本年もよろしくお願い致します。
今年は、例年とは違った年の始まりになりました。
いつもですと、家族が集まるのですが、コロナ禍での過ごし方をちょっと考えて、元旦から小さな山に行ってみました。
一度ではなく、3日続けて登ってみようと計画しました。
外出することが少なくなった日常で、運動不足が心配されます。
ウォーキングは最適ですが、慣れていない方は、中々、実行できません。
この機会に是非、始めていただきたいと思います。
歩くときには、必ず「靴チェック」が必要です。
今回は、小さな山に登りますので、滑らない靴を選びます。
地面はコンクリートのところも多いので、トレッキングシューズを履かなくても大丈夫でした。
ウォーキングシューズで登れる山です。
1日、2日、3日と少しコースを変えての体験です。
続けて登ると、段々呼吸が楽になります。
筋肉痛は段々、きつくなってきます。
「足」の不調はありません。
それぞれの違いを感じられるので、良い体験になりました。
山で出会う方々は、流石にフィットした靴をしっかり履いておられます。
当然、姿勢も良く、見ていても気持ちが良い。
今回、気づいたことの一つに若い方が多かったことです。
もう一つはペットと一緒に登っている方もたくさんいらっしゃいました。
軽やかに登られている様子は、微笑ましい光景でした。
2日目、孫(3歳10ヶ月)とも少し歩いてみました。
見事に足が上がっています。
良く動く孫で、走ったり、スキップしたりと活動的ではありますが、足取りの安定感、歩き方をみてしっかりしている事に驚きました。
孫の靴はマジックシューズ、しっかりマジックを留めています。
足がしっかり上がる大きな要因ですね。
大人も子どもも靴をしっかりフィットさせて、軽やかに歩きたいと思います。
@「正しい歩き方」→ A「正しい立ち方」→ B「正しい靴の履き方」
より効果的に、気持ちよく、楽しく歩きたいです。
そのためには、正しく立つことが大切です。
正しく立つためには、身体を支えている「足」が安定していることがポイントとなります。
立った時、左右肩の高さが違う方、頭が前に出ている方、お尻が突き出ている方、背中が曲がっている方など、悪い姿勢の場合は靴から見直します。
靴底が減っている、大きすぎたり、小さすぎたりしていないかを調べます。
綺麗な姿勢で、歩き始めると、気持ち良く楽しく歩けます。
体幹を意識します。余計な力は抜きましょう。
歩き始めると、腕の振りに注意します。
全く、腕が振れていない方の歩幅は狭いことが多いです。
腕を振ることで、歩幅はすぐに少し広がります。
日常歩行で、荷物を持って歩く機会が多いと、腕を振る癖がついていなくて振れません。
また、ポケットに手を入れて歩いている方も同じです。
歩幅が狭いと、踵から着地できません。
しにくくなります。
一定のリズムで歩行は繰り返されますので、悪い状態が繰り返されることになります。
腕を振り、歩幅を広げ、姿勢良く歩くと、楽しく歩けて、効果も大きくなります。
体重の変化や血圧の適正化などの効果が出ると、さらに嬉しくなり、もっと歩きたくなります。
効果を感じる為には、事前の靴チェックや正しい立ち方、歩き方を守ることが大切です。
コロナ禍で、心身の健康管理はいつも以上に丁寧にしたいものです。
免疫力アップのウォーキング習慣を身につけましょう。
歩けない! 歩かない! どちらでしょう?
その理由をちょっと考えてみましょう。
春には、気持ち良い風を感じながら、自然を感じながら歩けるように、頑張りましょう。
シューフィッター 池川成子