2024年06月01日

悪魔のトリセツ No.164 雨で裾が汚れる季節

そろそろ梅雨のシーズンですね。
雨降りの時の靴、どうなさっていますか?

最近の天気予報は精度が高過ぎて、すぐに情報が修正されて、予報が変わってしまうことがよくありますね。
私は自分の行動するエリアの、雨雲レーダーを見ながら考えています。
重要な情報は、雨量です。
雨雲レーダーの、強い雨を降らせる雲に気を付けています。
たくさん降ると、水溜が深くなり、水が引くまでに時間もかかります。
そんなときはもう、私のお気に入りのゴム長の出番です。
パンツの裾をゴム長に入れて、泥水汚れを防いでいます。

軽い雨なら、革靴に撥水スプレーを掛けて、水溜まりを踏まないようにしています。きれいに舗装された道でも、よく見ると中央が高く、水が道の両脇の側溝に流れやすいようになっていることがあるので、ここで注意すべきは道の両端です。
そして、横断歩道の歩道と車道の境界も、水溜まりが深くなりがちな場所です。

お天気でも、よく降ったあとは、まだあちこちに大きな水溜まりが残っています。
そんなときは、底が少し厚めの靴を選び、水溜まりを避けるようにしています。

徒歩で顧客訪問をしなくてはならない職業の方は、本当にご苦労されると思います。
GORE-TEXなどを使った、水を通さず通気性もある雨靴は、高価ですがその価値があるので、愛用されているのではないでしょうか。

でも、ゴム長で来てくれた取引先さんを見て、「ああ、泥水で汚れた裾で、家を汚さないように気遣いして下さったのだなぁ、ありがたいなぁ」と、思いやって下さる人が増えるのを期待しています。
だって、私たちは靴を脱ぐ生活をしているのですから。

上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
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2024年06月05日

足と靴についての学習会・・参加者の感想

講義後の感想は単刀直入で「初めて聞く話ばかりだった」という内容が非常に多い。 これほどの情報社会の中で「初めて」とはほんとに残念、足と靴の話が封印されているかのようです。 参加者の多くは高齢者ですが、今まで足と靴に対して学習する場が少なかったことがうかがわれます。 

会場は毎月テーマが変わり一年間にわたる高齢者大学のようなところです。 その中に「靴と健康 足の骨格とウォーキングシューズ」というテーマで話を差し上げている。 受講される方は本当に真剣で、その熱意はこちらの方が圧倒されてしまいそうです。

開催後に頂いた感想は「はやく教えてほしかった」と喉の奥から出てくるような内容、それだけ靴で苦労されたということでしょう。 流行に流されて靴を求めていたという話も出た。 足と靴は、健康の真っただ中にあり、多くの方が学習の機会を待っていたように思われる。 

頂いた内容は断片的ですが、
〇靴選びがこんなに大切とは思いませんでした
〇靴の珍しい話が聞けてよかった
〇靴選びはいつも悩んでいます
〇大変参考になり目からうろこの話でいっぱいでした
〇足のゆびと靴の関係よくわかりました
○普段ほとんどゆびを使っていないことがわかりました
○足の骨格を知りたいと思っていたので、頂いた資料が役立ちました
○初めての話でなかなか難しかった
○シューフィッターの話を初めて聴きました
○足と靴の話、とても生活に有用と思いました
○爪がこんなに大きな影響を与えていたこと!!勉強になりました
○実践的な話で良かった
○とても良かった、もっと早く(若いときに)お話を聞きたかった
○シューズや靴選びは苦労していましたので勉強になりました
○足に関心がありとても興味深くためになった
○靴選びにいつも苦労していたので、今回の授業に期待していました。 難しかったがもう一度学びたい
○多くの町で講義してください、勉強になりました
○靴選びを知り、忘れないうちに買いに行こう
○今までの靴選びがいいかげんな事がわかりました、これから気を付けて選びます

以上ですが、出席者すべての方から感想を頂いており、掲載した内容はごく一部です。 

「老化は足から」という言葉があり、最近は10,000歩以上のウォーキングが推奨されています。  靴選びや履きかたで、少しでも老化を抑えることができればと考えています。 

シューフィッター 大木金次


 
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2024年06月09日

「のばそう健康寿命」の講座を終えて

近隣の公民館で、「のばそう健康寿命」のタイトルで講座を開催されお話をさせて頂きました。
サブタイトルは「100歳まで、笑って歩こう!」となっています。
足の事や歩く事、笑う事など3回の講座でした。
年齢制限はなく、健康で元気な方もおられますが、痛みのある方も受講されました。

今回も受講者の方の靴の紐をしっかり締めました。(全員ではありません)
3回ありましたから、できるだけ締めさせていただきました。
最近はスニーカーを履いている方が多いです。

気持ち良いと喜んでくださる方がお多いです。
この気持ち良さを保つためには、ご自身で靴紐を締めてもらわなくてはいけません。
面倒ですが、続けて欲しいとお伝えします。
大阪府は健康寿命の成績がよくありません。
いくつになっても元気に歩く事が、健康寿命を伸ばすことに繋がります。

2009年からずっとご来店いただいているお客様のフットプリントです。
随分、たくさんになりました。
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初来店は幼少の頃、今は社会人です。
足のトラブルがあったので、小さな時にご相談に来られました。
お医者様のアドバイスを受けつつ、今に至っています。

何かトラブルがあると、細心の注意を払ってくださる事が多いです。
痛みを感じてから、足の大切さを感じられる方も同じです。
でも、できれば痛みのない時に足の健康を意識していただくと「健康寿命」はきっと伸びると思います。
足のお手入れ、靴の選び方、履き方、歩き方など見直しましょう。


何かの機会に、足と靴のことをお伝えしたいと思います。
3回講座の感想を封書で送って頂きました。
20名定員でしたが27名の応募があり、熱心に聴いてくださったことが心に残っています。
健康寿命を伸ばしましょう!

シューフィッター 池川成子











posted by k-burogu at 23:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする