2024年01月15日

アレグレットのテンポで歩こう 2024年1月

はじめに、能登半島の地震で、被災された皆さまにお見舞い申し上げます。
どうか、一刻も早く安心して生活できますよう、心よりお祈りしています。

さて、私も29年前の冬、地震を体験しました。余震が怖くて、いつでも逃げ出せるよう、座敷に新聞紙を敷き詰めて、靴を履いたまま数日過ごしていたことを思い出しました。けれども、当時どんな靴を履いていたのかよく思い出せません。まだ靴のこと、よくを知らなかったのです。
その後、縁あって、靴の販売に携わるようになり、靴と足や体について勉強をしました。
それで、歩きにくかったり、足が痛くなったりするのには理由があると知りました。
更に、歩くのは履き物ではなく、自分自身である、ということも知りました。
歩くだけの体力や丈夫な身体があれば、同じ靴でも歩きやすくなったり、選ぶ靴のサイズが変わったりすることも知りました。

そして、靴は工業製品なのだとも知りました。
どんなに粋を集めても、素足には敵いませんが、その素足を守るために必要な道具なのだとも、知りました。

以前、「ルーの法則」を紹介しましたね。
歩くことをやめたら、歩けなくなってしまいます。
「靴が合わない」「歩きやすい靴がない」という声をきくとき、工業製品の限界を思い知りますが、身体を鍛えることで少しは解決できるかもしれません。
靴を着ける前に、日々、素足で身体を調整して鍛える準備をする、ヨガの勉強もしました。

また、靴を着けるなら、それに添った使い方をしなくては、効果が上がらないばかりか、からだを傷める場合もあります。

新しい靴を探すとき、お店の人にその靴を履く目的も相談してみてください。
シューフィッターはもちろん、知識のある人なら、目的に添ったデザインや、使い方を教えてくれると思います。


上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
posted by kemix4 at 11:17| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「私も29年前、余震が怖くて座敷に新聞を敷き詰めて靴を履いたまま・・・・」と記されていますが、ほんとに大変なことでしたね。
あの地震の後、靴売り場にお客様がご来店になり、「神戸の友達が心配になりリュックを背負って玄関を出たところ、なんとパンプスを履いているのに気づき引き返しました」というお話をされたことがありました。
あのとき履きものの大事さに改めて気づかされました。 
Posted by 大木金次 at 2024年01月16日 16:50
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: