2020年04月01日

悪魔のトリセツNo.114  パンプスに「楽チン」を求めないで

 みなさん、こんにちは。
 今、世界中が、大変な事になっています。 
 しばらくは行動自粛など、お出掛けの機会は減ることでしょう。 

 今まで人類は、何度も感染症を御して、乗り越えて、私たちにその経験や知恵を残してくれています。 
 根拠ある知識を元に、安全に過ごそうと思います。 
 いずれまた、パンプスを楽しく履く機会は戻ってきます。 

 さて、今回も、パンプスを着ける心構えの一部をお伝えしたいと思います。 
 まず、久しぶりにパンプスを履くときは、傷んでいないか点検したり、改めて足に馴染ませるなど、準備をして、トラブルを防いで下さい。 
 そして、パンプスでお出掛けする基準は、「楽チン」ではない、ということです。 
 礼服や、お洒落をしてお出掛けする時に着ける靴なので、気合いを忘れないで下さい。 
 
 「楽チン」をお望みなら、「歩きにくい靴」をおすすめします。
  足がスッと入り、かかと周りが柔らかく、ふんわり柔らかいクッションで、軽い物がリラックスできます。 
 スリッパやミュール、足に合わない大きなサイズの靴など、連続歩行に向かないような履き物こそ、リラックスするのに向いています。 

 健康がいかに貴重なものか、健康的な生活を送るのが、いかに難しくて簡単なのか、身に染みる思いをしています。 
 生活のなかで、優先順位が大きく変わるかも知れません。 
 この困難を乗り越えた先には、また新しい価値観が出現することでしょう。 

 ところで、新型ウィルスは、空気感染ではなく、飛沫感染や接触感染だそうです。
 人と適正な距離を取り、手洗いやうがいを徹底し、お部屋の換気を心掛けることなどで、感染予防ができるそうです。 
 リンクを参考までに貼って置きます。厚生労働省の3月31日現在の情報です。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html 

 では、次のアップは5月1日の予定です。 
 皆さんのご健康をお祈りしております。  

    上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ  
                                                   永田聖子 
posted by kemix4 at 08:27| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月05日

靴は他の身の回り品と違う・・・左と右がある

「利き足はどちらですか?」と伺うと、返事に躊躇する人が多いようです。 そのとき手をイメージしながら考えている人がほとんどで、手のように大方が右ではとなる。 
そこで手と違い、右足を使うには左足がしっかり安定していなければなりません。 そこで右足を運動足、左足を支持足と言い、ボールを蹴る足を利き足とも呼んでいます。 

足と手を比較すると同じようですがまったく次元が違うことになります。 例えば右足が効果的に働くには、バランスのとれた左足が合ってこそ。 役割の違う左右の足に左右同じ靴を購入しているのが現実です。 
そうすると履きやすい靴になるには「履きならし」という時間が必要になります。 履きならしは身につける洋服の着ならしにも似てますが、靴ほど大げさなことではありません。 靴の履きならしは大事でそのとき感じるのが左右差です。
ピクチャ 18 重要.png

履いているうちに、靴の摩耗に少し左右差が生じてきます。 「どうして片方の靴だけが減っていくの」という申し出を受けることがあります。 その多くは上記のように左右の足の働きが違うところにあるようです。 ところが靴は左右が同じように摩耗してほしいと思っている人が多いようです。  ただ靴の摩耗を他人から指摘されると、とてもいやな気分になることがあります。 

中にはソールの交換など修理をすると自分の靴ではないのでは?と思う人がいます。 靴の修理ほどむずかしい仕事はありません。 

今回は非常に些細なことを記しましたが、靴に左右差が起こり「この靴は履きやすい」という評価をいただくようです。  
靴の出来栄えは左右が全く同じ、しかし店頭で左右差が見つかれば購入する人はおりません。 写真は左右差がないことを顧客の前でチェックしているところです・・・靴って不思議な履きものです。 なお靴に左右差が大きく出るときはシューフィッターに相談をしましょう。 

玄関に脱がれた靴を見ると、曲げジワの襞(ヒダ)一本一本にも左右差がみえる、それを称して「靴はその人の人生そのもの」と語った人がいました。  

シューフィッター 大木金次

posted by シューフィッター at 00:00| Comment(0) | 人の足と靴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年04月10日

気分転換に靴磨き

新型コロナウィルスの感染予防のために外出自粛、いかがお過ごしでしょうか。
マスク着用、手洗い、うがいも生活に馴染んできました。
マスク不足も工夫して使ったり、手作りマスクの方も増えてきました。
でも、長期になるとストレスも溜まってきます。
リレーメッセージで励ましたり、決まった時間に拍手をするなどそれぞれが、何か出来る事を考えているのは本当に素晴らしい事だと思います。

私は、来店された方にご自宅での靴磨きをお勧めします。
方法が分からない方もいますし、力の入れ方によっての違いもお伝えします。
いつもと違う時間を使い、靴箱を開けてみましょう。
普段履く靴を綺麗にし、長らく履いていなかった靴も点検してください。
何年も履いていない靴は、履いてみてフィッテイングの確認も必要です。
足は変化しますので、大切なことです。
磨いてピカピカになった靴は、気持ちよく履けそうです。
私は、家族の紳士靴を磨いてみました。
片方だけ磨いて、比べてみます。違いがよくわかります。
紐も替えることにします。手入れをすると長く履けます。
IMG_8280.JPG

スニーカーを何足もお持ちの方も多いと思います。
ブラシでほこりを落としたり、インソール、紐の点検、洗った方が良い場合もあるでしょう。
特別なことではありませんが、この時期に足やお持ちの靴に目を向けてみてください。
接触のない状況を選び、お散歩をしてください。
足の健康は心身の健康につながります。



シューフィッター 池川成子