2021年、最後の投稿になります。
「高齢者の足と靴」をタイトルにしていますのは、高齢者の方とともに過ごす時間が多いからです。
退職されている方は、お出かけ用の靴が必要で来店されますが、働いておられる方は、「働くための靴」となります。
「働くための靴」は若い方だけではありません。
高齢者は65歳からだと定義されています。
定年を迎えた後は、余暇を楽しんでおられます。
でも、65歳は、まだまだ若い!
お仕事を続けている方によくお会いします。
再就職の場合、同じ職場の延長で、ご家族のお仕事の応援で等・・・色々ですね。
そんな元気な方も足、膝、腰の不調に悩まれつつ働かれていたり、その不調のためにお仕事を辞めようかと思案されることがあります。
そんな理由で、来店される方が、足の状態を知って、身体の土台となる足に合った靴を丁寧に履くことで、お仕事を続ける結果になることも多々あります。
今まで、知らなかった足のこと。
靴のこと。
また、身体に良いと思ってしていた運動のこと。
この時期まで、働けただけでも、嬉しい事ですが、いつまでも貪欲に不調改善に努力してほしいと思います。
足の健康に気遣い、靴選びを大切にされるTさん。
いつもは、黒か茶色の靴でしたが、初めて赤い靴を履いてみられました。
とても良い状況で、気に入って頂きました。
メンテナンスに来てくださった時の写真です。
本当によく履き込まれています。
アッパーは柔らかくなって足も心地良く、足裏も気持ち良いようです。

Tさんは元気いっぱいです。
立ち仕事の場合は、身体の土台である足に敏感になります。
靴の踵が減り始めたら、修理をし、中敷きも取り替える。
靴下も気遣っています。
働くための靴、思いっきりの心くばりをしてください。
コロナ禍で、ストレスは老若男女、感じておられるでしょう。
来年は、今年よりも元気に、楽しいところにも出かけたいですね。
お家にいる時間が長い方は、ラジオ体操を!
ウォーキングシューズで散歩から始めてください。
元気にお仕事されている方も、足や身体を休めて温めて、靴のメンテナンスや、買い替え時期ではないかの確認をしてください。
過信は禁物、甘やかしも厳禁です。
私も、今年は体力維持、増進に心がけました。
13キロのウォーキングにチャレンジしようと思っています。
以前はスイスイ歩けた長距離も段々、苦手になっていました。
2022年は、たくさんお出かけができて、一生懸命、お仕事もできますように!
シューフィッター 池川成子
posted by k-burogu at 00:00|
Comment(0)
|
日記
|

|