いよいよブーツの本底作成
靴の中で15mmのヒールアップをしているので本底の厚みは10mm
まずはつり込みが終わったアッパーにピース
(底とアッパーの間に挟むテープ状のもの)を
長さをはかってつけていきます。
次にアッパーの底面の隙間をクッション材を使って埋めていきます。
(グッドイヤーなどはコルクを使うこともあります。
コルクが履いていくうちに足の形になっていきより履きやすくするためです。)
今回はマルチホームというクッション材でかかと部分は2枚使いました。
クッション材を段差のないようにきれいに厚みを整えます。
次は本底をつけていきます。
今回は間に軽いEVAという素材を使用しました。
5mmのEVAを2枚使いつけた後グラインダーで
底面のバランスを整えました。
EVAを接着するときは下処理として「プライマー」という溶剤を使い
乾かし、本底用のボンドを塗り15分ほど乾かし貼り合わせます。
(「プライマー」を使うことでより接着力を強化くします)
次にゴム底をつけます。
今回は少しアクセントをつけるためベージュの色を使いました。
周りをカッットし、端をきれいにグラインダーで仕上げます。
ラスト(木型)を抜いて
ほぼ90%完成です。
次回はベルト作成と製作時のハプニングなどを投稿します。
シューフィッター&フスフレーガー 藤井 恵
2012年06月01日
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