2024年05月09日

高齢者の足と靴 「丁寧に歩く」

高齢者の方の転倒は相変わらず多いように思います。
歩く時に注意しているけど、ついうっかり転倒してしまったというお話を聞きます。
私は「ゆっくり歩いてください。」とお声かけすることが多々あります。
そんな時
「え! ゆっくりですか?」と不思議に思う方が多いのに驚きます。
多くの方が「速く歩く」「歩幅広く歩く」という事を目標にしておられるのです。
テレビや雑誌、いろんな所で、「速く歩く」「歩幅広く歩く」事を推奨されているからだと言うことです。

足の老化により速く歩く事が難しいのに、無理をすると歩く時に前傾姿勢になり上半身が前に出て足がついていってない方がいます。
多くのことを同時に考えることが不得手になってきます。
優先順位をつけるなら、「丁寧に歩く」事が一番ではないでしょうか。
足や脚だけの動きを考えるのではなく、身体全体の様子を知ることが必要です。
耳の聞こえにくい方や、肩や手に痛みのある方、目眩をすることがある方など高齢者の不調は増えてきます。
丁寧に歩いても、歩幅は程よく広くなります。
姿勢良く歩けば、速くないかもしれませんが、その方に適したスピードで歩く事ができます。
姿勢も長年の変形の部位もありますので、その方にとっての良い姿勢は、様々です。

今日は足の変形のある方の靴選びをしました。
速く歩こうと頑張っておられましたが、丁寧に歩く事をお勧めしました。
長距離を歩いた時は夜中に必ず、足がつるそうです。
足を労りつつ、綺麗に丁寧に歩いて欲しいと思いました。

シューフィッター 池川成子
posted by k-burogu at 23:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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