2017年06月01日

悪魔のトリセツ No.73 ヘルメット

靴には、足や身体を守る、重要なパーツがいくつかあります。
そのうちのひとつ、爪先の芯は、「先芯」と呼ばれ、靴先の「トゥボックス」という、まさに趾先を入れる箱の役目をする部分の中に入っています。

トゥボックスは、靴の爪先のデザインの要であると同時に、爪先を守る、ヘルメットのような役目をする部分です。

ところで、人の趾は、ぱーっと開くことも、ぎゅっと握ることもできます。立つとき、歩くとき、踏ん張るとき、座るとき…身体の動きに合わせて、足の趾は握ったり開いたりして身体を支えたり、補助をする重要な仕事をしています。
トゥボックスと先芯は、趾を、障害物から守っています。まさに「ヘルメット」役ですね。

日本家屋では、靴を脱ぐことがほとんどだと思います。次に靴を履こうと足を降ろした時、ついうっかり、トゥボックスを踏んでしまっていませんか?

トゥボックスと先芯は、「ヘルメット」なので、丈夫に出来ています。でも踏んづけてしまったらつぶれてしまいます。丈夫なだけに、一度型崩れしてしまうと、復元が難しい部分です。

今回は、靴の重要なパーツのうち、トゥボックスと先芯を紹介しました。
次回は、トゥボックスに爪先を内側からぶつけて傷めないようにしてあるパーツを紹介します。

上級シューフィッター 永田聖子
posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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