2017年08月20日

世界の靴『フィンランド編』

8月も半ばを過ぎ、そろそろ9月ですが、まだまだ残暑が続いております。
今回は先日フィンランドにご旅行へ行かれた知人から靴の写真をいただきましたので、『フィンランド』を取り上げてみたいと思います。

フィンランドといえば思い出すのは、「ムーミン」。私も大好きなキャラクターの一つで、昔はTVでもよく見ていたような?気がします。それから鮮やかな色の大胆なプリント柄をデザインした「マリメッコ」ブランド、現代的な北欧デザインの食器で有名な「イツタラ」両方ともとても大好きで、湯飲み・コーヒーカップやハンカチはよく愛用しております。あと昔映画で有名になった「かもめ食堂」などなどいろいろとあります。
靴ではランニングシューズメーカーで「KARHU」(カルフ)フィンランド語で「熊」を意味する靴ブランドがあります。

面白いデザインの靴の写真をいただいたので紹介します。
フィンランド トナカイレザーの靴.jpg
こちらはトナカイの革を使った靴ですが、取り外しができるがま口の財布がついていて、とてもユニークなデザインです。

フィンランド ウサギのスニーカー グレー.jpg
こちらは最近注目されているそうで、ウサギをモチーフにしたデザインのスニーカー。履き口に耳がついていて、踵にはファーが。履いていて楽しくなりそうな靴です。

フィンランドはオーロラが見える場所でもあります。冬になると防寒の靴がたくさん出てくるのでしょうね。

来月も世界の靴をご紹介したいと思います。

上級シューフィッター&フースフレーガー 藤井恵

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2017年08月15日

悪魔のトリセツ No.78 痛いことは良いこと、痛みが無くなることに警戒心を。

痛みが無くなるのは、痛みの原因が無くなる時と、痛いことに慣れてしまった時です。

表題の「痛みがあることは、良いこと」とは、身体が異常を感じて知らせてくれることは良いこと、という意味です。

パンプスが痛いと言う人のなかには、「長時間履いていると、痛い」という人が多いようです。それ!身体の限界を越えていますから!

私たちは、たった2本の脚で、一対の足で、しかも引力に逆らって垂直方向に身体を支えているのに、更に足のゆびさきをまとめて、その関節部分でも、前進するときの加速を受け止めています。

パンプスの靴先のデザインは、爪先をメイクアップするので、当然、なかゆびからこゆびは丸めて整えて使うことがあります。歩行中の靴の中では「慣性の法則」が起こっていて、ゆびの関節は一歩一歩、加速を受け止めています。そのダメージは、だんだんたまっていきます。身体の痛みはそれを警告しています。

靴によって、体調によって、ダメージの限界は変化します。自分と靴の相性やその日の動きかたによるダメージを予想して、出掛け先によってヒールの高さや靴のデザインを変えるように、又は履き替えようの靴を携えてお出掛けになる事をお勧めします。

痛みをある程度は我慢できても、それが度重なると、身体に深刻な、快復しにくいダメージを与えてしまいます。痛みを感じたら、素直に身体の警告に従って、一休みしたり、足のアタッチメント=靴を替えたりしてください。
仕事に集中している時や、楽しい時間を過ごしている時など、身体は痛みを感じていても、神経システムがそれを伝えない場合があります。一時のことならばと思いつつ、それがいつものことになってしまわないよう、警戒を怠らないで下さい。

靴を使う側が管理や工夫を怠ったのに、トラブルを靴のせいにされてしまうのが残念でなりません。

パンプスは、ご主人様を美しくするために生れた、特殊な、愛すべきアイテムだということを、どうか忘れないで下さいね。

上級シューフィッター 永田聖子
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2017年08月09日

高齢者の足と靴 

”幼児の歩行と高齢者の歩行は似ている”
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赤ちゃんの足は、最初は土踏まずもなくペタっとした感じの足です。
何年も掛けて、足が形成されていきます。
最初から、完成されたものでない事は、靴や足のお仕事をしている方にとっては、当たり前のお話です。
とは言うものの、まだまだ、知らない方が多いのが現状です。

赤ちゃんの足は、土踏まずもなく、べったっとした足で、つま先立ちから、歩き始めまで数ヶ月掛かります。
足が成長し土踏まずもできてきます。
大人の足は、しっかりした足ですが、老化が始まると、土踏まずが崩れていきます。
本来の足の状態にまだなっていない幼児の足と、大人になって年月を重ねて不安定になっていく足は
似ている部分が多いので、歩行も似ているところがあります。
歩幅も狭く、左右の足間隔は広めです。
ペタペタとした歩行。
危なっかしいので、見ている方はハラハラします。
写真の足は、寝ている時に写したものです。
身体のバランスをとるために、交差しています。
まだまだ、バランスを上手に取れないので、色々な方法で気持ち良い状態を作ります。
この赤ちゃんが歩き始めるまでには、つま先立ちで歩行器で遊んだり、どこかに捕まってつま先立ちをしたり、一生懸命、歩くための準備をします。
その際の、赤ちゃんの足趾の力は大したものです。
一見、弱く見える足趾、力が入るのかしらと思いますが、いざ、つま先立ち状態になるとしっかり体を支えます。支えられるようになっていきます。
赤ちゃんの体は、柔らかくて、足は顔近くまで届きます。
身体の柔軟性があります。

高齢者の歩行と幼児の歩行は似ていますが、身体の状態は当然違います。
柔軟性もなく、足趾は力がありません。
外反母趾、強剛母趾、内反小趾、ハンマートウ、爪肥厚と足先の力がなくなるような足のトラブルが増えているからです。
足趾の力を強化して、柔軟性を身につけたいものです。
そして、靴選びを慎重にしなければいけません。
・軽い靴  ・柔らかい靴  ・安い靴  ・脱ぎ履きのしやすい靴、そのような事がポイントになる場合多いようです。
軽くて、柔らかい靴が必要な時もあります。
膝腰の痛みのある方にとっては、紐靴はやっかいで、脱いだり、履いたりがスムーズな靴を好むのは無理もありません。
ですが、軽すぎると安定感がなくなります。柔らか過ぎると、フラフラします。
しっかりフィットしていないと、正しく歩くことが難しくなります。
バランス良く、自分にあった条件の靴選びをする為には、色々な靴を知っておく事も大切です。
「高齢者の靴」と検索しますと、色々と出てきます。
ご自身では、難しい場合は、何方かに、頼むことをお勧めします。
高齢者の靴選びの相談役が、店頭にいるというお店が、とても少ないです。
近隣にお店がない場合の方が多いでしょう。
頼める方を探しておく事も大切になってきます。
高齢者だから、あまり歩かないから、靴選びがいい加減で良いという事はありません。
あまり歩けない、高齢者の靴選びは、赤ちゃんの靴を選ぶようにとても、とても大切なことです。
しっかりした靴で、歩きましょう。
暑い夏も、乗り切れます。
シューフィッター 池川成子






posted by k-burogu at 04:58| Comment(0) | 靴と足 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする