足の変形は、外反母趾など色んな事情で、困ってる方が多いようです。
リュウマチもその一つです。変形は進む場合も多く、履く靴が無いと言って、お越しになります。
ワイズも広く、紐靴での対応をしていますが、それでも履けないという方から相談を受けました。
足の第2趾と第3趾のところがきつくなる場合です。
夏に向かいますので、サンダルも考えましたが、足首の頼りない靴は上手く歩くことができません。
色々と思案していましたが、その辺りを広げるために縫製しているところをほどいて、縫い直す作業をしました。
見た目も気づかれないので、喜んでいただけました。
どのようなトラブルも、できれば美しく、違和感なく、その方の生活に溶け込む靴であるようにと思います。
リュウマチという状況ですが、人に会うと靴自慢をされるそうです。
70代は、まだまだ若いのですね。
いえ、何歳になっても美しく、軽やかに過ごしたいと思います。
自慢のできる靴だと思っていただけるのは光栄です。
色や、デザイン、若々しい靴をお勧めします。
そのためには、履く時に丁寧に時間をかけて履いていただく事になります。
履いてから鏡の前に立った時に、素敵で有りますように!
シューフィッター 池川成子