2022年07月01日

悪魔のトリセツ  No.141 暑い時だから趾のダメージ回復を

みなさん、こんにちは。
先月は梅雨を待つ話題から始めましたが、なんと!6月のうちに明けてしまいました。
期間の短さにビックリしたのは人間だけでなく、我が家付近の蝉も間に合っていないようで、まだその声を聞きません。
毎年、蝉が鳴き出して梅雨の終わりを感じていたものですが、今回の盛夏は不思議な静けさで始まりました。

さて、盛夏の履き物はサンダルもスニーカーもハイヒールも選び放題、お出掛けの楽しみのひとつです。

私はゴム草履つまりビーチサンダル、いわゆるビーサンを愛用しています。

涼しく、趾が自由になり、鼻緒で歩きやすく、何より着脱がイージーで、日本の生活スタイルにぴったりです。
日本伝統の草履をゴムで作ったものだから、家で靴を脱ぐスタイルに馴染むのは当然ですね。

靴には、爪先をまとめて使いにくくしてしまうデメリットがありますが、その対策のひとつが趾のダメージ回復です。
紐を締めて趾が動きやすくしていても、趾は靴の中に当たっていることがあります。
趾は、スッキリ伸びていますか?こゆびに胼胝はありませんか?
暑い時期は3ヶ月足らず。その間にビーサンを試してみてください。
趾の状態が変わって行くことを、体験してみて欲しいと思います。

ただしビーサンも万能ではありません。
靴とちがい、踵を支えるカウンターがなく、足裏を支えるシャンクもフットベットもありません。その人本来の、歩くための全身の力を問う履き物です。
足首まで結わえて固定した長距離向きのわらじとも異なる履き物で、ワンマイルシューズにぴったりですが、慣れるとそこそこ歩けます。
しかし、いつもと違う履き物を履くときは、ハイヒールと同様、短い距離から慣らして安全に使って下さいね。

連日のニュースでは「危険な暑さ」を警告しています。
お互いに安全な夏を過ごしましょう。


上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
posted by kemix4 at 09:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月05日

外出途中でも靴ひもの締め直しを・・ひも結びを見ている子ども

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写真は靴ひもを結んであげている銅像を真剣に見ている子どもの姿です(大阪・靭(うつぼ)公園)
夏の最中に暑そうなものを着用した写真で恐縮ですが、その様子は真剣そのもの。 たまたま公園に立ち寄ったところ、親から離れた子どもがどこに行くのか?と目で追っていました。 何と銅像を見に行ったのです。 何をしているのかな〜と子どもは思ったのでしょう。

子どもは、ひもを結ぶという光景に好奇心をもったのです。
この子どもは、おそらくひものついた靴を履いたことがなく、ひも結びを知らなかったのでしょう。 

今回の啓発は、外出の途中でもヒモの締め直しを願いたいということです。 それは子どもに限らず大人も一緒です。 
締めなおしてみると、意外に緩んでいたことに気がつくものです。 
緩みが左右で違う・・そんなことを発見?できるかもしれません。
 
ヒトの足は左右同じように歩いていても、動きは決して同じではないようです。 左右のどちらか一方がよく使われると思ってもいいようです。 中には歩幅が左右で違うということもありますので関心をもってほしいものです。 左右の足を支持足、運動足と呼ぶ場合があります。 左右で役割が分担されていることが多いのです。

靴はひも付きに限るという人が多いようですが、そのポイントは足に左右差があるからです。  5〜6時間も履いているとフィット感を感じなくなることがあります。 人によってはそのような状態がベストであると思うようですが、ひもを締め直してみると改めて「歩きやすい」と感じることがあります。

銅像を見ている子どものように、足もとに好奇心をもってほしいものです。 靴を履いてしまうと自宅に帰るまで多くの方は履きっぱなしです。 繰り返しになりますが、途中でひもを締めなおしてみましょう。 いっそう爽やかになりますよ。

シューフィッター 大木金次 
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2022年07月10日

暑い暑い夏を乗り切るために!

スクリーンショット 2022-07-10 4.55.00.png

昨日、今年初めて蝉の声を聞きました。
例年より早い梅雨明けでしたが、蝉の声はいつも通りのようです。

暑い夏を乗り切るために、いろいろ工夫をされていると思います。
暑い時間帯は、外には出ない。
こまめに水分補給をする。
クーラも適度に利用して、我慢しすぎない。

下着も涼しげなものが増えました。

食べ物にも注意が必要でしょう。

毎年のことですが、足と靴の工夫もしてください。
暑さの厳しい年は特に注意が必要です。

ついつい素足の時間が増えます。
軽い履き物を履く時間が増えます。

靴下を履いて、靴を履き、しっかり紐を締めて歩く時間はどうでしょう。

暑いからお部屋はクーラーが効いている時が多いです。
お買い物先のお店などは、かなり温度が低いかもしれません。
足元はご自身の体感以上に冷えていると思います。

また、軽い履き物で綺麗な歩行をするのは、中々難しいです。
ウォーキングをする時のように、足元をしっかり準備して、早朝や夕暮れ時にお散歩をしてください。
短時間でもこまめに続けると、暑さに強い身体になっていきます。

仲間とのウォーキング時も長時間はやめて、木陰のところで「ダラー」をしてみました。(写真)
ハシゴのような用具を地面に置いて、リズム良く歩きます。
声を出してカウントし、手を叩いたりと、脳トレを兼ねています。

足を上げることや、リズムに乗って歩くこと、足と手と声を出すということをバランスよく行うので、全身で楽しめます。
使っていない身体の機能を呼び起こしています。
写真のMさんは、いつも元気に歩かれています。
初体験でしたが、楽しんでくださいました。

梅雨が明けてから、雨が多いので屋外の運動は、晴れ間を見つけてしっかり行いましょう。

足を大切に!
暑くても紐を締めた靴を履く時間を作ってください。

シューフィッター 池川成子















posted by k-burogu at 05:15| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする