2023年05月01日

悪魔のトリセツ No.151 フォルムを引き立たせる魔力


4月の「アレグレットのテンポで歩こう」では、股関節が入っている、「お尻」について書きました。

「悪魔のトリセツ」でのお尻は、少しちがいます。
ウエストのくびれから、膝のくびれまでのふくらみの部分全部がお尻だと、私は考えています。

お尻が大きすぎるの、小さいすぎるのと、コンプレックスを感じるのは、骨盤まわりの限られた部分しか意識していないのではないでしょうか?

さてその広い範囲でのお尻の下に続くのがふくらはぎです。そこもコンプレックスの源のひとつでしょう。私も立派なふくらはぎを恥ずかしく思っていましたが、ハイヒールを着けるようになってから、この太いふくらはぎこそが、膝の裏のくびれや、足首を引き立たせるのだと知りました。
特に後ろ姿は、身体のラインがよくわかります。
ほっそりとしたラインも、起伏に富むラインも、それぞれの個性があります。

どうかハイヒールを着けたら、合せ鏡や、ショーウインドウに映る、後ろ姿もご覧になってください!

私たちは、なんと美しいフォルムに恵まれているのでしょう。
是非、ご自分の美しい姿に見とれて欲しいと思います。

上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
posted by kemix4 at 04:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年05月05日

硬い革底・・・足裏をもみほぐすと履けた

足の裏って不思議なところです。 
靴箱に保管したまま3年ぶりに革底の靴を履いてみたところ足裏が痛くて履けない。 そのような信じられないようなことが起こることがあります。 

毎日の生活の中で、足の裏は刺激が少ないとなまっていく?ようです。
この頃はソフトなソールが多くなり常用していると、硬いソールを履いた時に足裏が反抗(強い刺激)し痛みを強く感じてしまうことがあるようです。  
たった3年ほどで足は変わっていくのでしょうか?  若い時は新陳代謝が旺盛ですが、年齢が高くなるとその環境は大きく変化するようです。
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外出中痛みを感じてきたら足裏を手で軽くもんでみます。 最初は痛みが鋭く感じますので、弱い力で手の平を乗せるような感じで行います。 そうすると少しずつ温かみを感じるようになります。  そしてだんだん力を入れていくと痛いながらも気持ちが穏やかになり、ときには「今いい気分です」と前向きな言葉を発するようになるようです。

足の裏は科学的な根拠の少ないところと言われています。 それだけに積極的に足裏の話をする人も少なく足をもむ人も少ないようです。 そんなこともあり、他人の足裏をもみほぐすときは本人の理解が得られるときに限ります。 

『人は足の上に立つ』という言葉、そんなことは当然と思われるが足が軽くなると心身ともに積極的な行動になっていきます。

年齢がすすむにつれ足裏に関心をもつこと、また刺激を与えることが大事なようです。 例えば、靴のソールや中敷きの硬さを替えてみる、家の近辺では草履やサンダルを履いてみる、夏など暖かいときは下駄を履いてみるなどです。 家の中ではソックスを脱ぎ、素足の生活をしましょう。 ときには手先で足裏を押してみることも必要です。 

今回は3年ぶりに履いたという話をしましたが、実はその前から足(体)に変化が始まっていたのでしょう。 そのとき気分的に「どうも履きたくない」ということで靴箱にしまったのではないでしょうか。 
ここでちょっと一言・・このような靴には「履かない理由」をメモにして靴に付けておきましょう。 そうすると履くときに気がつき大事にならなくて済みます。

頭では以前履いていた革底を履いてみたい・・・しかし体が受け付けない。  
繰り返しになりますが足裏って不思議なポジションですね。

シューフィッター 大木金次



 

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2023年05月09日

困った時に行く靴屋

ゴールデンウィークは、いかがお過ごしだったでしょうか。
お出かけの際に足のトラブル、ありませんでしたか?

困った時に行く靴屋になりつつあります。
「行ってみたら・・」言われてと来店されることが多い靴屋です。
美容院、クリニックの待合室で知らない方に教えて貰ってと言う方もおられます。
来店のきっかけをお聞きすると、「行ってみたら・・・」と言われたのでと言う回答が多いです。

足の痛みがある時に靴を替えてみようと思われる方は、意外と少ないのです。
高齢者の方はSNSで調べたりと言うことが難しいので、情報を得ることができない。
歩行の様子や、所作で、足の不調を感じた方が、親切に声をかけてくださるそうです。
とても嬉しいことです。

早めに対応ができますと、きっと痛みも軽減出来ます。
ほっておくと、より時間も費用もかかり、足だけではない身体のいろんなところに悪影響を及ぼすでしょう。
ぜひ、自分の足の状態をみてみましょう。
健康診断時に足の状態を見ていただけたら良いのになぁと思います。
もちろん、アドバイスももらえると改善できるでしょう。
足にあった靴や、インソールなど早めの対応ができます。
靴屋は、お客様の足に合った靴をご提案して使命を果たすことが出来ます。

今日は舟状骨のところに痛みをもっておられる方の対応でした。
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色々な方法があると思いますが、ご自身の希望もあります。
何もしないのは、一番良くないと私は考えます。
根気よく改善策を探すことが必要です。
お医者さまの治療で良くなる方も勿論たくさんおられますが、解決しない場合も多いのが足のトラブルのように思います。
色々と試してみて、その結果や様子をみながら少しでも改善するように頑張って欲しいです。
理学療養士のアドバイスも貴重です。

靴屋は多くの事例を知ることが必要です。
良い結果に繋がるように情報交換も必要ですし勉強も大切です。
足が楽になるような方法を一生懸命探して、快適に歩けるようになって欲しいですね。
寝たきりにならない為に、頑張りましょう!
まだまだ高齢化率は上がります。
寝たきりにならない為に足を大切に、頼れる靴屋を見つけておきましょう。

シューフィッター 池川成子





posted by k-burogu at 22:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする