2016年10月01日

悪魔のトリセツ.57 センターを意識しよう


「センター(center)」
中央、中心、などの意味です。

お洋服をコーディネートするとき、靴はテイストの決め手になります。足を揃えて立つと、身体の中心の一番下に、靴の色が来ます。その上を辿っていくと、上には顔が来ます。
身体の中心をなぞるように、靴と同じ色や、同じ明るさ(暗さ)のポイントカラーを配置していくと、すらりとした印象のコーディネートかできます。

歩くとき。自分の正面の中心の前方に、例えば平均台くらいの幅のラインをイメージしてみます。
その平均台からかかとが落っこちないようにイメージしながら歩いてみます。
足運びは、身体の中央をたどり、しっかり太ももを身体の中央に寄せながら歩かないと上手く行きませんが、慣れてくると歩きやすく感じられるのです。
身体の重心がセンターに集まって、横揺れせずに、スムーズに、前方へ重心移動をすることができます。

お洋服の組み合わせに迷うとき、歩くことに疲れたとき、センターを意識してみてください。

上級シューフィッター 永田聖子



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2016年10月05日

靴は自分で調整するのが一番

幅を伸ばしてほしいとよく来店する。 ほとんど履いている(使用中)状態の調整ですが、中には他店で購入したものもある。 伸ばすだけですから気軽に引き受けるものの、短時間の調整では元に戻りやすく一時しのぎのようなことになりやすい。 
そこで写真のようなポイントストレッチャー(球環バサミ)やストレッチャーの購入を勧める。 しかし実際購入にいたることは少ない。 わざわざ来店するよりはるかに合理的では思うのですが、そう解釈する方は少ないようだ。
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靴の調整をお客様自身でやってほしいと思いながら、説明を加えながら調整をしている。 幅の拡張をしていくと、「そんなに伸びるんですね?」とか、「そんなに伸ばして大丈夫ですか?」などと心配される。 店頭で調整するのは、顧客に調整方法を覚えて頂きたいためである。 
アドバイスとして、一気に伸ばすより数回に分けて伸ばす、伸ばす位置には革など当てる、厚みのあるアッパー(甲革)は柔軟剤を吹きかけて行う、少なくとも3日ぐらいは入れておく、伸ばす位置にミシン目があると伸びにくい、多くの方は左右を伸ばすことが多いが、ストレッチャーは少し割高のため一台の購入で使い回しをしては、などポイントを付け加えながら調整をしている。
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ポイントより横幅全体を伸ばすときは、上記のストレッチャー(拡張器具)がいい。 足がむくむときついなど、僅かな調整向きである。 履き始めて15分もたたずにきついような場合は、このストレッチャーでは無理、修理屋さんなどに預けるほうがいいでしょう。 このストレッチャーを使用するときは、中敷きを1〜2枚敷くことを勧める。 手回しをしている金具の先が出過ぎてインソールを傷めることがあるためです。 また接着面がはがれないか、など慎重を要する。

ところで、自分で調整することがまだまだ一般的になっていないのはなぜだろうか?
調整の方法がわからないからでしょう。話をしながら顧客の前で調整をしてると記したが、多くの店では目に見えないところで行っているため、やり方を学ぶことができないのです。 また調整をして靴が壊れないか?などの不安もあるのかもしれない。このようなことが器具の購入にいたらない最も大きな要因なのではないだろうか。

外反母趾の調整などは遺伝の要素もあることから、一家に一台はほしい。 そして自分でやってみることである。 自分で調整をしていると靴の購入がさらに慎重になり良い靴に出合うことが多いものです。
シューフィッター【大木 金次】
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2016年10月09日

「足の健康とノルディック・ウォーク」


秋は、ノルディック・ウォークの講座が増えます。
「足の健康とノルディック・ウォーク」というタイトルでお話や体験をさせて頂きます。
ノルディック・ウォークとの出会いは2008年。
自分の健康も兼ねて始めた2本のポールを使ったウォーキングです。
ウォーキング時、足・腰・膝などの痛みを感じる方は、2本のポールが役に立ちます。
以前から「ウォーキング」が必要という状況の方の来店が多く、歩く時に適した靴を提案していました。
足に合った靴を履いても、痛み(足・膝・腰)を伴う方やふらつきのある方なども、2本のポールを上手く使って楽しい歩行タイムの確保を得ることができました。

また、健脚でよく歩く方は「速く」「たくさん」歩く方が多く、「速すぎる」「歩き過ぎる」ことになります。その上、加齢により疾患がでてくることも増えてきました。

平均寿命が90歳に届く、この頃です。
人生の後半、痛みを伴わないように努力したいと思います。

歩く講座では、事前に受講者に持ち物などのお伝えをします。
@動きやすい服装
A水分補給の飲み物
Bウォーキングシューズ
Cリュックサック(ポールを持つので)

Bの「シューズ」は大切です。
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靴のチェックポイントは幾つかあり、お伝えします。
その中の靴紐の結び方、時間があれば私が、受講者の方の紐を結びなおします。
解いて結ぼうとした時に、紐先がバラバラして穴に、入らない事が何度かありました。
そのため、最近では「靴紐」を幾つか持っていくようにしています。
(余っているような靴紐を用意しています)
靴紐を締め直し、歩いて頂くと気持ち良いことに気づき、歩くことも楽しくなるようです。
次回、靴を購入するときには、今までとはちがった意識で、選ぶ事ができるでしょう。
重さ・硬さ・フイット感なども自分に適したものを選ましょう。
「健康寿命を延ばすこと」、「生涯自分の足であるくこと」、「痛みなく歩くこと」などは、手間隙かけて獲得します。
「人間の立ち構えは、基本的にはその働きが足の裏に集約されている」
「人間がっ立っている時の、人体における地球との接面は、足の裏である」
( 平沢彌一郎著 足の裏は語る〜より)
2つの足の裏、2つのポールの接地面が身体の弱点を克服する助けとなるようにアドバイスします。
シューフッター 池川成子








posted by k-burogu at 23:24| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする