2016年02月01日

悪魔のトリセツ No.41 ピンヒールのリフト(先ゴム)のチェックをお忘れなく

細く尖ったピンヒールは、とても魅力的。美しい姿勢で歩くためにも、メンテナンスをお忘れなく。

小さな面積で、地面の衝撃と体重を受けるヒールの先ゴム(リフト)が片減りすると、靴のカウンター(かかと回りを支えているガードレールのような、芯の部分)ごと、踵は大きく傾いてしまいます。
すると、足の裏を支えている、靴のシャンクに、大きな負担が掛かります。
「靴の背骨」と呼ばれる大切な部分ですが、耐えきれなくなって、捻れてしまうのです。一旦捻れてしまうと、元通りになりません。それどころか、歩くほどに、ますます捻れが進んでいきます。
相当歩きにくい筈ですが、人の身体は優れていて、それなりに身体は対応して、足首に負担を掛けながらもなんとか歩けてしまいます。しかし、その歩く姿は傾いて、「ハイヒールで颯爽と」という姿からはかけ離れ、残念なことです。
どうか、そうならないうちに、時々ヒールの先ゴムをチェックしてください。

ピンヒールに限らず、ヒールの先ゴムを打ち直したとたん、劇的に歩きやすくなった、という経験をお持ちの方は少なくないことでしょう。

そして、ヒールの修理は必ず靴は両足で持ち込みましょう。ヒールの高さを揃えてもらわなくてはなりません。両足揃えて修理に出しましょう。

修理屋さんでは、空いていれば数十分で打ち変えてもらえます。料金も、見積り無料。たいした金額でもないはずです。
お気軽に、修理屋さんに相談してみましょう。

上級シューフィッター 永田聖子
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2016年02月05日

「歩容」からみえること

面接の際「ドアを開けイスに座るまでの歩容で80%が決まる」と言われたのは原田碩三先生(兵庫教育大学名誉教授)である。 歩容にはその人のすべてが包含され、歩容に同じ人はいないということがいえる。 
一般的には歩く後姿で誰であるかが解ると言われるが、50メーターほど離れると特に解りやすい。つまり足先から頭までを一つの姿としてとらえることができ、不思議なことに近すぎると全身を瞬時に把握することは難しい。写真の立ち方から想像するのですが、何か目的に向かっているように感じる。皆さんはいかがですか 
DSC03075.jpg 縮小済み 2.jpg最近は個人認証の方法として、三次元データ解析で歩容が区別できるようになった。 世の中の進歩はめざましいが、それでも人の目はそれ以上ではないだろうか。 
ただ他人の歩容を口にする人は決して多くはない。 それは自分の歩く姿を評価されることにいい気分をしないからです。 だから他人の歩容について口を開かないのでしょう。

ところで歩容とは、歩いている時の身体運動の様子を指しており、見た目に表れる歩き方です。 体の歪みも関係している。 日常生活で姿勢に気をつける方が多くなっているが、歩き方まで気にされる方は少ないと思われる。 それは自分の歩き方は自分では解りにくく、言葉にならないからなのでしょう。 それだけに歩容についての指摘は家族内のアドバイスが重要になる。 
余談ですが、「歩様」の場合は競馬用語で馬の歩き方を指しているといわれる? 主に四足(四肢)動物の歩き方に用いているようだ。

歩容に大きな影響のある「あおり歩行」。 その歩き方は踵の接地後、第五趾側に、そして第一趾〜二趾、三趾等で蹴り返しをする。 このような足の動きは人だけと言われている。
ただ足に僅かなケガや痛みがあってもこの「あおり」が崩れていくように思える。 このようなことは多くの方が経験していることでしょう。
前に歩いて行く人の跛行(片足を引いて歩いている)する姿をみて、『ケガをした足が左右のどちらかな?』などと、ちょっと考えてみる人はいるだろうか。  
例えば、右足の外くるぶし回りに痛み(長・短腓骨筋など)が出ると、意外なことに右足のほうの歩幅が広くなることが多いようだ。 腓腹筋などの痛み、また前足部にタコがあるとき、腰回り〔踵回り〕に痛みがある人の歩容はどうだろうか?  歩容をみて足の痛みが解るのは、ドクターや理学療法士ぐらいではなかろうか。

足の痛みに加え、その時の気分でも歩容は敏感に反応し、立ち姿でも清々しさや勢いを感じないときがある。最近若い人でも腰が伸びていない人を多く見受ける。
靴の話ですが、足の骨格に歪みや痛みが生じたとき自分で歩容を調整することは難しいが、靴の調整も大変難しい。それだけに、足や靴に関心を持ってほしいと願っている。〔写真は与謝野晶子 像(堺市・南海線堺駅)〕
シューフィッター【大木 金次】
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2016年02月10日

生活歩行

暖かい日と寒い日の差が激しいようで、インフルエンザも今年に入り猛威を奮っています。
うがい、手洗い、予防注射とそして常日頃の健康な身体作りが大切ですね。
免疫力の高い身体作りは良い靴を履いて、しっかり動くこと!
動くことの一つに「歩行」があります。
家の中、屋外とどちらにしても立って歩くので靴(履物)が大切です。とは言っても家の中で履くものはいい加減な選び方をする方も多いのです。
家の履物もしっかり選んでください。
外出の少ない主婦の方は家の中での歩行時間が長いので、注意しましょう。
日本では靴を脱ぐので、靴の変わりにスリッパをお勧めします。
履き心地もよく、痛みを軽減する時も多々あるのですが、困った時もあります。
スリッパを履いて、たまに床が黒くなることがありのです。
床材のワックス状況でおこるようです。
新しいお家の場合や床にワックスを塗った場合に見受けられます。
お家の床を見せて頂き、底材を替えます。
そうする事で、床は黒くならず気持ちよく履けます。音も静かになります。
tn7.jpg
手間と費用が掛かりますが、床材を傷つけてはいけません。
足に良い履物を履き、家でもドンドン動いてみましょう。
わざわざのウォーキングも大切ですが、生活歩行に意識を向け、綺麗な歩容で生活してみると色々な変化が出てきます。
一度、試してください。
家の中での歩容を意識するのです。
強い身体作りに繋がります。

残念な事に私自身もインフルエンザにかかってしまいました。
注意することがもっとあったのではないかしらと反省致しました。
心機一転、身体作りに心配りをしたいと思います。
予定していた視察旅行は行けなかったのですが、お土産を送って頂きました。
店名の入った木靴です。
元気のでる黄色の靴
この靴をデスプレイして、足の健康、身体作りを忘れないようにしようと思います。
9securedownload.jpg
皆さまが健康に過ごされるようにお声かけしようと思います。
黄色の木靴、店頭に飾っています。
お近くにお越しの時はご覧くださいませ。(24.5cmです。)


シューフイッター 池川成子


posted by k-burogu at 00:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする