今年は春の訪れが遅かったようですが、ここにきて一気に気温が上がってきました。春というよりも初夏を感じますね。
夏の靴のアイテムの中心であるサンダルは、例年は5月のゴールデンウイーク後が一番売場で充実するのですが、今年はメーカーさんが早めにサンダルを投入しているのでもう8割はそろっている状況です。
今年のサンダルのトレンドをお伝えしますね。
まず今までの流れの延長で
「グルカサンダル」
比較的足全体を包むのでファッションだけでなく歩くのが楽なサンダルです。
「厚底サンダル」
これも以前からの流れです。カジュアル化の流れもありますが長い距離を歩くと意外に疲れるタイプであることを知っていただきたいです。
今年らしい流れとしては
「ミュール」
かかとがついていないタイプです。
これは本来、室内履きとして欧米では履かれてきました。長い距離を歩くタイプの靴ではありません。ファッションは別にしてシューフィッターとしては電車に乗って出かけるときは避けた方がよい、と言いたいタイプです。
「アンクルストラップ」
以前ブログでも触れましたが、今年のパンプスはアンクルストラップタイプが増えています。このタイプは足が前に滑りにくいため履きやすいタイプです。サンダルにも同じことが言えます。サンダルが苦手な方はぜひこのタイプを選んでいただきたいと思います。
私事ですが、38年勤めてきましたそごうを今月いっぱいで退職することになりました。38年間の配属がすべて売場であり、35年間靴関係の売り場にいたことを誇りに思います。多くのお客さまや会社のメンバーに支えられてここまで来られました。心から感謝いたします。
6月からは靴と足のコンサルティング「シューズアテンド」として靴関係の仕事をしていきたいと思います。講演会や相談会、スクール、靴選び同行サービス、などを行う予定です。
興味がある方はぜひホームページをご覧ください。
https://www.shoes-attend.jp/
なおこのブログは来月からも投稿を続けますのでこれからもよろしくお願いいたします。
最上級(マスター)シューフィッター&健康ウオーキング指導士 林 美樹