2025年、新年を迎え今年も「フットケアと靴」をテーマに、投稿させていただきます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年12月に「こどもの足を知る・診る・守る」という書籍が出版されました。
奈良県立医科大学整形外科 教授 田中康仁先生と、埼玉県済生会川口総合病院 皮膚科 主任部長 高山かおる先生が編集され、多くの医療者、靴の専門家、リハビリテーションの専門家など、こどもの専門職に関わる多様な専門職の方の意見が掲載されています。
(私は「靴下はどう選ぶ?」というページに寄稿させていただきました。)
こどもの足は成長に伴い、変化していきます。成長を守るのは両親や家族、またはこどもの教育などに関わる職種の方々です。
私もこどもの足を守りたいと思い、フットケアサロン経営が中心ですが、こどもの靴と足のカウンセリングもおこなっています。
「お子さんの足が気になるから」と、昨年7月にカウンセリングを受けていただいた1歳の男の子。
こちらがその時のフットプリントです。(2024年7月15日)
フットプリントを見ると足のかかとが気になります。
まだまだ成長過程ですが、まずは体を支えられるように、ブーツカットの靴を勧めました。
それから5ヶ月後、男の子は2歳になりました。
また足を見て欲しいと先日ご来店され、フットプリントを取って確認しました。
こちらがその時のフットプリントです。(2025年1月13日)
(*写真の撮り方で初回の写真より少し足の大きさが違って見えています。)
ほんの少しですが、以前よりかかとがしっかりと変化してきています。
こどもの成長は早くサイズは小さくなっていたので、同じようなブーツカットの足のサイズに合った靴に買い替えを勧めました。
これはほんの一つの例ですが、両親や家族、子どもに関わる職種の方々はしっかりとこどもの足の成長を見守っていただきたいと思います。
もちろんシューフィッターもお手伝いできると思いますので、是非ご相談ください。
2025年も「快適な靴と足」でお過ごしください。
マスターオブシューフィッティング&フスフレーゲマスター 藤井 恵
2025年01月20日
2025年01月15日
アレグレットのテンポで歩こう 2025年1月
1月15日のとんど焼きを終えると、お正月の行事が一段落し、日常が戻ってきます。
この度は長い連休でした。ゆっくりできましたか?
このブログでは、「歩ける身体造り」を意識してお伝えしています。
身体は硬い骨で支えられていますが、動かしているのは筋肉です。
硬くて強い骨どうし、関節で繋がり合っていて、その関節をまたいで筋肉が付いているので、身体を曲げたり、ねじったりできます。
だから、身体は関節部分で動きます。
便利な近代は、たいして身体を動かさなくても生活には困りませんが、もともと動くように出来た部分を動かしてメンテナンスをしておかないと、身体は効率よくできているので、要らない筋肉は省かれてしまいます。
いつの間にか、使わない筋肉は省かれ、萎縮してしまいます。
そこに急に大きな動きをして、瞬間的に大きな負荷がかかると、けがに繋がります。
それを予防するには、要らない場所も、ちゃんと使うことが有効です。
歩くことは、全身の運動になりますが、歩く機会さえ少ない便利な生活には、急な強い負荷ではなく、持続的で穏やかな負荷をかけて、身体が動くことを忘れないような工夫をしましょう。
ヨガや太極拳など、ゆっくり動く体操は、まさに持続的で穏やかな動きができます。
ウォーキングもラジオ体操も身体を良く動かせますが、それ以前の、準備運動や身体のメンテナンスとして取り入れるのにおすすめです。
いつでも、どこでも、道具の準備も要らないものなら、取り入れやすく続けやすいです。
ヨガはヨガマットがなくても、例えば水などを運ぶ段ボールなどを開いて代用できますし、状況によって無くてもなんとかなります。
今回は、身体が動く場所が決まっていることと、私がヨガを選んだ理由を書きました。
来月も、この話題を続けましょう。
上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ ・ヨガインストラクター
永田 聖子
2025年01月10日
高齢者の足と靴 2025年はどんな年にしたいですか。
ここ数日、寒い日が続き大雪のニュースが流れています。
被害が出ないように祈ってます。
「健康」に関する本やテレビ番組など多いですね。
その中で、一番少ないのが足の健康情報だと思います。
今年は、「足の健康」を意識してみませんか。
・靴選びは、着る服や、出かける場所に考えますが、自宅にいる時や日常履く靴の見直しをする。
・履く場所の見直しをして、玄関に椅子を用意する。
・必ず、足、足趾を素足の時に確認する。
・身体の痛み、歪みを再確認して、鏡の前で全身を見る。(足に意識を向けて)
・足裏に刺激を与える。
・片足立ちがどれぐらいできるか、確認する。
どの程度できたら良いかという事ではなく、まず自分自信の足の状態を知っておく事が大切です。
自宅にいる時間が長い場合に、履いてるのもが足にとって良い履き物でなければ、身体によくない影響が起こります。
しっかり靴を履くためには、履く時の場所が大切になります。
若い頃は片足立ちも平気だった方も、ゆっくり椅子に座って履く方がぴったりフィットして履くことができます。
一つ一つ丁寧にする事で、転倒のリスクも少なくなります。
足の状況に敏感になっていく事が大切ですね。
足の形や、痛み、見た目も含めて、諦めてはいけません。
「足の健康を意識する年」
ずっと、足の健康に意識を向けている私は思いつかなかったのですが、とっても良い目標だと思います。
お元気な方は、今の状態を維持する。
ちょっと困ったなと思ってる方は改善を目指しましょう。
素敵な一年になりますように!
シューフィッター 池川成子
被害が出ないように祈ってます。
「健康」に関する本やテレビ番組など多いですね。
その中で、一番少ないのが足の健康情報だと思います。
今年は、「足の健康」を意識してみませんか。
・靴選びは、着る服や、出かける場所に考えますが、自宅にいる時や日常履く靴の見直しをする。
・履く場所の見直しをして、玄関に椅子を用意する。
・必ず、足、足趾を素足の時に確認する。
・身体の痛み、歪みを再確認して、鏡の前で全身を見る。(足に意識を向けて)
・足裏に刺激を与える。
・片足立ちがどれぐらいできるか、確認する。
どの程度できたら良いかという事ではなく、まず自分自信の足の状態を知っておく事が大切です。
自宅にいる時間が長い場合に、履いてるのもが足にとって良い履き物でなければ、身体によくない影響が起こります。
しっかり靴を履くためには、履く時の場所が大切になります。
若い頃は片足立ちも平気だった方も、ゆっくり椅子に座って履く方がぴったりフィットして履くことができます。
一つ一つ丁寧にする事で、転倒のリスクも少なくなります。
足の状況に敏感になっていく事が大切ですね。
足の形や、痛み、見た目も含めて、諦めてはいけません。
「足の健康を意識する年」
ずっと、足の健康に意識を向けている私は思いつかなかったのですが、とっても良い目標だと思います。
お元気な方は、今の状態を維持する。
ちょっと困ったなと思ってる方は改善を目指しましょう。
素敵な一年になりますように!
シューフィッター 池川成子