2025年12月10日

高齢者の足と靴

今年最後の投稿です。
風邪が流行っていますので、お気をつけてお過ごしください。
楽しい事がたくさんある12月です。

最近多い調整がベルトの付け替えです。
金具を通してベルトを留めるスタイルがあります。
足の甲の辺りがしっかり留まると安定感がありますし、歩いていてもぐらつきが少ないですね。
でも、ベルトを留めるための動作がとても時間がかかる場合があります。
そういう場合はベルトを付け替えます。
スムーズに履くことができます。
長距離を歩く場合はしっかり留まってる方が良いのです。
でも長距離を歩く予定もない場合は、付け替えても大丈夫です。
ちょっとした調整で、靴を履いて出かける事がさらに楽しくなります。
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片手でスイスイベルトを留めることができます。
左手が使える、右手が使えるという場合もあります。
どちらも使える場合ばかりではないのです。

諦めないで、工夫して颯爽と歩きましょう。

シューフィッター 池川成子





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2025年12月05日

朝の体操はつま先余裕のある靴で

「靴と健康 ホスピタリティライフ」と題して講演をしていると、「どんな靴がいいのですか?」とよく質問を受けることがあります。 その時は「何をするときに履く靴ですか?」と目的を伺うことにしています。
 
今回はわずか10分にも満たない「朝の体操に履く靴」がテーマです。 
「わずか」と言っても足元(特につま先)の動きは全身に影響し大変重要なことです。 
DSC04526 つま先余裕 重要 後足部カット.jpg
体操を毎日続けている人はすでにご承知と思いますが、短い時間の中で「つま先を使う」ことが意外に多い。 それほどつま先の運動は重要で非常に大事なことです。 しかしその大事なことに気づいていない人が意外に多いようです。 つま先立ちの回数は体操の前半・後半とも4回ほど登場しますが、しっかりできている人が意外に少ないようです。 

朝の体操に参加している方の靴を見ると、つま先がつぶれていたり、さらにつま先余裕が少ないため靴のトウ先が汚れている人が意外に多く見受けられます。 さらにひも締めの緩い(ゆるい)人も多いようです。 中には靴ひもを締め直した形跡もない人も。 つま先余裕が少なくなるとジャンプ時に力が入りにくくなり、中途半端なジャンプやつま先立ちになってしまう。 同時に足もとの態勢が不十分になると左右の腕の上がりもしっかりせず、すべてが不十分になりやすい。

靴のトウ先の空間(つま先余裕)はわずかなものですが、ゆびが快適にしっかり動くために重要なスペースでとても大事なことです。

次に姿勢の話しです。
体操の開始前に「胸を開け大空あおげ」と歌っています。 この一言「胸を開く」ことで足の上がり方が十分になります。 ただ残念なことに胸を開くことを忘れたまま唱和をする人が意外に多い。 そのような人に限って靴のつま先余裕にも関心が少ないのはとても残念です。 

つま先がしっかり使われる環境(十分なつま先余裕)になると姿勢が起き、指導者のアナウンス通りの運動ができ、さらに強い発声も期待できる。
つま先余裕は15ミリから20ミリと言われています。 つま先余裕の中に幅や高さにも十分に配慮されることを期待します。 

朝の運動に履く靴を購入する方は、靴の売り場でつま先に力が入りやすい動作をしてみましょう。 ただその時は販売員に「つま先立ちをしてもいいですか?」と事前に了解を得てください。 
今回は朝のわずかな時間に履く「体操に履く靴」がテーマでした。 そして『継続は力なり』です。

シューフィッター 大木金次

 



  
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2025年12月01日

悪魔のトリセツNo.182 初めてパンプスを履いたとき

 パンプスを初めて履いたのは、いつだったか、よく覚えていませんが、おそらく仕事でだったと思います。

シンプルな黒いパンプスを履くのですが、パンプスとローファーの違いも知らず、立ち仕事だからヒールはぺたんこの、スニーカーの延長の感覚だったように思います。

子供の時からズックを爪先とんとんして履き、スニーカーも、たまには紐を結び直しますが、基本は結んだまま脱ぎ履きしていました。

仕事用パンプスにも特にこだわりはなく、安価なものを選んでいました。すぐに履き潰してしまうからです。

今にして思えば当たり前で、つま先を靴に突っ込んで、あしゆびの締め付けの少ない柔らかいものを選ぶので、すぐに緩くなってパカパカさせて歩き、踵で靴のカウンターを踏み潰してしまうのです。

そのうち、ベルト付きが歩きやすい事に気付き、子供用のメリージェーン(ベルト付きパンプス)が気に入りでした。


ハイヒールに初めて挑戦したとき、足慣らしもせずいきなり出掛けて、散々な思いをしたのを覚えています。あの酷い靴を買うときは、迷って1サイズ大きいサイズにしたと思います。

踵がガッチリ硬い、しっかりした造りの本革の輸入品でした。

一度履いたきりで処分してしまいましたが、知識があれば、ちゃんとサイズも合わせて足慣らしもして、使い道も間違わなかったでしょう。

あの靴は、酷いどころか、まだ知らなかった本物の良い靴だったのです。

もったいないことをしました。


ところで最近見かける小さいお子さんは、面ファスナーの、足の甲でしっかり足を留めるスタイルの靴を履いていることが多いと感じます。

きっと親御さんが情報を集めて勉強して、もしかしたらシューフィッターにも相談しているかもしれません。

そんなお子さん達がパンプスを履く頃は、ちゃんと知識を持って楽しく快適に歩いていることを祈るばかりです。


さて街中、クリスマスのムードで、ウキウキした気分を誘われます。

その次はいよいよお正月です。

パーティ、忘年会、新年会。何かとお洒落な靴を着けたい時の準備は、身体作りも含めて早めに準備したいと思います。


シューフィッター、ヨガインストラクター

永田聖子

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