1月半ばを過ぎ大寒の季節です、まだまだ寒い日が続きますが、春が待ち遠しい感じです。
昨年末出張フットケアでご自宅へお伺いした時に、ご家族の方からお子さんの爪についてご相談を受けました。
「この爪はどうしたらいいですか?」と言われたのが下の写真です。
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爪が短く、爪の表面がガタガタで、爪先の角は皮膚に埋もれている感じです。
特に痛みはないようですが、とても気になって、自分で爪をよく触ったり、爪の表面がささくれると自分で取ったりするようです。
上から両足を確認すると
左足の母趾の爪は食い込んでいないのですが、爪の切り方が角を落とすようになってしまっています。
母趾が少し曲がっているようにも見えます。
靴を確認させて頂きましたが、少し大き目を履いてらっしゃったので、サイズをきちんと合わせるアドバイスと、爪の切り方のアドバイスしました。
「子供の爪の構造は大人の爪と変わりない。しかし子供の爪は大変薄く、弾性があるため、子供の靴と靴下を点検することが大変重要である。」
(「爪病変大辞典」の原書Das große Buch der Nagelerkrankungen 3版の著者、Anke Niederau(アンケ・ニーデラウ)先生が、 改訂版 4版の 3-43 Der Kindernagel(子供の爪)の章に書かれています。)
*「爪病変大辞典」は日本語出版実行委員会で翻訳し発行した書籍です。
来月ぐらいからそろそろ新入学の準備などに入る方も多いのではないでしょうか?
特に「お子さんの靴選び、どうしたらいいのかな?」と思う方も多いと思います。
そんな時は是非シューフィッター、幼児・子ども専門シューフィッターにご相談ください。
家族で見守って、子ども大人も「快適な靴と足」で過ごしましょう!
マスターオブシューフィッティング&フスフレーゲマスター 藤井 恵