2021年11月01日

悪魔のトリセツNo.133  2つの提案

 みなさん、こんにちは。
 毎月1日の、永田聖子です。

 今回は、

@靴はお出掛け先の行動に合わせて選び、
A靴を起点にコーディネートを考える、

という、
2つのトリセツを提案したいと思います。

 さて、爽やかな青空かと思えば、急に雨がちになったり、全く秋の空は気まぐれです。
 気温も、朝夕は寒く、日中は暑いくらいで、毎日の装いに悩みます。
 足元も、そろそろパンプスだと足首の冷えを感じるようになりました。
 みなさんは、どのようにお過ごしでしょうか?

 お店に並ぶ婦人靴は、ブーツが目立つようになりました。
 特に目を引くのは靴先の形です。
 ボリュームのある、アヒルさんの足のような、末広がりのスクエア形の靴先のブーツが並んでいました。
 人の足も、実は踵の底面積は小さく、趾先に向かって末広がりで、アヒルさんの足の形と似ていますね。

 しかしそんな靴先の形は、履き口の大きく開いたパンプスに取り入れるには難しいデザインです。
 パンプスの、足の先の形を尖らせて整えるコルセットというコンセプトからも、真逆の形ですね。

 でも、ブーツなら、足首から足をつかまえる事ができます。
 そして、大きな靴先の形は、踵や足首を、より小さく細く演出する視覚的効果もあります。
 気温が低くなるにつれ、洋服のボリュームも増し、スカートやパンツの裾と大きな靴先の間に挟まれて見える脚も、よりほっそりと見えるばず。
「細いは長い」の目の錯覚を大いに利用できます。

 ただし、激しい足の動きに対応する機能は紐靴の方が優れています。
 ですから、靴はお出掛け先の行動に合わせて選ぶのが快適に過ごすための鉄則です。

 コーディネートは靴を起点にすれば、いざ出掛ける時点で時間も迫っているのに「なんだか足元が洋服と合わない」というトラブルを回避できます。
 そこで、今回の提案です。

@靴はお出掛け先の行動に合わせて選び、
A靴を起点にコーディネートを考える。

 そうすれば、お出掛け先で靴による足の痛みとは無縁におしゃれを楽しみ、快適に過ごせるはずです。

 ところで、ようやく全国的に、経済活動の制限が解除され、解放感に満たされつつあります。
何かと締め付けられ勝ちな足の趾も、解放されることを願っています。


上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
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2021年11月05日

ラジオ体操で足ゆびを柔軟にしましょう

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最近「浮きゆび(足)」を指摘される研究者が増えていますが、我々シューフィッターも足の計測の中で浮きゆびを確認しながら靴のフィッテングを入念に行い、同時にその都度顧客に啓蒙を行っています。 浮きゆびの増加についてはかなり以前から指摘され、子ども全体にも広がっており、全体からみた割合も増加の一途になっています。 なお浮きゆびについては、本年の6月5日と2月5日にも発信しておりますので、検索欄に「浮ゆび」と入れご覧になってください。 

浮きゆびは、我々の生活に密接に関わり姿勢や体幹に影響することから改善をする必要があります。 そこでラジオ体操をしながら浮きゆびを改善してほしいと考えています。 もちろん浮きゆびの改善としてウォーキングにも関心をもって頂きたいものです。

ラジオ体操は第一と第二があり、毎日6時半から10分間放送されています。 インターネットを開くと体操の動きをしっかり見ることができますが、第一と第二を合わせて「つま先立ち」が9回も入っています。 つま先を立てるときは踵をきっちり上げることがポイント、さらに重要なことは「ゆっくり下ろす」ことが大事です。 このゆっくり下ろすことが意外に難しいようです。 また踵を上げたまま運動を行う動作が入っていますが、これをしっかり行うには毎日行う必要があるようです。 「継続は力なり」ラジオ体操こそこの言葉がピッタリです。 
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足ゆびの力は特に階段を下りるときに重要ですが、高齢になると階段は上りより下りが大変と言われます。 下りるときつま先を付いた直後、膝がわらってしまい怖く感じるという人がいます。
そのため階段が怖い人は、下りるとき踵から接地するようになります。 階段のステップの幅は30pほどあるようですが、現実にはそれ以下の狭い階段が多いため、下りる前から恐怖心が先に立つと言われています。 そうなると階段を使わずエレベーターを選んでしまう。
階段はゆっくり下りることが大事で安全です。 そのためには毎日ラジオ体操を行い、つま先立ちをしてゆっくり踵を下ろすという運動が欠かせないのです。 

高齢者のウォーキングを見ると、歩幅の狭い人や、すり足,外輪歩行、また歩隔(左右の横幅)の広い人が多くなっています。 また立つ姿勢に後傾している姿が目につくようになってきました。 その多くが足ゆびに力が入りにくい「浮きゆび」から生じていると言われています。  浮きゆびの改善には、常日頃から足ゆびを十分に使うことが欠かせないのです。 今回は高齢者を中心に投稿しましたが、浮きゆびは子どものときから始まっています。 
子どもの足ゆびの改善と共に中年の方々にも足ゆびに関心をもって頂きたいものです。

シューフィッター 大木金次
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2021年11月10日

高齢者の足と靴 お出かけしたい!

11月、立冬も過ぎました。
長い自粛に慣れつつありましたが、やっぱり、お出かけしたいと思います。
そして、いざ、出かけると疲れやすくなっている自分の体に驚く方がおられます。
でも、「お出かけしたい」と思えるだけ良いのですね。
「出かけても良いんだよ」と言われても、その気力もなかったり、足が疲れたりするようです。
ご来店いただくお客様の元気な様子は、以前にもまして嬉しいのです。
「普通に歩いてる」
「ちょっと、歩いてる」
「そんなに、歩いてない」
「前より、少ないんやけど」

曖昧な言葉が、行き交います。
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どんな道を歩いてますか?
何分ぐらい歩いてますか?
どんな靴で?
荷物は持ってますか?
もし、歩くことが日常の習慣となっていなかったら、15分くらい歩いてみると良いのではないでしょうか。

毎日、歩いている方は、ちょっと歩き過ぎていないかを考えてみてほしいと思います。
歩かないと、落ち着かない方がおられます。
健康のために始めたウォーキングも続けていると、過度な運動に変身することがあります。

靴を履いて頂きながら、足の状況の確認をしたり、靴のメンテナンスをする際に、足に悪い影響を与えることは無いかの確認も必要かと思います。
靴と足とご自身の身体の相互の良い状況が理想だと思います。
シューフィッターがお手伝いできると、嬉しいですね。

お買い上げの際に、そのような事をお伝えします。
お伝えして、良い結果につながることが目標です。
残念ながら、上手にお伝えしている自信はありません。
でも、以前の靴の履き心地が良かったよ〜と来店いただくと感謝の気持ちでいっぱいになります。
その理由の一つ
靴を履くのは、お客様です。
丁寧に履いて頂かないと、良い履き心地にならないことが多いのです。
デザインの好みなどの理由で、履く機会が無い場合も靴の良さは、分かりません。
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何ミリかの微調整も必要な場合があります。
リハビリ時やお医者様の支持のもと、調整する場合もあります。
不要な調整もありますので、相談しながら、環境を整えましょう。
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シューフィッター 池川成子


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