先日、子供の木型を見に行ってきました。ドイツの木型を扱っているお店へ出向き、子供の足型についてお話を聞きました。最近の子供は体重が後ろがちで足指に体重が乗っかっていない「浮き指」という現象が起きているそうです。その「浮き指」を改善できるような靴はないかと靴の先進国であるドイツの考え方を伺うと、子供の成長を妨げないように、中敷きのサポートはなく踵のホールドだけはしっかりとした作りにしているとの事でした。
日本特有の草履(鼻緒)で指の力をつけるという考え方もありますが、最近では「浮き指」の他に「こんにゃく足」(足が成長と共に硬くならず柔らかいままで体重が支えきれない)という現象もできてており、足自体が弱っているようで鼻緒もきちんと履けるかも危うい状況になってきていると感じます。
子供の靴も大切ですが、それ以前に足を使うという運動(遊び)がなくなってきている環境の方が危機的状況ではないかと感じました。
シューフィッター 関 真里子
ドイツの木型を扱っている子どもの靴、早く多くの方に知って頂きたいと思います。
「良い子ども靴はどこへ行けば売っているのでしょうか」という質問が大変多くなってきました。
だんだん子ども靴への関心が高くなり、厳しい靴選びに入るような気がします。
「足と靴と健康協議会(http://www.fha.gr.jp/)
」では昨年から幼児子どものシューフィッター研修が始まりましたが、子どもの靴についての情報がこれから増加するものと思います。
また子どもの靴についての記事をお待ち致します。
シューフィッター【 大木 金次 】
記事に名前が入っていませんでしたね。編集して入れようと思いましたがよく分からなかったので次回から入力するようにします!