そろそろ梅雨のシーズンですね。
雨降りの時の靴、どうなさっていますか?
最近の天気予報は精度が高過ぎて、すぐに情報が修正されて、予報が変わってしまうことがよくありますね。
私は自分の行動するエリアの、雨雲レーダーを見ながら考えています。
重要な情報は、雨量です。
雨雲レーダーの、強い雨を降らせる雲に気を付けています。
たくさん降ると、水溜が深くなり、水が引くまでに時間もかかります。
そんなときはもう、私のお気に入りのゴム長の出番です。
パンツの裾をゴム長に入れて、泥水汚れを防いでいます。
軽い雨なら、革靴に撥水スプレーを掛けて、水溜まりを踏まないようにしています。きれいに舗装された道でも、よく見ると中央が高く、水が道の両脇の側溝に流れやすいようになっていることがあるので、ここで注意すべきは道の両端です。
そして、横断歩道の歩道と車道の境界も、水溜まりが深くなりがちな場所です。
お天気でも、よく降ったあとは、まだあちこちに大きな水溜まりが残っています。
そんなときは、底が少し厚めの靴を選び、水溜まりを避けるようにしています。
徒歩で顧客訪問をしなくてはならない職業の方は、本当にご苦労されると思います。
GORE-TEXなどを使った、水を通さず通気性もある雨靴は、高価ですがその価値があるので、愛用されているのではないでしょうか。
でも、ゴム長で来てくれた取引先さんを見て、「ああ、泥水で汚れた裾で、家を汚さないように気遣いして下さったのだなぁ、ありがたいなぁ」と、思いやって下さる人が増えるのを期待しています。
だって、私たちは靴を脱ぐ生活をしているのですから。
上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
永田 聖子