毎月1日は、悪魔のトリセツです。
さて、今回のタイトルは、不思議な言葉です。
「良いヒールの」?はて?何のことでしょう?
この言葉は、英和辞書で、「お金持ち」と訳されていることが多いそうですが、ニュアンスは少し違うそうです。
「上品な」というニュアンスの意味で、それは、その人がお金持ちかどうかと言うより、良い教育を受けて、正しい知識を持ち、造りの良いヒール(パンプス)を履いているということだそうです。
確かに、昔なら、良い教育を受けて、造りの良い靴を身近に持てる人は、お金持ちに多かったのかもしれません。
誰でも充分な情報を手にする環境にある現代では、お金に関わらず、知識も靴も情報も、自ら選び取ることができます。
ネット通販でも、お店でも、魅力的なハイヒールに溢れています。
知識と教養で、それらを上手に履きこなして下さい。
「well heeled 」な人なら、「悪魔のトリセツ」を充分に理解し、きれいな姿勢で、楽しく、安全に扱えるはずです。
上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ
永田聖子