2023年12月05日

靴 (特にトウ) の見かたは人それぞれ

E99  フィッテング 重要 トウが下に.jpgE99  フィッテング 重要 トウが上に.jpg
写真はトウ(つま先)が下向きに、一方は上向きなっています。 どちらもまったく同じ靴です。
どちらの靴(特にトウの部分)が見やすいでしょうか?

靴の売り場で、靴の陳列をみるとトウを下向きに陳列されている店が多い。 しかし販売員が靴を手に取って説明するときは、トウを上にすることが多いようです。 
皆さんは靴を手に取ってじっくり見るときは、トウを上にして見ていますか? 下向きにしていますか?

こんな些細なことをテーマにしたのは、靴の工場を見学した際の最終チェックがヒントになっています。
工場の検品では、左右の靴を両手に持って照らし合わせて確認しています。 左の手に左の靴を、右の手には右の靴を持ち、トウを上にして左右同時にしっかり確認しています。 そうするとトウだけではなく、履き口やヒールの高さ、中底や表底まで、そして左右のバランスがよく見えるのです。 特にトウにデザインを施した靴ほど神経をつかい入念に検品をしています。
 
販売の現場でもお客様は靴選びに真剣です。 その厳しさは特にトウに集中する方が多いような気がします。

靴選びの最初は、陳列されている中から「どれにしようかな」と軽い気持ちで手にするようですが、試し履きに入り最終になると、どのお客様も厳しくなっていきます。 その姿は靴工場の最終検品者と同じようです。

「これを頂けますか}」と言われた直後、私は左右同時にトウを上にして確認をしています。 
どのような商品でも検品はつきもの、お客様を目の前にして行うわけですから真剣です。
 
何でもそうですが、左右は同じに見えなければという人は多い。 
その上、頭髪と足先?につける靴はもっとも神経がいくところと言われています。 

改めて、靴の購入を決めたとき、トウを上にして見る又は下にして見る。 どちらで見ていますか。

当然なことですが、常日頃はトウを前方にして歩いています。 そのような習慣からトウを上にして見ることに? そのような人が多いような気がします。

シューフィッター 大木金次

 

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