足は感覚器官と言われていますが、まったく気にしていない人が多いのではないだろうか。 ソックスを着用して長時間靴を履いてしまうと、五本のゆびさえも忘れてしまうことも。
そこで足ゆびの感覚復活はいかがでしょうか。
上記の写真は左右の足ゆびでプッシュをして確認しているところです。 左右同時に第五趾から、それから第4趾、第3趾、第2趾、第1趾とやっていきます。 やってみると、第5趾と第1趾の左右はわかりやすいのですが、中間の第2、第3、第4趾の感覚が大雑把のようです。
そこで足と同時に、左右の手も同時にやってみたのです。 そうすると足のゆび第2、第3、第4趾が何となくわかってくる。
これに気がついてから毎朝目覚め後にやっています。
次の写真は、靴の中の足の開き具合(つま先余裕)を見ているところ。 片側の靴を脱いで、同時に手の指の開きに合わせてやっているところです。
靴の中でゆびが開いているか? 靴を脱いでいる足ゆびの開きと比べているものです。 手ゆびの開きと合わせてやっています。
こうして確認をするとつま先余裕が充分であるかがよくわかります。
靴のフィッテングでは、時間を割いて上記のようなポーズをやって頂いています。 お買い物の忙しい中、少し時間がかかりますがとてもいい評価を頂いています。 お客様から「よくわかります」と感激されることがあります。 ただこのような確認はウォーキングシューズなどトウ(つま先部分)の広めの靴に限られます。
トウ内のゆびの動きを確認することは非常に難しい。 その要因は誰でも感じることですがトウ内が狭くゆびが動きにくいからです。 そして当然ですが、ゆびの動きが見えにくいことが上げられます。
以上のような動作から「手と足の動きは似ている」と考えています・・・これは個人差があると思いますが、手と足を同時にやってみてください。
シューフィッター 大木金次
2023年06月05日
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