2020年01月01日

悪魔のトリセツNo.111  鼻緒の文化の人だもの

 みなさん、明けましておめでとうございます。 
 
 令和2年、1月1日の「悪魔のトリセツ」は、ちょうど1並びの、連載No.111となりました。 
 
 さて、多くの日本人は、靴を履いていません。 
 不思議に思われますか?
 確かに足に着けているのは靴ですが、靴の踵に足の踵をしっかり合わせて履くのが靴です。  
 多くの人が履いているのは、靴の形をした「ツッカケ」です。 

 私たち、鼻緒の文化の人ですもの、無理もありません。 

 家の中でも靴を脱がない文化の中で発達してきた履き物は、それに適した機能を備えています。
  家では履き物を着けない私たちは、元々、着脱簡単な鼻緒の文化の生活様式ですが、西洋の靴を上手に応用して使っています。 
 しかし、本来の靴の使い方が伝わらないまま使っているので、間違った使い方に因る弊害も頻繁に見受けられます。 
 
 私たちは、せっかく鼻緒の文化に生まれ合わせたのに、「靴の形をしたツッカケ」しか知らないような世代になろうとしています。 
 靴の文化を、鼻緒の生活に取り入れた、言わばねじれた状態の文化のまま、強引に使い続けるのは、危険と言って良いでしょう。 

 この事実を知らない人は、靴を扱う仕事に従事する人の中にさえ、多くいます。 
 靴や足を勉強する環境にある人が、早くそれに気付き、靴のユーザーに伝えることは急務です。 
 折に触れ、このように発信する方法も、その務めの一つと考えています。 

 私たちは、幸いにも、靴を脱いで寛ぐ文化の元に居ます。
 もし私たちが、優れた発明の1つである「靴」も使いこなす事ができたなら、次はそれを、世界中の靴文化にある人々に、新しい幸福な文化として発信することができるでしょう。 
 いつかそんな日が来ることを期待して、このブログを続けて行きたいと思います。 
 本年も、これからも、ずっと、よろしくお願い申し上げます。 

 みなさんの、健康とご多幸をお祈りしています。 

 上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ-      永田聖子 
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2020年01月05日

短めの靴べら

外出するとき「靴べら」を持ってますか?

日本は靴脱ぎの文化、どこで使用するか予想ができません。 親戚や先様に伺ったとき、帰り際にさりげなくマイクツベラを出すととても好感をもっていただけるようです。 
使うものは先様に「借りる」というより自分で用意をしている、そんな積極的な心掛けはとても大事なことです。 そんなことまで考える必要があるの?と思いがちですが、靴は身体の土台、重要なポジションでおろそかにできないところといえます。 
旅行先などでも靴べらがあればと思うことがよくあります。 
周到な心掛け・・・・それが靴に必要なのではと思われます。
次の写真は常日頃手にしているもので使い勝手がそれぞれ違い楽しいものです。 
DSC04174 トリミング フィッテング 道具.jpg


手の平に感じる最高の感触の靴べらは下記の写真のもの、ずいぶん以前に頂戴したもので業務用として携帯していました。 手の平と比較すると大きく見えますが、胸ポケットにすんなり収まり今でも大変重宝しています。 現在は足と靴の講演のときに持参し皆さんにご披露方々試し履きの際に履かせてあげています。 持ち方をみると自分で履く手つきではありません。 靴に足が収まった瞬間多くの方から「うまく入るもんですね」と言われます。 靴を履かせてもらった経験が少ないこともあり感激されます。
いつも右手で使用しますが左手で使ってみると右手ほどの感触がないことにいつも不思議さを感じます。
DSC00160 道具 最高の感触.jpg


玄関で短い靴べらにお目にかかることはほとんどありません。 多くの方が立ったまま靴を履くからです。 靴はイスにかけて履くことを習慣にしてほしいと常々話をしています。 座ると短い靴べらのほうが使い勝手がよくなります。 靴を履くときはできるだけ足もとに近づいて履くことで良いフィット感が得られます。
最近高層マンションの玄関に引き出しのできるイスを設けるところが出てきました。 できましたらそこに使いやすい短い靴べらを下げたら「何と気が利く」と思われるのではないでしょうか。 玄関をみると家族が見えると語った人がいます。 

引き出し式のイスに短めの靴べら、これこそ「おもてなし」です。
訪問者は感激されるのではないでしょうか。
シューフィッター 大木金次



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2020年01月10日

あけましておめでとうございます

2020年スタートです!
ノルディック・ウォーク講座もスタートしました。

「生涯自分の足で歩く」という目標を持って授業は進みます。
足の状態を知っていただき、靴のお話をします。
講座が終わる頃には、足の動きが変わり、歩容も綺麗になっています。
5cGCXj5iR6uM43h2N2xEMg.jpg
「足のこと、知らなかった」という方が殆どです。
「靴のこと、知らなかった」という方も多いのです。
まずは、自分の足を知っていただき、出来るかぎり自分に適した靴を選び、正しく履いていただきます。
ついつい、疎かになってしまう靴選び、履き方は根気よく何度も繰り返すことになります。
でも、気がつけば学んだ方が知り合いに伝えて良い広がりが生まれます。
継続は力なのだと実感できます。
初回の最後にそれぞれの感想を聞いて見ました。
楽しい!という感想。
楽しいから続けられる。
人生100年、今年も健康に過ごせますように!
今年もよろしくお願いいたします。

シューフィッター 池川成子

posted by k-burogu at 09:21| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする