2017年02月01日

悪魔のトリセツ No.65 ヒールを履く前に、大切なこと=自分の足で歩けること

ハイヒールを履くには、体力が必要です。身体をしっかり起こして姿勢を保持しなくてはなりません。
ハイヒールの、ブーツや甲に身体を受け止めるベルトなどがある靴を履くことでそのために必要な筋肉に刺激を与える事ができます。
以前、このブログにも書きました。

しかし、それだけでは不十分なので、もう一度、ここに書こうと思います。

それは、
「ゆっくり、じっくり、身体の声を聴きながら」
です。

筋力が乏しいのに無理をしようとすると、身体は筋肉を使わずに、骨同士のロック機能で姿勢を保持しようとします。
例えば、内股で立ち、骨盤を後傾させると、筋肉を使わなくても楽に立てます。膝も腰も背中も曲がりますが、楽はできます。
短い時間なら影響は少ないでしょう。しかし短くても頻繁にその姿勢をしようとすると、骨同士が軟骨を通してぶつかり合い、関節にダメージを与えてしまいます。ハイヒールに必要な筋力が、いつまでも使われないまま、関節にダメージを与え続けるだけになってしまいます。

もしハイヒールを履いて姿勢が崩れるなら、姿勢を崩さないで歩ける範囲に止めて置きましょう。

そして、普段、椅子に座っているときにも、背中を伸ばして腹筋や背筋を使うようにしてみてください。
上半身は、脚の動きを手伝ってくれるからです。

履き物を履かないで産まれてきた私たちです。本来は、素足のままで歩くことができる能力が備わっています。
しかし、靴なしでは生活すらままならない現代、靴が足の機能を制限してしまうことがあります。
便利な道具である靴ですが、使い方を間違うと、却って弊害をもたらすことがあります。

ゆっくり、じっくり、普段から少しずつ、筋力を鍛えることを続けてください。簡単なことで良いのです。無理のないよう、先ずは短い時間、背筋を伸ばしてみましょう。それが苦にならなくなってから、もう少し時間を伸ばし、上半身の力を付けるところから始めてみてください。

上級シューフィッター 永田聖子
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2017年02月05日

足の向き

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約80%はつま先をやや外側に向けた角度で歩いている〔両足の間で15度まで〕 足を平行にして真っ直ぐ前に向けて歩いているのは15%だけ。 2%の人がつま先を内側にむけて歩いている〔足趾(そくし)内反〕
15度を超えて外を向いている場合は、歩行時の足の向きに欠陥含みと考えられ〔足趾外反〕医学的手当てが必要かもしれない。
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〔写真は足の向き・・・母親と娘三人〕
『歩くときの足の向きは多分に遺伝の問題で無理に矯正したり、真っ直ぐ前を向くだけを唯一の基準と定めたりすることは、誤りの根拠のない判断を導きだすもとになりかねない』〔内容・資料とも書籍・プロフェッショナルシューフィッティング 日本製靴(株)から〕

上記の割合はアメリカの資料、日本ではどんな割合になるでしょう?  足の向きの角度について広く調査した資料はあるだろうか。

上記にも指摘されているが、日本でも一般的に両方の足が平行で、つま先が真っすぐ前方を向いているのが「よし」と思われている向きがある。  ともすると、うちわ歩行〔つま先が内側を向く〕より外輪歩行についていろいろと語られる向きがあるようだ。 特に高齢者の歩き方とヒール部分の摩耗についての話題は多い。 ただ足の向きを語られても角度まで話されることはほとんどないようだ。

日本では足の情報がまだまだ少ないのが実態のようである。 正確な足長サイズを知る人さえまだ少ないのが現実で、その他の数字等についてはこれからというところ。
教育の過程において足の足長・足幅の計測が実施されることが今の目標かもしれない。
シューフィッター【大木 金次】
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2017年02月10日

高齢者の足と靴

「健康」に関するテレビ番組も毎日のようにどこかで放映されています。
食は規則正しく、良いものを食べ、食べ過ぎない、運動も抜かりなくする。
そんな方は、体重も適度な体重になっていき、「良かった。良かった。」ということですが・・・・。
そんな時は良いのですが、ドンドン痩せていく方もいらっしゃいます。
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フットプリントを取ると、足も痩せています。
個性が、強くはっきりと足の形に現れます。
体重が減っていますので、足はさらに細く、さらに薄く(勿論、もともと、そんなタイプの足の方です)
足裏には、今までになかった胼胝ができ、甲に痛みを感じたり、膝に痛みを感じたりする時があるようです。
ずっと痛い訳ではないので、ほっておく。(どういう訳か、お医者様には行かない。)
靴もフイットしない状況が続きます。
大きすぎる靴は、買い替えが必要になります。もしくは、中敷などで調整した方が良いでしょう。
予防は好きだけれど、お医者様に行くのは、嫌いな方なのでしょう。

高齢者の足は、色んなトラブルが重なり合っています。
フットプリントの曲線は若い方と違って、歪な箇所が増えています。
他愛ないお話をし、素朴な質問をし、お求めのものをお聞きします。
少しづつ出てくる、不調のお話。
少しづつしか出てこない、不調のお話。
足の不調・身体の不調・心の不調
その中から、足のお話を掬いだし、対応させて頂きます。
足の色んな箇所への対応を考え、靴をお勧めし、諸々のお伝えは経験ある靴屋の方が良いでしょう。
解決する場所は、クリニックかもしれません。
ここ(店)ではないかもしれませんが、ご自身で気づいて、行動をおこして頂けるように努力します。
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「伝え方が9割」そんな本がありましたね。
積み木を使って説明する事も、あります。
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上級シューフィッター 池川成子

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