2019年10月01日

悪魔のトリセツNo.108 煩悩には、上手に乗っかりましょう‼️

 みなさん、こんにちは。 
 毎月1日は、「悪魔のトリセツ」をよくお読みになり、上手に「悪魔」をコントロールして下さると嬉しいです。 

 さて、この連載も108回を迎えました。 
 応援してくださった皆様に、また、この共有ブログに誘ってくださった主宰、大木金次さんに、そして共に執筆するお仲間のみなさんに、心よりお礼申し上げます。 

 ところで、108と言えば、「煩悩(ぼんのう)」の数といわれます。  
 私たちの心を悩ませる、108の欲望を、仏教では、そう呼ぶそうです。 
 ハイヒールやパンプスを着けるとき、歩くとき、私たちは悩みます。  
 途中で痛くならないかなぁ? 
 疲れるかなぁ? 
 綺麗なハイヒールで、他の人のように綺麗に優雅に歩きたいのに、なぜ私にはできないのだろう? 
 このお洋服には、ハイヒールでないと似合わないのに! 
 会社の決まりではないけれど、一人だけ違う靴ではオツボネさまに怒られるかなぁ? 等々。

  集約すれば、パンプス、できればヒールの高いものを難なく履きたい!歩きたい!でしょうか。 

 
 私がハイヒールパンプスを履いているとき、とても嬉しそうに、楽しそうにしているはずです。なぜなら、
 トリセツを心得ているからです。 

 そのひとつは、楽しむこと!
  パンプスを履きたい!という気持ちは、モチベーションになります。 
 パンプスを履くときは、楽しんで、喜んで履いて欲しいと思います。 

 もうひとつは、無理をしないこと。 嫌々ながらパンプスを着けるなんて、悲しいことです。  勤め先の人事部に、制靴ではなく、レザースニーカーで働く届け出を出して、履いています。 
 動きやすい靴で、足の趾にダメージを溜めないようにしているので、パンプスでダメージを多少受けても、回復が早いのです。 

 更に、体幹を鍛えること。
 身体の芯がしっかりしていると、姿勢が崩れにくいので、余計な力みがなく、足も足の仕事に集中できます。 

 そして、足の踵と、靴の踵が、離れないような靴を選ぶことです。
 靴をコントロールしやすいので、歩きやすくなります。 

 今回は、今までのブログに、何度も書いた事を、まとめたような内容になりました。 
 これからも、同じような内容でも、表現を変えて、皆さんに伝わるようにしたいと思います。 

 さて。
 初心に返りましょう。 
 パンプスを「悪魔」と呼ぶなら、その悪魔を上手に操って、手懐けましょう。 
 でも、本当の「悪魔」は、他にあることを、根気よく伝え続けて行きたいと思います。 

   上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ      永田聖子 
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2019年10月05日

足と靴の科学を知ってほしい

先日、保健センターにおいて「足の骨格に合わせる靴選び」と題して話をする機会がありました。 参加者は50名ほどでしたが、多くの方から「今日の話は初めて聞く内容ばかりで目からウロコでした」という反響をいただきました。
内容の一例をあげると、靴の腰回り(かかとまわり)はどうして硬くできているのか? なぜ靴ひもを締めると歩きやすいのか? つま先余裕が必要な訳? カップインソールの機能、など靴のフィッテングに欠かせない重要なポイントばかり。

日本は科学の先進国と言ってもよさそうですが、足と靴についてはいまだに「目からウロコ」という言葉が絶えないようです。 多くの方が50歳以上で今まで何十足もの靴を履きこなしているキャリア豊富な方ばかりなのに、足と靴の情報がどうして早く伝わらないのでしょうか。
図2 文化.png

そこで、足と靴の科学がなぜ広まっていかないのかについて考察をしてみました。 
まず足と靴に対する啓発不足が上げられますが、それ以前に、家に帰ると靴を脱ぐ習慣があること。 そこで靴による痛みも家に上がることで解消されやすい。 また交通機関が発達しているから。 マスコミに登場する足や靴の情報は最近こそ多くなっているものの、まだ他の身の回り品に比較して少ないこと。 書籍の販売店をみても靴の書籍がほとんど見当たらない。 図書館でも靴の書籍は数える冊数しかない。 

しかしそれ以前に、足に対する関心の低さにあるように思われます。 例えば学校のグランドに立つ二宮金次郎の銅像を見ると足が土の中に入ったまま見えないものがある。 身体の土台である足の重要さを知らされる機会があまりにも少ないのです。 
その上、学校ではいまだに靴を指定しているところがあるが、その根拠となる足と靴の学習が実施されていないところがほとんどです。 会社や役所などでも靴を指定するといったことが暗黙の慣習となっている。 
 
足骨格ほど巧妙にできている部位は少ないと言われます。 それだけに科学立国日本に足と靴を科学として学習する必要があり、足もとの意識レベルを高めたいものです。 足は身体にとって重要な土台です。

お金の話で恐縮ですが、ヨーロッパでは、靴にかける代金は将来への投資であると言います。
シューフィッター 大木金次



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2019年10月10日

高齢者の足と靴 良いこと・悪いこと

台風の季節になってきました。
最近は大きな台風、被害など気になることが多くなりました。
早い復旧を願うばかりです。
過信しないよう、台風対策もしておきましょう。

高齢者の足と靴も過信は禁物です。
冠婚葬祭用の靴は履く機会がないまま古くなっていきます。
いざ、履こうとすると履きにくい、歩きにくい場合が殆どです。

ちょっとぐらい大丈夫と履いて行き、帰りに痛い思いをする方も沢山おられます。
靴は古くなり、足は変化していますので、点検してから履く事をお勧めします。

「ヒールを切ってください。」とお持ち頂いた靴ですが、カットするとカーブも変わり履きにくくなります。
お断りする場合も多いのですが、今回は切ることにしました。
来店者は80歳代です。
お話を伺っていると、今後このパンプスを履かれる機会は、ほんの数回です。
ヒールを切って、今回何とか履けるのであれば、お客様のご希望通りにすることも良いのではないかと考えました。
でも、頻繁に履かれる可能性があるのに無理をするのも困ります。
結婚式など、ホテル内でだけ履く場合、多めにみて良いのではないでしょうか。
色んな、知識とそして経験を大切にしたいものです。
今回は悪いと分かりつつカットしてみたという事です。
IMG_6447.jpg

2歳の子どもが足で、おもちゃを掴んでいます。
しっかり趾で掴んでいます。
できれば、続けて欲しいものです。
足の健康がいつまでも続きますように!
正しい事をできるだけ実行するように、頑張ります。

IMG_6434.jpg


台風が過ぎ去れば、紅葉の季節がやってきます。
色んな所に、行ってみましょう。

上級シューフィッター  池川成子
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