的な漢方薬の話もありました。
足に関してかなり勉強してきたつもりでしたがまだまだ知らないことが多いことに気がつかされました。
セミナー後の懇親会でも以前からお会いしたかったシューフィッターやフットケアの重鎮の方とお会いできましたし、やはりリアルで行うセミナーはいいな、と改めて感じました。
ﾏｽﾀｰ（最上級）ｵﾌﾞｼｭｰﾌｨｯﾃｨﾝｸﾞ、健康ｳｵｰｷﾝｸﾞ指導士 林 美樹
