2018年11月15日

Leather Reveal No.11 タンナー見学

こんにちは!
レザーソムリエの永田聖子です。
毎月15日は、皮革についてのネタでブログをアップしています。

さて、今回は、 タンナー見学に行った時のレポートです。
タンナーとは、革の鞣し業者さんてす。
ところで、「タン」、牛タンも日本語では同じ「タン」ですが、タンナーのタンは「舌」ではなく、「鞣す」です。日焼けの「タンニング」は、恐らく、鞣した革の色からの事でしょう。

今回から、10月にシューフィッターの補習講座として行われた、兵庫県姫路市にある、株式会社 山陽さんでの見学会のレポートをお送りします。

株式会社 山陽さんのウェブページもご覧ください。
http://sanyotan.co.jp

姫路市は、「白鞣し」で有名です。古来より革の鞣しで有名なところです。

さて、創業者は 川西清兵衛氏、数々の起業を行った方だそうです。

姫路から神戸をつなぐ、現在の山陽電気鉄道の前身である兵庫電気軌道や、 有名な「紫電改」を開発した
航空機製造の川西機械製作所、更には日本毛織など紡績関係の幾つもの会社を設立したそうです。

姫路駅に集合して、タクシーで数分、長い高い塀に囲まれた工場に着きました。会議室で皮から革へ鞣す工程の動画を見せて頂いたあと、幾つかのグループに分かれて工場に入るのですが、最初に案内されたのは、川西清兵衛氏の胸像と、会社設立の石碑でした。
山陽さんの歴史と、鞣しの伝統の誇りを感じます。

次に拝見したのは、塩漬けした原皮の倉庫です。
「牛のお肉の匂いがしませんか?」と案内係の方の問い掛けに、鼻から息を吸ってみると、確かに、微かに美味しそうな匂いもします。
倉庫には沢山の原皮が、折り畳まれて積まれていました。
こちらでは、多くが紳士靴用になめされるそうです。湿りを帯びて塩漬けされて積み上げられた、大きな、重そうな皮の眺めは圧巻でした。、
鞣す注文に合せて原皮を仕入れるそうですが、計画通りに行かないこともあり、その時の出番を失った原皮が、まさに「塩漬け」のまま、次の出番を待っている倉庫だそうです。

まだまだレポートは続きますが、次回、12月15日をお待ちください。


上級シューフィッター /ウォーキングマスター/レザーソムリエ 永田聖子
posted by kemix4 at 01:26| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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