2016年03月01日

悪魔のトリセツ bS3 既製品の良さと限界 (後編)

前回は、既製品の限界について書きました。しかし既製品には、フルオーダーには無い良さがあります。

それは、早い、安い、選べる、理想に寄せていける、ということでしょう。
早いとは、流行の旬を楽しめるということ。安いとは、流行で多く出回る素材が量産されるため、手頃な値段に生産できるということ。
既製品の靴は分担作業で造られます。一度にたくさん造られるので、一足当たりのコストが抑えられ、値段も手頃になります。

既にそこにある良さは、手触り、質感、足入れ、操作性、それらを一度にチェックできることです。

次に、出来上がりがその場で見られること、でしょう。沢山のデザインの中から選ぶ楽しさもあります。

フルオーダーの良さは、足に無理をさせずに済むことでしょう。しかしハイヒールパンプスは、理想の爪先の形をメイクアップする、コルセットです。
足そのままの形では、意味がありません。どこまで自分の足に無理が利くか、試行錯誤して造らなくても、そこにあるものから選ぶ事ができますね。あるべき理想に寄せていけるのです。
言い尽くせないことはたくさんあります。皆さんも、どうか、既製品、オーダーの良さを、上手く使い分けて下さいね。

上級シューフィッター 永田聖子
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2016年03月05日

銅像に足を入れて頂きたい

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最近少ない二宮金次郎の銅像・・・元小学校のグランドに立っているものですが、このような銅像に何も感じない人が多くなっているようだ。
 
「日本の銅像は足のないものが多すぎる。 絵や掛け軸なども同じような傾向にあるが、どうして皆無頓着なのか?」と指摘されたのは整形外科医である。 20数年も前「靴を考える会」においての話であるが、足のない銅像が日本に多いことを啓蒙されているのです。

バチカン宮殿には男性の外反母趾の大きな立像があった。 銅像の前で突然「昔から外反母趾はあったのだ」と私に語った教育大の名誉教授。 サンダルか裸足の時代に、すでに外反母趾の症状があったのです。その瞬間、教授と目を合わせ意気投合をしたものです。 

シューフィッティングの際、イスに掛けながら男性でも足もとを後ろに引っ込める人がいる。 人の前で足を出すことに失礼な気がするという人は多い。 このような所作は日本人のすばらしいところである。 何にも共通する「おもてなし」の始まりかもしれない。
その延長が上記のような足のない銅像になったのかもしれない。

「足の上に頭がのっている」という教えを頂いたことがある。 そのような大事な一言が銅像にはまったくみることはできない。 小学校という教育の現場であれば、体の基本を再現して頂きたい。
重ねてくどいようですが、銅像や絵に大事な足を忘れないでほしいと願っている。〔5年ほど前にも同じような記事を投稿しております、あしからず。〕
シューフィッター 【大木 金次】
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2016年03月10日

「足の事、一緒に学びましょう」

10年ほど前から、来店されるお客様に糖尿病患者さんやメタボの方など多く、「運動したら良いですね」とお声かけしていました。
とは言うものの足の状況、膝や腰を痛そうにしておられる様子を目の当たりにすると「運動」は難しいように思いました。
浮力を利用した水中ウォークは効率よく、痛みも感じにくいのですが、近隣にプールがなかったり、高齢者の場合は冷えを感じたり、女性はお化粧の事など、できる方に制限があるようでした。
そんな時に2本のポールを使ったノルディック・ウォークを知り、皆さまにお伝えしています。
昨年ぐらいから「足の健康とノルディック・ウォーク」という事でお話させて頂く機会ができました。
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昨年に続き、2度目の開催です。
今回は、30名ほどの方が来てくださいました。
80代以上の方も受講くださいました。
高齢者の場合は軽い靴、とても軽い靴を探される場合が多々あります。
柔らかい靴も好まれます。
適度な重さや、硬さの靴を履いて歩くことが充分できる方は靴選びの時に気をつけなくてはいけません。
オーダーの靴ではなく、既製の靴の選び方です。
既製の靴の良さも知って頂き、効果のある履き方を繰り返し続けてもらいます。
「生涯自分の足で歩くための靴選び」をしなければいけません。
協力してくださる、保健師の方にとても感謝しています。
まだ、これから開催のところもあります。
楽しく、学んでしっかり歩き、日々の生活の向上に繋がるようにと思います。

シューフッター 池川成子




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