2021年06月01日

悪魔のトリセツ No.128 マルキ・ド・サドと澁澤龍彦と、渡辺一考さん

試合に負けたが勝負に勝った人、
澁澤龍彦。
彼を知らなくても、
マルキ・ド・サドの名を知る人は多いでしょう。

私が強くハイヒールに惹かれたのも、澁澤龍彦の物語や随筆を読んだ影響かもしれません。

渡辺一考さんは、澁澤龍彦を世に知らしめた方なのに、そのお名前さえ存じ上げず、かつてご町内にてお会いできた奇跡に驚いています。

渡辺一考さんの自己紹介を、ここに引用させていただきます。

ところで、以前、我が家に回覧板を回して下さってたのは「霧島」というお料理屋さんで、九州の霧島連峰に因んだお店でした。
霧島さんがお辞めになったあと、
「ですぺら」という、お洒落な看板が揚がって気になっていたのに、そのお店が渡辺一考さんのお店だというのに、閉店される事を新聞で知るという、ギリギリ滑り込みセーフのご縁でした。

渡辺一考さんのブログ、
「ですぺら通信2.0」の一部を更に引用させていただきます。



さて、靴はアタッチメント。
主体は貴方の体。

気候などの環境に起因する文化や習慣が各地に伝わるうちに、その違いがねじれて絡まって困難が生じるのです。

ハイヒールもスニーカーも、
アタッチメント。トリセツは人それぞれに違って当然と思います。
シューフィッターは、
靴選びのナビゲーターで、カウンセラーでもあるのです。


上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
   永田 聖子

追伸:
その「ですぺら」跡は、
白い半紙大の木に、黒々と、女将さんご自身で揮毫された
「綾き」(あやき)さんという看板が揚がっています。
まだ休業中のようです。

posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする