2024年10月01日

悪魔のトリセツ No.168 回復が早い足

疲れにくい、丈夫で元気な足は素敵です。疲れが溜まらず回復が早いので、いろんなデザインの靴を楽しめます。

靴の中で、いつも趾を丸めて握って、のびのび出来ない状態だと、趾を動かす足の中の筋肉が使えず、縦横のアーチを保つ力が弱ってしまいます。
そうなると、足も体もいつも疲れていて、回復が遅くなります。
疲れがたまったまま、疲労回復出来ないで、疲れは溜まる一方です。

そんなときは、いつもの靴の爪先のデザインを見直して見てください。

爪先のデザインだけでなく、履きかたも見直して下さい。
かかと始まりで履いていますか?
紐を、足のくびれた部分に締めていますか?

回復が早い足で、靴のお洒落を楽しんでくださいね。


上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
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2024年10月05日

足ゆびと手先を同時にストレッチ

足ゆびの動きは人それぞれですが、手先のように動く人はめずらしいのでは?  何ともはがゆいような足ゆびのスローな動き、手先のようにならないものか。 そんなささやかなきっかけから毎朝行っているやり方・・・足と手のゆびを同時に開いたり、グーやチョキを行っています。
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最初はちょっとイライラしたが毎日1〜2分ほど継続していると、だんだん手先のように動くようになった。 その方法は簡単なことで、足ゆびと手ゆびの動きを同時にやること。 足と手をバラバラにやっては効果は少ないようです。
足と手の動きは協同?共同する?と記したいのですが、詳しいことは小生には全く不明・・皆さんにお教え願いたいところです。 

脳の中で足と手のポジッションを記した書籍(書籍名は不明)に出会ったことがあるが、そこには驚くような配置図が載っていた。
手の配置(働く神経範囲の広さ)に比べ、足の働く範囲の狭さにビックリしたのです。 それほど手は様々な知覚や働きをしていることになるが足の範囲は立つこと、歩くこと、血液の循環やその他に特化しているように思われる。 

そこで足のストレッチですが、手と同時に動かすことで足も動きやすくなることに気づいたのです。  
足ゆびにも手先のような感覚や素早さが加われば人はさらに器用になり五本ゆびソックスも簡単に履けるのでは。 このようなことを願いながら「靴のつま先余裕」の大事さにも想いが至ることがあります。
  
歩きすぎてもその疲れが脳に溜まりすぎない? 足と手の分化というような歪曲した考え方をすると、そこに脳のすみわけに至り、そして長い年月の中で人は「はきもの」をつけるようになった。  しかし「足の分化」の話をしながら、足ゆびが手のように動きたいと考える者がここにいる? 足ゆびの退化?のようなわかりにくい話を記しましたが、根拠に乏しい内容で恐縮です。 

シューフィッター 大木金次
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2024年10月10日

高齢者の足と靴

秋らしくなってきました。
夜明けの頃の気温が寒いと思うくらいです。
長い、暑い夏でした。

秋になると講座で出向く機会が増えます。
足のお話は、少しだけします。
そんな時に言われること・・・
「履いたり、脱いだり、便利やからこの靴履いてます」
「紐なんて、面倒臭い」
「仕事で訪問するので、早くしないと困るのです」
色々ですが、「早く」「速く」がキーワード!
重視されます。

でも、しっかりと足にフィットした靴を履いて過ごさないと転倒に繋がる事もあります。
高齢者は筋力も若い頃とは違いますので、立って履くより、椅子に座って履いていただきたいと思っています。

どうすれば、どう言えば、気をつけて履いて頂けるだろうかと思案して長年使っていたのが足の骨の模型です。
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20年近く経ちますので、汚れています。(磨いてもいますが)
この骨を見て頂いて、説明することがあります。
目で見ると理解しやすいのですね。
こういう道具を教えて頂いて使い始めました。

日本の寿命はどんどん伸びてそして、姿勢が良いと身体にとても都合が良い事がはっきりとしてきました。
「もう年だから、仕方がない」ではなくて
工夫して、努力して良い姿勢を保つ、綺麗な歩容で歩くことを実行する方も増えました。
食べることも関係します。
骨密度は大切です。
私は、久しぶりに骨密度を測ってもらう機会があって成績が良かったので嬉しかったです。

身体全体の姿勢や骨に対する意識も高めていきたいと思います。
全身骨格模型を用意しました。
目で見て、全体の動きに意識を向けたいと思います。
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身体を支えている足なので、大切にし、靴はその足を守り、歩行を助けてくれるのですから慎重に選び、丁寧に履いて欲しいと思います。

シューフィッター 池川成子








posted by k-burogu at 08:05| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする