写真のような姿を見ることが多くなってきたようです。 しかし残念なことにこのような歩き方をしていることに本人は気がついていないようです。
他人の歩き方に厳しい方でも、自分自身の歩き方は全くわからない。 それが現実です。
写真では、つま先が外を向いている(歩行角)、そして左右の幅が広い(歩隔)。 このような歩き方になると横揺れが大きくなり、当然ですが歩き方が遅くなります。
そうすると急いで行きたいときに速く歩けない、またウォーキングの効果が少なくなる。
先日小さな子ども(お孫さん?)をつれて歩いているおじさまを目にしました。 おじさまはちょうど上の写真のようにつま先が外を向き左右の幅がありましたが、それにプラス、両手を後ろに組み(後ろ手)ながら歩いていたのです。 ところが後ろからついていくお孫さん?も後ろ手をしていたのです。
小生はその姿を見て、小さな子どもは簡単に歩き方をマネしてしまうことに大変ビックリしたのです。
ただそのお孫さんの足もとを見ると、つま先はしっかり前を向き、左右の足幅は普通でした。 手の組み方だけ後ろ手に真似していたのです。
ここに歩き方は重要であること、自分のことだけでないことに気がついてほしいものです。
子どもはすぐにマネをすることに大人は注意する必要があります・・・しっかり歩行です。
人生は歩き方から始まると言っても決して言い過ぎではないようです。
スポーツクラブ等で見ていると、下半身の運動を嫌う人が多く、上半身の運動ばかりに熱を入れている人が多くなっています。 その始まりは速歩きが苦手になったことから始まるような気がします。
自分自身で歩く姿勢を発見すること、それにはビルのガラス窓などを利用して自分の歩行を見ることです。
シューフィッター 大木金次
2023年11月05日
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