2022年05月01日

悪魔のトリセツ No.139 限界を超えないように

みなさん、こんにちは。
今年のゴールデンウィークは、いかがお過ごしでしようか?
私はと言えば、衣替えに励もうと思っています。
昼間は夏で、夜は冬という、かさばる日々がようやく落ち着いて、コートもブーツも片付けることができそうです。

さて、そろそろサンダルのシーズンです。
去年履き慣れたものでも、その時と現在の足の状態は違うので、新しいものと同じように履き慣らしをしようと思います。
パンプスも同様です。

私は洗濯物を干す時に着けて慣らします。

家の中なので、いつでも履き替えられるのと、物干し竿に手を伸ばすときに足を踏ん張るので、靴の中で趾が良く動き、早く慣れるように感じるのです。
次はご近所歩き、それから、買い物。
そしてすぐに帰宅できるスケジュールや、座る時間が多い出掛け先。
そうやって慣らしてから、やっと一日中出かける時に使います。

ハイヒールを着けた時の喜びは、なんとも言えません。背筋が伸び、身体に力が湧いてくる気持ちがします。
それでも、限界を超えると足が痛くなったり、一刻も早く帰りたくなってしまいます。
どのくらいが限界か測る意味でも、慎重に慣らしています。

上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
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2022年05月05日

階段を下りるのが怖い

「シューフィッターが語る足と靴」のブログに「階段を下りるのが怖い」というテーマは直接関連がなさそうですが、健康な靴生活をするために取り上げてみました。

「階段が怖い」という話はスポーツクラブで聞いたものです。  それもこの3か月で何と三人の男性からです。 すべて70歳を超えた方で、スポーツクラブでマシーンで使っておられ太い腕をしています。 その方は階段の上りは何とかクリアできるが、下りるのが怖いためエレベーターを使っていると言う。 

「怖い」という話を伺ったのは、階段の前にエレベーターがあるところです。「なぜエレベーターに乗るのですか?と」質問したのが始まりでした。 2階のトレーニングフロアから更衣室のある1階に下りるためにエレベーターを使っているのです。  スポーツクラブに入会しているにも関わらず、エレベーターを使うのです?
さらに不思議なことですが、いろいろ話を伺っていると階段の怖さを払拭したいという気持ちが3人の方から感じないのです。 話の中で「階段が怖いという話を切り出すのが恥ずかしい」と言われたのです。

そこで私なりに「なぜ怖いのか」について、ない知恵を絞ってみると、ふくらはぎの短縮にあるのではないかと想像します。 腓腹筋の速筋の割合は51.8 % (筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト辞典 潟iツメ社) もあるようです。 速筋はブレーキをかける機能があると言われます。 階段を下りるときはつま先から付くわけですが、その直後持ちこたえる力が弱くなっているのでは?  さらに速筋は加齢とともに低下しやすいとも言われています?  一般の生活の中で、つま先は意識しなければあまり使うことが少ない。 そんなところにも問題が秘めているようです。

改善方法について、私にはかなり難問ですが少し記してみますと、朝のラジオ体操・背伸びの運動の後、踵を上げ下げする運動が効果があるのでは。 さらに身近なところでは、壁に手を添え踵を上げてゆっくり下ろす、さらに水平位置より踵を下げられる場所があればいい?。 それから鼻緒のある草履を常用する、またつま先余裕のたっぷりある靴を選び、靴の中でゆびが軽く動くようにしておく。 毎日朝夕の布団の上げ下ろし、また家に中ではソックスを履かない、ゆびさきでグーチョキパーをするなどはどうだろうか。

マンション住まいの方でエレベーターが停止しないフロアに住んでいる方が沢山おられます。 そのような所で階段が怖いという方は本当に困っているのではないだろうか。 また階段が怖い人は、旅行や神社巡りなどの旅行には勇気が必要になりますが結局取りやめに、そのようなことが想像します。 

再度記しますが「階段が怖い」という話は恥ずかしさもあり、なかなか表には出にくいようです。 
そこで皆様にお願いです・・・改善方法がありましたらぜひお教えください。

シューフィッター 大木金次
posted by シューフィッター at 00:00| Comment(0) | 靴と足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月09日

頑張ってきた足のための高齢者の中敷

ゴールデンウィークはいかがお過ごしだったでしょう。
規制のない久しぶりのゴールデンウィークは天候も良く、人出も多かったですね。
お休みを利用して来店くださった方もおられます。
2年前ほどではありませんが随分、日常が戻ってきたようです。

ゴールデンウィークのお休みを利用して来店されたお二人はどちらもご家族と一緒でした。
オーダーインソールを製作したお二人の足の状態は、とても辛そうでした。
でも、「大丈夫。」と言われます。
「大丈夫、大丈夫」そう言いながら、過ごしてこられたようです。
頑張って、工夫して過ごされてきて、足の変形がきつくなって、やっぱり心配になってきます。
家族や友人が、気になってきます。
ご自身ではなく、周りの方の勧めで、靴や中敷きを変えてみてはどうだろうという事になったようです。

段々、変形箇所が多くなり、体重がかかると、力の掛かるところが変わり、身体を歪めて歩いたり、杖を使ったりして何とか歩いておられました。

人生100年時代。
80代の方にとって、これからの20年はとても大切です。
やっぱり、快適に過ごして欲しいと思います。

写真は同じ方のものでありません。

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靴や中敷で、歩く時の状態がこんなに変わるという事を体感する機会は殆どありません。
工夫して元気に歩きましょう!

昨日はNW講座で10名の方のフットプリントをとりました。
少し痛みはあるものの、元気な方々です。
大切にして欲しいですね。

シューフィッター 池川成子


posted by k-burogu at 21:54| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする