2021年01月25日

防滑シューズ

今年初めての投稿になります。
新年明けてから全くおめでたくない事ばかりですね。僕の住む神奈川県も2度目の緊急事態宣言中です。今は耐え忍び、早くこのコロナ禍から抜け出せるよう一人一人が頑張るしかないですね。

さてコロナから目をそらすと、今年は昨年と違いかなり寒い冬になっています。本来ならばこの話題がニュースのトップに来るはずなんですが。
日本海側を中心に連日の大雪や吹雪の情報が寄せられています。東京や神奈川県は初雪は降りましたが、まだ積もってはいません。でもこの感じではこの冬きっと雪が積もることが太平洋側でも起きることでしょう。
その時に備えて足元の準備は大丈夫ですか?(すでに雪が積もっている地域の方は当然ですが)とにかく滑りにくい靴を用意しておいてほしいです。今回は防滑シューズについて取り上げます。

防滑といってもすべて同じではありません。大きく分けると3つになります。
1.雨の路面で滑りにくいもの
2.雪の路面で滑りにくいもの
2.氷の路面で滑りにくいもの

1.2.3.すべて防滑ですが、一番強力なのは3の氷の路面でも滑りにくいものです。3はすべての路面に対応します。
ややこしいものが2の雪の路面対応のものです。雪と氷は同じ、と思ってはいけません。実際どちらも滑りやすいですが、新雪の上を歩くよりも氷(アイスバーン)の上を歩く方が滑りやすいと思います。都心部では新雪が積もりづづける、という事はあまりなく降った雪が溶け凍る、というパターンの方が多いので3のタイプを選んだ方が良いと思います。
防滑底材は日進月歩で次々と新製品が登場していますが、代表的なものを紹介したいと思います。

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このタイプは雪には強いですが氷には対応していない底材です。

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これはセラミック素材が配合されていて雪はもちろん氷の路面にも対応できます。同じ効果があるもので有名なのは「スタッドレス」があります。

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これは金具が踵についていて通常はしまっておき、雪道の時には金具を起こすことにより防滑になるタイプです。氷道にも効果があるように思えますが、実はこれは氷道ではかえって滑ります。雪道では素晴らしい対応が期待できますが氷にはこの金具では刺さらないのです。
メーカーにも確認しましたが基本的にこのタイプは雪道対応と考えてください。

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防滑の底材でない靴でもこのパーツを取り付けるととりあえず防滑になります。雪・氷道では取り付け、そうでないときは取り外してください。都心部では便利かと思います。

実際は靴についている説明タグの確認か販売員に聞くことで確実な情報が得られます。見た目の思い込みで防滑シューズを判断しないでくださいね。

      上級シューフィッター&健康ウオーキング指導士  林 美樹
posted by ミッキー at 02:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする