2021年10月01日

悪魔のトリセツ No.132 再び出歩ける喜び

 みなさん、こんにちは。
 夜風がひんやり感じる頃になりましたね。
 ようやく緊急事態宣言が解除され、再び出歩ける日々が戻ってきそうです。
 しばらく靴から離れていた方は、また足に靴を慣らすところから始めて、健康に元気に歩いて欲しいと思います。

 さて、この「悪魔のトリセツ」は、パンプスやハイヒールを念頭に置いて書き始めました。
からだの不調の原因のひとつはハイヒールやパンプスなどのおしゃれ靴で、その靴を変えればトラブルが解決すると考え、靴が悪者にされてしまうのが残念だったのです。
 パンプスもハイヒールも、それぞれにとても歩きやすい靴だと、今一度、感じてもらえたら嬉しいです。

 こう言う私も、夏の間ずっと、短パンとビーチサンダルで過ごしてきました。
 久しぶりにハイヒールを着けると、身体はちゃんと覚えていて、背筋が伸びてお腹に力がみなぎりました。
 こんな絶妙な履き物を造り、工夫を凝らし、技術を練り上げ、伝えて来られた靴屋さんと、愛用したユーザーのみなさんに感謝します。

 いよいよ、経済を回す方向で世の中はギアチェンジを始めました。
 お出掛けの機会が増える予感がして嬉しい反面、ますます感染対策に気持ちを引き締めたいと思います。
 そして、靴に足を慣らす事なく出掛けて足を傷めてしまう失敗を、やってしまうことの無いように気を付けようと思います。

上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子
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2021年10月05日

大事な長靴 

長靴が入る靴箱 吉井繫明 様.jpg

写真は米沢市(山形県)にお住いの吉井繁明 様からフェースブックを通して頂いた「靴を整理する棚(一番下段のスペースは草刈りや釣りに使う長靴を収める場所)」です。 本日作ってみましたとありましたが、小生のフェースブックをご覧頂いた後、即手作りされたことに頭が下がります。

「この辺の立派な農家のご家庭にお邪魔する事があるのですが、作り付けの下駄箱はあまり使わないスニーカーや革靴がぐしゃぐしゃに突っ込んであり、毎日使う長靴は下駄箱に入らないので外にいっぱい出してあるのをよく見かけます。 家庭の生活に合わせた下駄箱、売ってても良さげですが・・。」
さらに、「家を建てた時、玄関の下駄箱は、革靴しか入らない下駄箱で、長靴は、玄関にトコロ狭しと放置されたまま・・。
せっかくの新築❣️・・、長靴が整理される下駄箱があれば、新築感が増します❣️💪
私のようなシロウトの下駄箱ではなく、長靴をオシャレに収納出来るスペースがあったら・・と、米沢で毎日の雪おろしに攻められていた頃から思ってました」と、吉井 様からコメントを頂いています。 

私も米沢出身で雪深い長い冬を使いこなす長靴のありがたみを肌で感じております。 吉井様から上記の手作りの写真を頂いた直後に『長靴が収まる靴箱がほしい』と思いブログの発信に至りました。  靴箱の前や横で倒れている長靴、玄関の外や庭の傍らに放置されている長靴をみると忍びないのです。 長靴だけが取り残されているこの現状をみると、まだまだはきものの管理の遅れを感じます。 

常履きの長靴意外に草刈りや釣り用の長靴(吉井 様がご使用とのこと)、また高い場所で履く安全靴や足もとの悪いところで踏ん張る地下足袋など、仕事に切り離せない大事な履きものが沢山あります。 しかしそのほとんどが保管場所がないというのが実態です。 しかも靴棚には靴が押し込まれているという家庭が多いようです。
023.jpg 文化.jpg

水洗いの多い長靴、その保管については清潔を考え、できれば使用後に逆さに立て乾燥できるような工夫があればありがたい。 日本にはワラジはなくなった?ものの、下駄や草履、雪駄やアシナカ(鵜飼が使用)など日本文化ならではのすばらしい履きものが沢山あります。 
長靴を始め、上記のような履きものが堂々と玄関に収まる日本にしたいものです。

今回は、フェースブックに写真と共に貴重なコメントを頂き、その上気持ちよくブログへの投稿をご了承を頂きました吉井繁明 様に心から感謝を申し上げます。 

シューフィッター 大木金次
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2021年10月09日

シューフィッターを知ってますか?

高齢者の方対象の講座で、「シューフィッター」のご説明をさせていただきました。
これまでも、シューフィッターのことをお話しすることがあります。
靴に関する仕事をしている者にとっては当たり前のシューフィッターの存在も、まだまだ知らない方が多いですね。
超高齢社会になり、高齢者の学ぶ場も増えました。
歴史や文学、多くの科目があり、たくさんの方が学ばれています。
健康のための内容もありますが、足に関する学びの場の少ないことがとても残念です。

シューフィッターは「足と靴と健康協議会」認定の資格です。
1965年「日本婦人靴研究会」としてスタートしたそうです。
1984年にシューフィッターの資格取得講座が始まったので、20年ぐらい経ってからということになります。
その後もシニア専門や子ども専門の資格もできて、冊子もでき、お伝えしやすい状況になってきました。
本屋さんに行けば、足や歩行に関する本はたくさんあります。
でも、シューフィッターから直接、お話を聞く機会が少ないのです。

超高齢社会に突入したのが2007年。
平均寿命は伸び、高齢者は若々しくなりました。
健康寿命を伸ばす努力が必要になってきました。
特に足は、大切です。
日常生活を自分でするための歩行は、ご自身にも家族にも、大きな影響を与えます。
また、歩けるけれど、痛みを伴いながらというのは辛いですね。
足を大切にしなければ、痛みある期間が長引くことになります。

靴は「履ければ良い」と思っている方も少なくありません。
ご主人のスニーカーやお孫さんの運動靴を履いているお婆ちゃん。
痛いところに当たらないので、良いと思われるようです。
足に合った靴を履くようにアドバイスして、気づいてもらうと喜んでいただけます。
今まで、知らなかった事を知ってもらったり、気づいてもらったりする事で、日々の生活をより快適にしていただきましょう。
写真のように、減りすぎている底は、滑ります。
当たり前のことなのですが、ほったらかしの場合も多い。
すぐに修理をしたり、新しい靴を購入して欲しいと思います。
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今回の講座でも何名かの方の靴紐を結び直しました。
快適な歩行ができ、表情も変わります。
体感もして頂いて、足の大切さを伝えたいと思います。

靴紐を結ぶことが難しい方はマジックシューズやファスナー付きがお勧めです。
ファスナー付きの靴も増えました。
介護シューズも豊富になってきました。
アドバイスの機会が購入時だけでないようにしたいですね。

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シューフィッター 介護福祉士 池川成子








posted by k-burogu at 23:08| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする