2019年11月15日

The body whispers words of wisdom  No.2 驚きの体験!

 みなさん、こんにちは。    
 身体の、小さな声に耳を傾けてみましょう、と始めた新連載、今回は、ヨガの体験を報告します。 
 
 私は「日本姿勢と歩き方協会」で勉強しましたが、その中で「正しい姿勢」が出てきます。  
 通っているジムではヨガのメニューもありますが、その中で出てくる、「タダ・アーサナ」という、まっすぐ立つポーズが、その姿勢の取り方とほぼ同じです。 
 それが、ヨガに興味を持つきっかけとなりました。 

 それから、フィッティングをしていると、 「一番ワタシにぴったりなのはどれですか?」 「正しい歩き方って、どうするのですか?」 と、一つの正解を求める人が多い事に気づきました。 
 私は、人体は常に変化していて、一瞬たりとも全く同じ状態にはなり得ないと考えています。 
 いついかなる時でも対応出来るよう、人体はとてもフレキシブルになっています。 
 それに対して、答を一つだけ探るなど、無意味に思えました。 

 そして、「悪魔のトリセツ」でも時々書いていますが、ハイヒールを履きこなすためには、それだけの体力も必要なのに、皆さん、自分の体力はさておき、歩きやすい靴を求めて、迷っています。  

 ところで、ヨガの勉強をしようと思ったとき、どのように学ぶか模索していました。  YouTubeでも、本でも勉強できますし、近頃「ホット・ヨガ」をよく見かけます。 
 ヨガの認定資格の団体も乱立していて、どれを選ぶか困ってしまいました。
  たまたま縁あって、通える場所に素敵なヨガのスタジオを見つけたので、そこの体験レッスンに行ってきました。 

 
 さて、ご存じの通り、ヨガには様々なポーズが出てきます。 
 私の考えるヨガとは、そのポーズを作ることではなく、そのポーズが作れる身体を作る事です。 
 とはいえ、私たちの身体には、元々個人差があり、歳を重ねて行くうちに、身体の変化がその個性に拍車をかけていきます。
 靴のフィッティングの仕事を通して、外反母趾やO脚、ヘルニアやリウマチなどで、身体のパーツが変形し、関節や骨が不可逆的に変形した人も沢山お会いしました。 
 その、全ての人に、同じポーズに到達するのを目指すのではなく、その人の、その一瞬の状態にあわせて、最適に対応できる状態を作る技術を身に付けるお手伝いをしたい、とも考えています。 

 ハイヒールは、必ず、爪先の自由を奪い、身体にダメージを与えます。けれど、知識と技術を持ち、回復力の強い身体を持つ人なら、上手に楽しむことができるはずです。 

 サロンの体験は、驚くべきものでした。 
 そのインストラクターさんは、どうやら私の思いと似ているようです。  

 上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ   永田聖子
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2019年11月10日

高齢者の足と靴 ”まだまだ伸びる健康寿命”

11月立冬を迎え、寒さ対策も始まります。
風邪予防のために、予防注射やうがい手洗い等、抜かりないようにしたいものです。

2012年私は介護福祉士の資格を取得しました。
仕事や家庭と勉強は中々大変でした。
その勉強をしている時に一番驚いたのは、「健康寿命」の事です。
私が住む大阪府の成績が悪い事に驚いたのです。
超高齢社会に突入した日本は短い期間に多くのことを知り、対策を取らなければいけない状況である事を知りました。
何かの決まりの中での工夫や、心配り、忍耐強い国民性ではありますが、新しいことへの想像力や挑戦する勇気は今一つの感じを受けます。
自身の経験から「生涯自分の足で歩く」ことをお伝えしようと思い靴のアドバイスをします。
人生100年の長い人生を考えると、現在履く靴、今履く靴のことだけを考えるだけではなく、予防の為の靴や運動も必要だと思い始めました。

秋は、2本のポールを使ったノルディック・ウォークの講座が多く忙しい日々が続きます。
できる限り、足のお話をします。
時間の許す限り、測定をし、靴の履き方、歩き方をお伝えします。
今までにない感触を、足裏で感じ、背筋を伸ばして歩かれます。
継続が大切ですが、まず知ることが、感じることが大切ですね。

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歩幅が狭い方、通常より狭い方が病気に気づくきっかけになる時もあります。
歩けることで、外に出る機会が増え、お知り合いも増え、楽しみも増えるようです。

足・靴・歩行・・・だけではありませんね。
まだまだ、健康寿命を延ばす方法が、あるようです。
秋を楽しみながら、健康寿命について考えましょう。


上級シューフィッター 介護福祉士  池川成子






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2019年11月05日

玄関で靴ひもを締めない人があまりにも多い

021健康 骨格.jpg

「靴と健康」というテーマで講演を始めた直後、「今日 玄関で靴ひもを締めてきた人は?」と、挙手を願うとわずかに12名でした。
この話は先月のことで出席者は105名の中の話です。 挙手のあと、それでは「今、ひもの靴を履いている人は?」と伺うと何と55名もおりました。 参加者は50歳以上と思われるが、ひものついた靴の着用者が多い。
ただ靴ひもの機能が生かされず飾りになっている人がまだまだ多いのが現実です。 それでも、ひも付きのウォーキングタイプが歩きやすいという認識が定着しつつあるようですが、もう一歩靴ひもの効果が知れ渡っていないのが実際です。
図1.jpg 骨格へ テーピング .jpg

そこで足の骨格を示し、中足骨(ちゅうそっこつ)の説明と共に、その部分へのひも締めの効果について説明しました。 そして全員の方々に座ったまま片足だけ中足骨部にテープを巻きつま先立ちをしていただいたところ、力が入るのはテープを巻いた足であることに気が付いていただけたようです。
そこで座ったまま靴を履き、靴の踵部をトントンして、つま先を上げたまま靴ひもを前のほうからきっちり、特に中足骨部を締めることをお願いしました。 その後立っていただいたところ、大勢の方が改めてびっくりして会場は騒然となり、お互いに顔を合わせ感激される時間が続きました。
001 縮小済み 文化.jpg

以上のような実践は、新聞紙を敷きセロテープの用意などを含め相当時間を要します。 
靴ひもを締めるという単純なこと、話始めは小学生レベルの話かと思われていたようでしたが、骨格の話や足の軽さなど感覚の違いに気が付いていただくと、その重要さを理解いただけたようでした。
講演の副題は「足骨格に合わせる靴選び」と題して話をしましたが、毎回靴ひもを締めることを習慣にしてほしいものです。
付け加えて、ひもを締める面倒さを解消するために「玄関にはイスを置きましょう」と啓発をしています。
シューフィッター 大木金次
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