どうやら今年の冬は雪が多そうな感じです。すると気になるのは道でのスリップです。特にお年を召した方は転ぶことによる骨折、が一番良くないことだと思います。雪道でも滑りにくい靴について今回は取り上げます。
基本的に、ソール(本底の地面に当たる面)にいろいろな機能がついていて滑りに対応している靴を防滑シューズといいます。
防滑のパターンですが
1.雨にぬれた路面で滑りにくいもの
2.雪道でも滑りにくいもの
3.凍った道でも滑りにくいもの
以上の3パターンがあります。凍った道が一番滑りやすいので、3のパターンの靴が一番強い防滑シューズといえるでしょう。
ソールにセラミック・ガラスやクルミ素材をちりばめたものや、車のタイヤでも知られているスタッドレスタイプなどは 2か3のパターンです。
ここで気をつけたいのはソールを見ただけではどのパターンなのか分からないことです。靴についている説明書きを見るか、お店の方に聞いてみるしか判断できないと考えましょう。ソールがざらざらしているから凍った道でも大丈夫そうだな、など自分だけで判断しないことです。

この写真のソールは雪道用です。見た目は同じでも凍った道用のソールもあります。
あと防滑のための後付けのパーツもあります。

ユキダス、という靴に後付けでき持ち運びも出る便利なパーツです。
今回取り上げたユキダスはコロンブスさんの商品ですが、他社でも同じようなものが沢山でていますのでぜひお店で確認してください。
通常雪が降らない地域に住んでいる方でも仕事やプライベートで雪国に行くことがあるという人はこの後付けタイプは便利ですね。
今年最後の投稿になりました。1年間お読みいただきありがとうございました。来年も皆様のお役に立てる記事を書いていきたいと思います。
よいお年をお迎えください。
最上級(マスター)シューフィッター、健康ウオーキング指導士 林 美樹