2016年01月01日

悪魔のトリセツ No.39 靴はストックに置いておかないで

明けましておめでとうございます。

皆様には、今年も健康な靴環境でいらっしゃいますよう、お祈り申し上げます。

さて、お正月といえば、バーゲンのシーズンです。欲しかった靴が、お手頃に値下がりして、手に入れやすくなる頃です。

バーゲンでは、サイズや木型の相性の問題や、たまたま縁がなかった事で、ご主人様に出会えなかった靴が並んでいます。
今まで見かけなかったデザインなども、一挙に店頭に並びます。

ついつい、テンションが揚がってしまいますが、ここで冷静に。

お店はお客さんでごった返し、試しに歩いてみるスペースすらないかもしれません。店員さんも忙しくてなかなか捕まりません。でも、負けないで。
試着して歩いてみる、動いてみるというプロセスは、省略しないでください。

そして、よい靴を手に入れることができたら、その靴を早速履き馴染ませて、使ってください。次のシーズンのストックに買う人もありますが、時間が経つと足は変わってしまいます。靴に使われている靴底の素材など、革より早く劣化が進みます。お得に手に入れた靴ですもの、元を取りたいものですね。

上級シューフィッター 永田聖子
posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新年の慶び

新年明けましておめでとうございます。
年齢とともに、子どものときにはない新年のうれしさを痛感いたします。 これも健康であればこそです。 そしてお互いに喜び合える、これほどのすばらしさはありません。

ところで常日頃から多くの方に「シューフィッターが語る足と靴」のブログをご覧頂いており、心からお礼を申し上げます。 
現在6名のシューフィッターによって投稿していますが、それぞれのテーマは様々でございます。 それは、同じシューフィッターでも考え方や専門とする業務内容が違うことにありますが、しかし最終的には皆さまの健康と活気のある豊かで毎日の目標が達成できることにいきつきます。 

ブログをご覧頂いている通り、足と靴のテーマは終わりがないほど多義にわたります。 これは、足と靴が身体の最下位にあり、健康の源になっていることを意味します。
ずいぶん昔「足の上に頭や臓器がある」と教授頂いたことがあります。 ただ残念ながら道路や事務所を歩いていますと、その教えが全く逆になっている場合を散見します。 そのようなことが長く続くと結果的に足や靴で苦労するはめになることが予想できます。

そこに、単純ながらとても難しい「履き分け」という考え方と毎日の「履きかた」が入ることになります。
その大変さを少しでも軽くするため、そして靴を楽しみ楽しい生活をエンジョイできますよう本年も情報の発信に努めてまります。 
ブログについての忌憚のないコメントやご意見なども頂けますと大変うれしく思います。 

なお全国で活躍している「足と靴と健康協議会(http://www.fha.gr.jp/index.php)」が認定しているシューフィッターの氏名と店名がインターネットで検索できます。 ぜひご覧頂きご来店頂けますようお待ち致します。

この一年も当ブログにどうぞよろしくお立ち寄りになってください。
シューフィッター【大木 金次】 
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2016年01月05日

足や靴に対する「ことば」の使い分け

靴生活や靴選び、シューフィッティングの中で交わされる「ことば」について、何かおかしい?と思われることを考えてみたい。 

靴売場の店頭で、「サンダルは裸足(はだし)で履きますか」とよく話をしている光景をみるが、裸足ではなく「素足で」という言葉を使ってほしい。 素足とは履きものを履くことを前提で使う、また家の中で使うことばであり、日本人の細やかで優しさのあふれた表現なのである。 おそらくこのような違いを区別して使っている国はないでしょう。 それだけに大事に使っていきたい。 裸足とは文字通り地面に直接立ったときに使われる。

靴購入の際試し履きをするが、販売員は「片足(かたあし)を持ってきます」という言葉をよく使っている。「かたあし」ではなく、「かたそく」または「もう一方の靴」という使い分けを願いたい。 最近は「かたそく陳列」が一般的になり、「かたあし」ということばを使う頻度が高まっている。 
子どもに対して「もうかたあしはどこにいった?」と玄関で言っている親が多い。 子どもは大きくなり、そのまま「かたあし」と使ってしまうことになる。習慣とはおそろしい。

「靴墨(くつずみ)」という言葉がまだまだ日常の中で使われている。 そろそろ「靴クリーム」と言ってほしいものである。 この頃「墨」というものが余り目にすることが少なくなった。 
しかも「墨」ということばには「黒」また「黒い」というイメージが残る。 時には「クリーム色の靴墨をください」などと使っている人にお目にかかる。 もう「靴墨」の時代ではないと思われる。

「つま先にキズが入ってしまった」などという人が意外に多い。  つま先は足の先端で足ゆびあたりのことである。 足と靴が混同して使われており、電話などで話されるとどの部分のことか混乱することがある。 「靴のトウ先」または「トウ先」と表現してほしいものです。

同じく足と靴が混同して使われていることばに、「踵を踏みつけないで」と話す人が大変多い。 「履き口を踏みつけない」または「腰回り」などのことばを使ってみてはどうだろうか。

「足底(あしぞこ)が傷んでいる」または「靴底が傷んでいる」という方がいるが、どの部分を指しているのか解りにくい。 「中底」「中敷き」、地面に接する「表底」などとはっきり区別をして使って頂くと解りやすい。

靴文化の向上には、足回り、靴回りのことばをはっきり使い分けすることが欠かせない。
シューフィッター【大木 金次】
posted by シューフィッター at 00:00| Comment(2) | 足と靴の環境 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする