2019年06月25日

マスターオブシューフィティング 最上級シューフィッター養成講座

いきなりですが、この共有ブログを書いているのは全員シューフィッターです。
そしてシューフィッターには3つのグレードがあります。まず最初に受けるのが初級シューフィッター。プライマリーシューフィッターと呼ばれます。
次のグレードがバチェラーオブシューフィッティング、いわゆる上級シューフィッターです。
基本的にシューフィッターの最高グレードはバチェラーですが、実はさらに上のグレードがあります、それがマスターオブシューフィッティング、最上級シューフィッターです。

シューフィッターの資格ができて30年以上になりますが、このマスターコースは一度しか開催されていません。バチェラーを教える先生がいないのです。

ところが何と今年、第2回マスターコースが開催される事になりました。3日間のスクーリングが年に4回、それが2年間です。合計24回のスクーリングに加え毎回の宿題をこなし、最後は試験に合格してマスターになれるというわけです。
もちろん受講料も高く悩みましたが、おもいきって受けることにしました。嬉しいことにこのブログ仲間の藤井恵さんも一緒です(^^)

今月初旬に第1回のスクーリングが開催され、全国から29名のメンバーが集まりました。そうそうたるメンバーです。

解剖学の講義から始まり足の細かい計測、足形の石膏取り、最新の機械による足の測定体験,など実習も多く興味深かった。今後自分の足にあった靴を2足製作します。

今回の講義は
「体表解剖学概論」「生体解剖学概論」「シューフィッテイング概論(計測点)」「製靴のための足型計測」「足型採取実習」「底ゲージ作成と石膏型チェック」「靴型と靴型設計の基礎知識」「パンプスメソッド研究所での計測デモ」
盛りだくさんでした。

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スクーリング内容も良かったのですが、参加メンバーとのお話しも楽しかった(^^)
靴と足の話を深く話し合うのはものすごくワクワクしますね。

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2021年の春までスクーリングは続きます、何とか脱落しないようがんばります。このブログで勉強した内容を今後少しずつご披露したい思います。

上級シューフィッター&健康ウオーキング指導員  林 美樹
posted by ミッキー at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

フットケアと靴 No:10

フットケアのお店を5月にオープンして1か月がたちました。フットケア専門店ですが、「靴と足のカウンセリング」もやっております。カウンセリングは「フットプリント」、「足のサイズ計測」をして、足に合った靴のアドバイスをします。一番大事なのは「足に合った靴」ですが、意外にルーズなのが「靴ひもの締め方」です。

日本は靴を脱ぎ履きする生活環境のため、ついつい紐を結んだまま脱いだり、履いたりします。そのため紐は緩めに結んでいる人を多く見かけます。

「靴紐を正しくしめる」だけでも靴を快適に履くことができます。

シューフィッターが締める紐の締め方にはコツがあり、いつも紐を締めなおすと「ぴったりする」「靴が軽い」「フィット感がある」などなど驚き感動して、靴紐の結び方に興味を持っていただく方が多いのです。

先日もフットケアの時に指先の胼胝(べんち(タコ))ができやすかったので、フットケア後に靴のサイズをチェックしました。足長(そくちょう)は爪先にはちゃんと捨て寸の余裕があり、靴のサイズには問題がなかったのですが、ファスナーで脱ぎ履きされているため、靴紐がゆるくなっていました。少し踵周りの細い方なので、靴のかかとを「トントン」して、爪先を上げたまま靴ひもを締めました。そうするとより足にフィットします。「とても履きやすくなった」と喜んでらっしゃいました。

爪先にタコが出来たり、爪の色の変化(特に茶色く変化)した時など、まずは靴のサイズチェックをしますが、紐の結び方や、靴と足の形などもよく確認してください。

梅雨の時期、湿度も高くなりますので、蒸れた足のケアも大切です。家に戻ったら手洗い・うがいのように「毎日足を清潔にする」心掛けが必要です。

「靴紐をちゃんと結ぶ」、「足を清潔にして保湿する」ことは歯磨きのように毎日の習慣にしてほしいと思います。

上級シューフィッター&フースフレーゲリン 藤井恵

posted by ベーター at 02:16| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

Leather Reveal No.18 湿気と直射日光を避けて

 みなさん、こんにちは。 
 レザーソムリエの永田聖子です。 
 さて、今年の関西は、例年になく梅雨入りが遅れていますが、そろそろではないでしょうか。
 このシーズンは、空気中の湿気が増し、微生物が活発に繁殖し、革に、カビが生えやすくなります。 
 カビが来てしまったら、美観を損なうだけでなく、独特の臭いにも悩まされます。
 革の繊維の中にも根を張っているので、表面を拭き取っただけでは解決しません。 
 衣替えも終わって安心していたら、夏の終わりに久しぶりにブーツを出してみてビックリ、ガッカリとならないように、なんとかカビが生えるのを阻止したいところです。
  ところで、カビが靴に繁殖するために必要な要素は、3つあるといわれます。 
 @水分 
 A栄養 
 B適度な温度 
 
 梅雨の頃は空気中の水分が増えます。 
 特に靴の中には、人体から出た脂などで、微生物の栄養になるものが、たっぷり含まれています。 
 私たちが過ごしやすい気温は、カビにとっても同様です。 
 3つの要素中で、最もコントロールしやすいのは、水分でしょう。 
 シリカゲル等を靴箱に入れて、湿気を避けてください。
 お天気が続く頃に、靴箱を換気したり、靴を風に当てるなど、対策をしてください。
 この時、直射日光は避けてください。
 紫外線で革が色褪せしたり、熱せられて革が乾いてしまうのです。
 また、ウレタン底など、空気中の湿気や紫外線などで劣化する素材で作られているパーツもあります。
 風通しの良い場所で、陰干ししてくださいね。  
 これからしばらく、じめじめとした日々が続きますね。
 私の住んでいる明石市は、タコで有名です。   麦秋の頃、梅雨の雨を飲んだタコは美味しく旬を迎え、「麦わら蛸」と呼ばれます。
 不快指数たっぷりの毎日ですが、自然の恵みも連れてきてくれます。  
 上級シューフィッター・ウォーキングマスター・レザーソムリエ      永田聖子 
posted by kemix4 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする