2016年06月01日

悪魔のトリセツ No.49 今、そのパンプスでなくてはなりませんか?


すっかり温かくなり、軽やかなワンピースを着たくなる陽気の今日この頃です。

ふと道行く人の足元を見ると、リフト=踵の先ゴムがかなり傷んでるハイヒールを履いている人、革が伸びて脱げそうに緩くなった靴を履いている人など、きれいなお洋服を身に付けているのに、 ガクガク歩いている人を見かけます。

メンテナンス状態の悪い靴なのに、無理をして履くと、足に負担が増します。

そのような靴を常用すると、足だけでなく、身体全体に悪影響を及ぼします。
そうならないよう、傷んだ靴はメンテナンスに出したいものです。
例えばリフト修理が終った靴は、まるで別の靴のように歩きやすくなっているはずです。

なんとなく疲れが抜けない時や、なぜか元気が出ない時は、靴をチェックしてみて下さい。そして必要なら、その靴はいち早くメンテナンスに出すことにして、今日は別の靴を履いて出掛けましょう。

お洋服と靴のコーディネートは、一種類ではありません。自由な表現で、個性を楽しみましょう。
歩きにくい靴より、歩きやすい靴の方が、履く人を美しく見せるのは確実です。

今日は、その傷んだパンプスで出掛けないといけませんか?

上級シューフィッター 永田聖子

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2016年06月05日

靴選び・・・同じ木型の靴でもデザインが違うとフィット感が違う

同じ木型の中に数種類のデザインが作られていることは一般的なことです。 日本人はサイズよりデザイン志向が強いと言われ、特に靴のデザインには妥協を許さないようです。 豊富なパターンを作り売り上げを期待していることもある。  同じ木型で売上効率を高めたい。 それはメーカーも小売りについてもいえることですが、そのため合う靴が少なくなるという要因にもなっている。

ところが、フィッテングをみると同じ木型でもデザインが違うとフィット感がずいぶん違うものです。 実はメーカーはこのようなことを経験的に理解し、デザインを起こしている。 履き口の浅いものから深いもの、またストラップのあるものないもの、革使いの違うものなど多様なデザインを考えている。 その結果履いて試すことで、フィット感の良い靴にお目にかかるというのも事実です。

デザインとフィット感については、『同じブランドでもフィット感は違うのですか? スミス・エバンス効果』と題して、
昨年〔2015 11 5〕当ブログhttp://shoefitter.seesaa.net/archives/20151105-1.htmlに投稿しています。 ご覧になってください。

デザインとフィット感という現実をみると、靴選びの大変さと共に、靴メーカーの経営の難しさが少し理解されるのではないだろうか。 ただメーカーの厳しさが解っても靴購入の際サイズに妥協できる人はいない。 足のサイズは100人100通りと言われているが、それでもメーカーは靴型を増やしたくない。 靴型は基本的なものですから、わずかでも異なればすべてのものをチェンジすることになり膨大な投資になってしまうのです。

『同じブランドでもフィット感は違うのですか?』 また 『メーカーが違うとサイズやフィット感が違うのですか?』 とよく店頭で質問を頂きますが、そのような大雑把なことではなく、フィット感に同じものがないと言ってもいいほどです。
デザインが違うとフィット感が違う、ということを念頭におき、じっくり履き比べて頂きたいのです。
シューフィッター 〘大木金次〙
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2016年06月10日

高齢者の足と靴

梅雨入り後、温度差が10度を越えることもありますので高齢者の方には辛い気象状況だと思います。
衣服での温度調整はこまめにしてください。
足の痛みやトラブルは、ご自身の足を上から眺め、横から眺めて自己判断で色々思われるようです。
テレビ、本、雑誌等で知る情報のどれかにご自身の足の状態を当てはめようとされる方が多いです。
ですが、やっぱり自己判断は危険な気がします。
痛みがあれば、お医者様に行って欲しいですね。
そして、シューフィッターのいるお店でアドバイスを受けてください。
特に足裏は見えないこともあって中々、分かりません。
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我慢を重ねていると、いろんな所にトラブルが起きるので注意致しましょう。

身体の状態が悪く、「しゃがめない」「紐が結べない」「マジックが止められない」という方も増え続けています。
仕方なく、ゆるい靴を履いて、すり足で歩く。
仕方ない・・・仕方ない事は沢山でてきますが、もうひと工夫致しましょう。
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この靴は、股関節のトラブルで「しゃがめない」方の為にリングをつけました。
よくある方法です。
リングを引っ張る棒も作りました。
この方法は以前にもお伝えしています。
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ホームセンターで売っている木の棒です。
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これもホームセンターで売っているフックを利用しています。
棒の長さを自由にする事ができます。
その方の状況に合わせた長さが大切です。
諦めないで、しっかりした靴を選び、しかりと履き、楽しく歩いて欲しいと思います。
暑い夏、温度差激しい気象にも負けないで、足の健康を維持しましょう。

シューフィッター 池川成子

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